Story 取材記事

探し求めていた、丈夫で暖かい、コンパクトな家 小樽市・Mさん

オーナーさんが長年求めていたのは、耐久性があり、省エネで暖かい家。アシストホームがその希望に応えるとともに、居心地の良さや家族の使い勝手を考えた工夫がいっぱいの家が出来上がりました。

Mさん宅の外観。隣の駐車場が一段高い位置にあるため、基礎を高く
Mさん宅の外観。隣の駐車場が一段高い位置にあるため、基礎を高く
玄関の脇にはスキーを乾かすスペースが
玄関の脇にはスキーを乾かすスペースが
大きな鏡がある広い洗面所
大きな鏡がある広い洗面所
2階は勾配天井。壁の高い位置から、窓で光を採っている
2階は勾配天井。壁の高い位置から、窓で光を採っている
リビング。この壁はテレビスペース兼ギャラリー。そしてその裏側は次の写真
リビング。この壁はテレビスペース兼ギャラリー。そしてその裏側は次の写真
リビングの奥にある壁の裏は収納とメモなどの掲示板として活用。日頃はめに着かない場所なので家全体がすっきり片付く
リビングの奥にある壁の裏は収納とメモなどの掲示板として活用。日頃はめに着かない場所なので家全体がすっきり片付く
収納力の高いキッチン
収納力の高いキッチン
2階の洋室にはMさん手づくりの本棚
2階の洋室にはMさん手づくりの本棚
図面ではなかなかイメージがつかみにくいため立体模型も用意
図面ではなかなかイメージがつかみにくいため立体模型も用意
家族がいつも集うリビング
家族がいつも集うリビング

メインのスペースは2階。上から光が差す明るいリビング

小樽駅近くで利便性の良い住宅地にあるMさん邸。外観がモダンタイプのすっきりしたデザインです。早速お邪魔してみました。

玄関横には、ご家族の趣味のスキーの保管と手入れがしやすいように、スキー立てとスキー靴置き場があり、床暖房で乾かせるようになっています。正面に進むと洗面所と浴室があり、洗面所には壁の左右いっぱいの大きな鏡が。「奥さんと娘さんが並んで身支度ができるように」という配慮です。そして巨大な鏡の効果で、空間がとても大きく感じます。

洗面所には広大な床下収納もあり、物置がわりに季節の荷物などがたくさん入っています。
1階にはその他に、寝室と客間が用意されています。

生活の中心は2階です。階段を上がると正面にダイニングと木の梁をそのまま見せた勾配天井、そして東側にある正面の壁の頂上付近にある採光窓から、明るい日差しと高さのある開放感満点の空間が広がっています。

ダイニングの右側にはキッチン。そして左にはリビングが間仕切りなくゆるやかにつながっており、延床面積31坪とコンパクトながら広々として見えます。

リビングのテレビボードの裏側には、もう1枚壁があり、大きな収納棚があります。すぐに取り出したい生活のアイテムなどが収納されているのはもちろん、学校行事や家族のイベント、メモなどがコルクボードに貼り付けられ、リビングの両側から行き来もできます。非常に使いやすい上に来客からは収納棚のものは見えず、片付きやすく使いやすく工夫されています。また、キッチンも収納力豊富で、ダイニングやリビング、子ども部屋からも視線が重なる空間になっています。
明るく開放的で、しかも家族がいつも一緒にいられる、収納もしやすいプランです。

オーナーさんが積極的に関わった、納得の新築

Mさんの家づくりの始まりは、約8年前にさかのぼります。共働きのMさんは、転勤をきっかけに小樽で新築戸建て住宅を建てようと決めました。「狭くても便利な場所を」と土地探しを開始したものの、小樽で条件に合う土地はなかなか見つかりませんでした。約3年かけて土地を探し、取得しました。

また、土地探しと平行しながら建設会社を決めるために、多くのモデルハウスを見学しました。「丈夫で長持ちする、暖かい家」が希望だったMさんご夫婦。ご主人は、ものづくりや大工仕事が好きで住宅にも詳しく、家の建設現場にもしばしば足を運んでいました。

住宅性能に重点を置いて建設会社を探すなかで、当初は全国ブランドのハウスメーカーを主な選択肢として考えていました。「実際に大手ハウスメーカーの施工現場を、何社も何度も観に行きました。中には現場施工の進め方が、私でも分かるほど雑な仕事をしている名前倒れのハウスメーカーもありました。むしろ丁寧で良い仕事をしている地元の工務店さんがあるということがだんだん分かってきたのです。

住宅会社選びの決め手は「現場チェック」

そうした中で、住宅の省エネ技術や耐久性などに熱心に取り組んでいる工務店を雑誌などを見ながら数件セレクト。さらに、数社に基礎の高さとコンクリートの配合強度の具体的な希望数字を提示し見積もりを依頼しました。ある会社は「この性能で施工できる基礎工事会社がいるならむしろ紹介してほしい。その工事会社に基礎を頼み、我が社が家を建てます。」と答え、ある工務店は工事部長が現場を見て検証を重ね、条件に合った高品質の基礎工事ができると返事をしました。そして、後者の工務店がアシストホームだったのです。

さらにMさんはアシストホームの施工現場を複数見に行き、施工レベルが確かだと納得し決定。さらに設計段階では、わかりやすい全体模型を見ながら「勾配天井、明るい2階リビング」の提案を、Mさん夫婦ともども大変気に入ったことも、アシストホームを選んだ大きな理由でした。

以前住んでいた借家では、部屋はいくつもあったけれど結局家族が集まる部屋は一つだったというMさんの話を聞いた設計者は、リビングや洗面所など家族がよく使う空間を広く快適にスペースを有効に使ったメリハリのある間取りにしました。
「もし将来手放すことになった時のために付加価値を」と長期優良住宅対応とし、遠赤外線の抗酸化力でシックハウスを予防するS.O.D.リキッド工法と、24時間換気システム、吸保湿性のある珪藻土の壁で、健康的な家づくりを実現しました。

ご主人は2階の本棚も製作するなど、もともとDIYなどに関心がありました。また自ら現場を見て施工レベルの高い工務店を探し、耐震性や耐久性などの高い住宅づくりのためには基礎工事が大事だと基礎の仕様も研究し工務店の力量を見定め、さらに工事中は見学するだけでなく自らも施工に関わるという徹底した納得の住まいづくりでした。

咳ぜんそくが治った!

家が完成してから、一冬越しましたが、「家のどこにいても暖かく、暖房費も少なくてすみました。湿度も、加湿器を2階に1台置いただけで、常に40%以上をキープしていました。また、春先になると毎年出ていた咳ぜんそくが、今年は出ませんでした。娘も風邪をひかず、元気に学校に通っています。」と奥さんもにっこり。また、開放感のある2階のスペースは訪れたお客さんにも「広い。」「ペンションみたい。」と好評だそうです。

 また、ご主人がこう付け加えます。「アシストホームさんは、アフターケアも充実しています。ちょっと気になることがあればすぐ対応してくれますよ。」ご主人の表情からは、オーナーさんの希望に向き合った家づくりをしてくれるアシストホームへの信頼感がうかがえます。

記者の目

家づくりに知識のあるオーナーさんの事例ですが、住宅性能や建築の技術のことがわからない人にとっても、オーナーさんの「現場を見てここなら大丈夫だと思った。」「咳が出なくなった。」という言葉は、何より説得力があると思います。

2011年07月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

アシストホーム(株式会社アシスト企画)の取材記事