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公園眺めながらヨガ!子どものアレルギーに優しい江別の木の家

Kさんは子育てに優しい街、江別が気に入って借家住まいをしながらで約4年間も土地探しを続けてきました。やっと見つけたのは、公園がすぐそばにあり、小学校や幼稚園も間近と子育てには申し分のない環境にある土地。その素敵な家づくりを取材してきました。

駐車場は6台分!! プランは3回練り直し!!注文住宅だから要望はとことん聞く
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Kさんファミリーは、会社員のご主人と奥さま、小学生から幼稚園までの4人の娘さんたちの6人暮らし。Kさん邸の目の前には公園があり、小学校や幼稚園も間近と子育て世帯に恵まれた環境。さらに大きなスーパーやJR駅も徒歩圏と便利な立地です。ヨシケン一級建築所で建てた念願のマイホームにはこの6月に入居、約100坪の敷地には「将来は子どもたちの車も止められるように」と、6台分もの駐車スペースを確保しています。


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「プランは大きく3回練り直してもらいました」とKさん。途中で2階にバルコニーを付けたくてヨシケンさんに相談しました。三角屋根ということもあり、ちょっと設計上は難しくなるそうですが、ヨシケンさんの手にかかるとこのように!


「大手メーカーは注文住宅といっても、こちらの要望をじっくり聞くことに消極的でした。希望をかなえようとすると、予算オーバーになりますし」と困っていたKさんご夫妻にとって、「基本的にリクエストはすべてプランに採り入れます」というヨシケンさんは、とてもありがたかったといいます。


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バルコニーは、バーベキューをしたり、夜は星空を見ながらハンモックでくつろいだりとKさんファミリーの暮らしに大活躍。夏には、ビニールプールを出してお子さんたちを遊ばせたりもしたそうです。三角屋根は、アスファルトシングルという表面がザラザラした素材を使っているので、庇から雪が落ちてくる心配もほとんどありません。

道産材をたっぷりと使った明るい家で、夏も涼しく冬暖かい、すこやかな暮らし
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4人の娘さんの子育てで、日々慌ただしい奥さまの癒やしになっているのが、早朝にリビングでひとり行うヨガタイム。実は、前からヨガを習っているインストラクターのご自宅がヨシケンさんで建てたものでした。そのお宅でレッスンを受けることもあり、「大きな窓から見える緑、そして光を浴びながら無垢の木の床に座って行うヨガは、とても開放感がありました」(奥さま)。


それがきっかけとなって、ヨシケンさんにマイホームを建ててもらうことになったそう。いまでは同じように、タモ材フローリングの上で、大きな窓越しに公園の木々を眺めながらヨガをする幸せを味わっています。


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「第一の希望は、化学物質に敏感なアレルギー体質の子どもがいるため、自然素材を使うことでした」と話すKさん。ほかの会社の住宅見学会では、お子さんが臭いでつらくなってしまったこともあるそうです。「ヨシケンさんは4軒回りましたが、まったくそういったことはありませんでした」



南側に設けた大きな窓や、吹き抜けの天窓から日差しが差し込む明るいリビング。Kさん邸はガスを使ったエコジョーズの全面床暖房で、冬も自然な暖かさを保てます。「住みはじめてからまだ冬は迎えていませんが、夏を過ごしてみて家の中が涼しいことにはびっくりしました。この家は風通しもいいんですよね。エアコンも付けましたが、ほとんど使っていません」とKさん。

北海道産材をふんだんに使ったKさん邸は、北海道が推進する「北の木の家」にも認定されています。いまは、みんな健康的に暮らしているとうれしそうに話すKさん。「木の香りがとてもいいですよね。木のフローリングなど、触っていてもなんともいえない気持ち良さがありますし、床にそのまま座って過ごしたりもしますよ」

質問にも即答で打ち合わせがスピーディー、隅々まで希望を反映
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「うちは子どもが多いので、打ち合わせもなるべく効率的にしたいと思ったのですが、大手メーカーさんだと、担当は営業マンなので、設計に関することはいったん営業所に持ち帰って『答えは後から』になってしまう。その点、ヨシケンの吉田専務は実際に設計をされているので、『こういうことはできるか?』と尋ねると、その場で即答してくれるので、打ち合わせがスピーディーに進みました」とKさん。

ヨシケンさんが打ち合わせ時に作る住宅模型もとても役立ったといいます。「プランには、子どもたちの意見も採り入れました。でも、実際にどんな家ができるのか、図面だけではちょっとイメージしにくいですよね?模型だと立体的なので、子どもたちにも分かりやすく、イメージを共有することができました」

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キッチンは、リビングにいる子どもたちが見える対面カウンターを造作しました。カウンターの前面収納は、一部を本棚に。背面にも収納がたっぷりで、野菜やお米などをしまえる食品庫もあります。

Kさんの希望で、キッチンの壁に使われた道産レンガも素敵なアクセント。「工房チセ」(長野県茅野市)に注文したヤマザクラのダイニングテーブルも、この家にぴったりと調和しています。

※テーブルや、ペーパーフォルダーなどの制作・納品については、工房チセさんのブログに詳しいです※

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キッチンの隣には、壁をくり抜いてカウンターコーナーを造りました。お子さんたちがちょっと喉が渇いたときに麦茶などを置ける、ドリンクコーナーとして活躍しています。

雨の日も退屈知らず!クライミングウォールや木のうんていも
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この家には、「子どもたちが健やかで楽しく暮らせるように」というKさんご夫妻の思いが、たくさん詰まっています。雨の日も楽しく過ごせるようにと、2階の階段を上った先のホールには、クライミングウォールとうんていが!

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娘さんも、クライミングウォールを楽しそうに登っていきます。一つ一つの形が違う木製のホールドは、Kさんご夫妻が岐阜のモンキーホールドという工房に、子ども用を特注して作ってもらったそう。

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2階の上にある屋根裏部分には、ロフトも2部屋あります。まるで、家の中がプレイパークのようですね。天窓からの日差しも、明るさとのびやかな広がりを感じさせます。

お子さんたちの個室は、長女のお姉ちゃんの意見を聞いて、それぞれ同じぐらいの広さに。ピアノが好きで長く続けているお姉ちゃんのために、妹たちにじゃまされず集中して弾けるピアノ室も造りました。

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「子どもたちはよく階段のすき間から、キッチンにいる私に話しかけてくるんですよ」と笑う奥さま。4人の娘さんの成長も考えて、混みあいがちな洗面台はダブルシンクにするなどしっかりと考えられています。

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玄関ホールとリビングをつなぐ引き戸のわきにある壁には、薄く色が入ったはめこみガラスと娘さんたちの手形が。「家に帰ってドアを開けると、娘たちが『パパー!』と寄ってきて、『今日はこんなことがあったんだよ!』と口々に話しかけてくるんです」、そう話すKさんとお隣でうなずく奥さまの表情は、うれしそうにほころんでいました。

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記者の目

夏も涼しいというのは、さすがヨシケンさんの家!と感じます。施工中には、ちょっとした造作も「写真を見せたら、お願いした通りにつくってくれました」と感心するKさん。「いろいろと融通を利かせてくれるのがありがたいですね」というのは、妥協したくないマイホームを建てる側にとってありがたいのではないでしょうか。化学物質に敏感なお子さんにとっては、毎日を過ごす家が健康的であること、これも掛け替えのないポイントだと思いました。



2017年09月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

ヨシケン一級建築士事務所の取材記事

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