Column いえズーム コラム

キッチン事例3:洗いものが楽しくなる開放感/芽室町 Sさん

tokachi-kitchen01.jpg 転勤族だった主人が定年退職することになり、2人でゆったり暮らせる住まいを考えました。それまで借家住まいだったのでキッチンには不満がありました。いつも壁に向かって洗い物をするので憂うつだったり、収納が足りないとか。
 住宅会社の現場見学会や雑誌でキッチンを見ていると、「開放的でみんなが集まってワイワイできるアイランドがいいなあ」と思い、自分なりにイメージをふくらませていました。
 とかち工房さんは何でも手作りできることと、担当の武藤さんが女性でしたから、「こんなこと聞いてもいいのかな」と思わずにやりとりできたのが良かったです。
 キッチンの面材は、パインだと節が気になるので「節のない材料はありませんか?」と聞いてみたら「もちろんありますよ」と提案していただいたのがヘム(ベイツガ)です。また、食器棚の引き出しを3段にするか4段にするかを決めるときは、武藤さんがスケッチを描いてきて「こんな感じになります」と説明してくれたので納得できました。

<写真:アイランドシンクで野菜を洗って後ろを向けばIHコンロがすぐそこに。動線を考えた奥さまのアイディアです。カウンター前のスツールに息子さんのお嫁さんが座って2人で話しこむことも> 

tokachi-kitchen02.jpg 今は明るいキッチンなので洗い物が苦にならなくなりました。きちんと収納できるので、主人が「今日はそばを打つぞ」と言えば、自由にキッチンに出入りしてもらい道具を持ち出してテーブルでそば打ちするようになりました。私は横でめんつゆを作りながら、おいしいそばが打ち上がるのを待っているんですよ。

取材協力

株式会社とかち工房
河東郡音更町宝来西町南2丁目15-22
TEL.0155-32-3155 FAX.0155-32-3277

<写真:1.シンクの正面にはすりガラス入りの小さなパーテーション。「何も遮るものがないとかえって落ち着かないので」と奥さま 2.3段引き出しの予定を4段引き出しに変更した食器棚(写真左側)。お孫さんの写真なども上に飾っています 3.「収納が充実しているので、きれいに片付きます」と奥さま。節が目立ちやすいパイン材ではなく、節なしのヘム材をふんだんに使い、上品な仕上がりに 4.外観 5.食器棚の下部には、「作りたてのパンが食べたい」というご主人のためにホームベーカリー専用のスライド棚を付けました。写真右奥は、奥行きのある大容量食品庫の扉です>


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