Column いえズーム コラム

安心してかかれる「まちのお医者さん」―家庭医の話 勤医協月寒ファミリークリニック

今日から編集部ブログに参加させていただきます、ライターの細川美香です。
まちの情報や取材のこぼれ話、好きな食べものや日々の生活で感じたことetc.書いていきたいと思います。
みなさんよろしくお願いします!

みなさんは、「家庭医」という言葉をご存じでしょうか?
私がこの言葉を初めて聞いたのは、今から7~8年前に、岩見沢市と旧栗沢町の診療所で家庭医として活躍されていた、楢戸健次郎さんという医師の取材をした時です。

家庭医とは、「子どもから高齢者まで、年齢や性別を問わず、さまざまな疾患を診る」医師です。
患者とその家族、そして地域にも密接なかかわりを持ちながら予防、治療、リハビリを行い、状況によっては専門医を紹介してくれます。

楢戸先生には、「内科」とか「外科」とか分かれているのと同じように「家庭医」という専門家がいるということ、欧米では患者が大病院の○○科を受診するのではなく、家庭医で診てもらい、その判断で○○科へ...というかかり方が確立されていることなどを教えてもらいました。

いわゆる「まちのお医者さん」のイメージだと思います。
「こういう症状があるけれど、何科にかかればいいんだろう?」
「大きい病院に行ったほうがいいのかしら?」
なんて悩むことがあると思いますが、自分の住んでいるまちに家庭医がいれば、悩む前にそこに行けばいいわけです。
思えば、私の実家の近くにもそういう医院があり、風邪や予防接種など、何かあればそこに行っていましたね。

先日、ちょっと体調を崩しまして、春に今の場所に引っ越してきたばかりの私は、とりあえず近所にある勤医協月寒ファミリークリニックに行きました。
そこはまさに、「家庭医」を推進している診療所だったのです。
http://www.kin-tsukisamu-fc.jp/ (診療所HP)
4月4日に月寒医院から名前が変わったばかりだそうです。

ホームページを見ると、家庭医療の研究の拠点となる家庭医療センターも併設されているそうです。
ちなみに院長も若い女性の素敵な先生で、看護師さんもまさにファミリーという感じで声を掛けてくれました。
当たり前のように「まちのお医者さん」がいるという地域もあると思いますが、自分の家の近所にこういった病院、診療所があると、それだけで安心できると思います。
研究が進んで、たくさんの地域に安心してかかれる家庭医がもっと増えればいいな、と思いました。


備考:家庭医とは何か(引用:月寒ファミリークリニックホームページより)

家庭医が専門とすること
① 家庭医はあらゆる健康問題に対応します。
子供から高齢の方まで年齢を問わず、心からお体の問題とどのような病気でも診療を行います。
② 家庭医は一人の患者のみならずその家族も診ます。
病気は様々な面で家族に影響を与え、家族もまた病気に影響を与えます。病気と家族の関わりに目を向け家族の支援を行います。
③ 家庭医は地域に関わります
地域のネットワークを通じて医療、福祉、保健の連携を行います。
地域で病気にならないような予防活動も行います
④ 家庭医は専門家への窓口になります。
患者様によっては専門医の診断、治療が必要になります。その際に適切な専門医にご紹介いたします。
このように家庭医は診療所にとどまらず、地域にも目を広げ幅広い視点で診療を行います。

2011年08月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。