Column いえズーム コラム

札幌の街なかで芸術の秋を満喫! 安田侃 野外彫刻展-街に触れる-

大通公園3丁目に設置された「意心帰」。雨にぬれた彫刻は美しいと思います


大通公園3丁目に設置された「意心帰」。雨にぬれた彫刻は美しいと思います

札幌駅前通地下歩行空間にある「生誕」。彫刻作品があると地下の雰囲気も変わります


札幌駅前通地下歩行空間にある「生誕」。彫刻作品があると地下の雰囲気も変わります

日本生命札幌ビル内にある「無何有」。私はこれの丸くポコッとしてる部分が好きです


日本生命札幌ビル内にある「無何有」。私はこれの丸くポコッとしてる部分が好きです

触れられる芸術作品

今月3日から開催されている「安田侃 野外彫刻展-街に触れる-」を見に行ってきました。
安田侃さんといえば、札幌駅JRタワー1階に置いてある白くて穴のあいた大きな彫刻作品(「妙夢」)は、札幌圏の方なら多くの方が目にしたことがあると思います。
今回は、創成川公園に新たに4点の作品が設置されたことを記念して、大規模な野外彫刻店が企画されたそうです。
会場は札幌駅から大通公園・中島公園までのエリアで、展示作品は20点。安田侃さんにとっても、日本での過去最大の野外彫刻展になるそうです。
公式ページ

美術館でガラスケースに入れられた作品を見るのも好きですが、触れたり乗ったり(!)できる芸術作品というのもまた、面白いものです。

街の風景も作品の一部

まず大通公園に展示された作品を見てみました。
雨上がりの夕方ということもあり、作品を気にしている人はあまりいない感じでした。
思ったより目立たないかな~と思いましたが、看板も大きいのをつけるわけにも行かないですし...難しいところかもしれません。
観光客が写真を撮るのもテレビ塔etc。
ちょうど、さっぽろオータムフェストも始まっていたので、会場の4丁目に置かれた作品は心なしか淋しそうに見えました...。
でも、雨上がりの緑の中にたたずむ彫刻作品は、とても素敵でした。
きっと、角度などもすごく計算されて置かれているんだと思います。
見る人にとっては、風景も作品の一部として心に刻まれるのでしょう。

次に、札幌駅前通地下歩行空間に入りましたが、こちらでは、通路の脇に作品が置かれていましたが、見たり触れたりしていく人がけっこういました。
白い壁の無機質な風景の中では、比較的目に留まりやすいかもしれません。
作品を撮影した写真のパネルも展示されていました。
公園の緑とはまた違い、地下の雑踏の中にある作品というのも味わいがあります。

この展覧会のために設置された作品は会期中だけですが、常設の作品は、これからずっと屋外で人と触れ合ったり、雨風や雪にあたったりしていきます。
今回見た作品にも、人がたくさん触れたであろう部分の色が変わっているところがあり、これも触れられる芸術作品の醍醐味のひとつだろうと思います。

「安田侃 野外彫刻展-街に触れる-」は、11月20日(日)まで開催されています。
公式ページには、作品の設置場所の地図もついています。
私もまだ全部は見られなかったので、また行きたいと思います。


2011年09月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。