Column いえズーム コラム

札幌防災マップの予想は最大震度7!厳寒の中1人で避難所へ行ってみた

駆けつけた北区役所。地震防災マップは市役所や各区役所、消防署などで配布


駆けつけた北区役所。地震防災マップは市役所や各区役所、消防署などで配布

「北区・東区版」の地震防災マップ。色分けを見てガーン!


「北区・東区版」の地震防災マップ。色分けを見てガーン!

一時避難場所の公園


一時避難場所の公園

吹雪でマイナス8度・・・


吹雪でマイナス8度・・・

避難場所表示は英語ほか韓国語、中国語、ロシア語を併記。ハラショー!


避難場所表示は英語ほか韓国語、中国語、ロシア語を併記。ハラショー!

この集会室が避難場所になるそう


この集会室が避難場所になるそう

マイ意見で寒さに役立つのは新聞紙と段ボール、トウガラシ(丸ごと)


マイ意見で寒さに役立つのは新聞紙と段ボール、トウガラシ(丸ごと)

「大地震を3日間生き延びる!」のHP。○×形式でキミも生き延びろ!


「大地震を3日間生き延びる!」のHP。○×形式でキミも生き延びろ!

防災マップでは赤エリア!
「札幌でも最大で震度7の地震が起きるんだって」と小耳に挟んだワタシ。えっ、本当?!
ちなみに、同じ市内でも予想される震度はエリアによって違うらしい。それじゃ、今ワタシがいるこのオフィス、大丈夫ですかね?

さっそく札幌市北区役所のインフォメーションにドドドと駆けつけて尋ねると、係の方が落ち着いた微笑みで「これですね」。サッと出してくれたのは「地震防災マップ」(北区・東区版)。ありがたく受け取って帰りました
(HPではhttp://www.city.sapporo.jp/kikikanri/higoro/jisin/jbmap.htmlにあります)。

マップの解説によれば「いつまでに起こる」とは書かれていないけれど、札幌に大きな影響を及ぼす断層帯などから想定された震度だとか。そういえば1年ちょっと前には、北広島市でスポット的に震度5弱の地震も起こりましたよね。さらに調べてみると、19世紀前半には札幌圏で震度6以上の地震があったとか・・・

ドキドキしながら8つ折りのマップを広げてみると、赤・オレンジ・黄色・緑と震度7~震度5強までの色分けが。そして会社は・・・
ズバリ赤!震度7エリアではないですかっ!(涙目)

いつ起こるか分からない地震。それじゃ、逃げるシミュレーションをしてみませんかっ?え、誰もつきあってくれない?それじゃあ、勝手に行ってきまーす!

吹雪の中で避難所巡りへ(勝手に)GO!

会社を後にして、まずは一時避難場所の公園へ行くぞ!吹雪の中を、前のめりになって必死に歩いていきます。

実はワタシ、割となりきりタイプ。白石区にある市民防災センターhttp://www.city.sapporo.jp/shobo/tenji/gaiyou/
に行った際には(無料だし楽しいです)「煙避難体験コーナー」で、白い煙の中を「かがんで歩くのよっ!」と子どもたちに諭しつつ「出口どこ!どこ!」と叫び(←事前に説明されていた)冷静なお姉さんにドアを開けてもらった覚えがあります。

さて、200メートルほどを5分歩いて、一時避難場所の公園に着きました!

って、ベンチが雪に埋もれているし。持参した温度計をみると、マイナス8度。確かに周囲は高くても3階建てほどの建物で安全だとは思うのですが、立ちつくしていると・・・これでは・・・ズルッ、凍死の危険がっ!(←なりきり。)

それでは次の「収容避難場所」へ向かいまーす。(実はマップには「一時避難場所が積雪で使えない場合は近くの収容避難場所に避難してください」と書いてありました←後から気づいたバカです)。

また5分ほど歩いて、指定のまちづくりセンターへ。中に入って、やっと暖が取れましたよ♪スタッフの方に尋ねると、非常時には約70名を収容できるそうです。これなら寒さは大丈夫だな・・・

家でも職場でも備えは必要なのね

しかし、帰り道でふとイヤな考えが頭をよぎったワタシ。また北区役所に舞い戻り、担当の総務企画課の方に聞いてみました。「あのう、停電になったらどうするんですか?非常時用の石油ストーブとか、自家発電とかあるんですか?」

これが・・・ないそうです(聞き忘れましたが、施設によるかもしれません)。やはり防寒衣や毛布など、いつでも避難するときに持ち出せるように備えをしてくださいね、とアドバイスをいただきました。

他に、停電の折には断水にもなるため非常用の飲料水を、また懐中電灯や電池式のラジオもぜひ用意をとのことです(これらの備えについては各区役所等でもらえる防災マップに書いてあります)。親切に対応してくださった担当者の方いわく、「家庭だけでなく、会社や事務所でも備蓄をしていただきたいですね」。・・・だそうです、編集長!

さらに、車での移動は絶対にNGとか。混乱を招くほか、肝心の緊急自動車が通れなくなります。他地域での震災時には、途中で車を乗り捨てることになったパターンが多かったそう。

もし、大規模な火災が発生したら、このエリアでは約2キロ離れた麻生球場、北大農場などの広域避難場所へ向かうことになりますが、たとえ遠くても必ず歩いて行きましょうね。

消防庁のHP「大地震を3日間生き延びる!」は必見

さて、今回の「勝手に1人避難シミュレーション」で思ったのが、避難場所の名称や位置を正確には知らなかったなぁ、ということ(実は地図と首っぴきでも、ちょっと道に迷いました)。それと、厳寒期は施設に逃げることができても、寒さがバカにならないこと。

このようにして防災意識が、がぜん高まったワタシ。家に帰ってからも、避難場所の確認をキチンとしましたよ~(すごく寒かったけど)。ちなみに山登りをしていたワタシとしては、防寒に役立つアイテムのオススメは新聞紙に段ボール、そして「トウガラシ」です!とうがらしを1本、ガーゼやハンカチに包んで靴下の足裏部分に入れておくと、氷点下でもポッカポカ。

そういえば、昔にスーパーで輪切りの袋入りトウガラシを買ってしまい、それを直接ドバッと靴下の中に入れテントで寝たら、翌朝に両足がパンパンに腫れて歩けなくなった・・・なんて話はやめておきましょう!皆さん、常備するのにトウガラシの輪切りはダメですよ!

そんな話はさておき、調べていて見つけた消防庁のHP「e-カレッジ」(防災・危機管理)http://www.e-college.fdma.go.jp/
は、ものすごくためになります。特に「大地震を3日間生き延びる!」のコーナーはレッスン形式で、いわば無料のe-ラーニング。映像や情報が詰まったこのコーナー、いざとなればあなたの生死を分けることになるかもしれません。ぜひクリックしてみてください!


2012年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。