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シンプルモダンにスタイリングした「ブラックゼッチの家」/イゼッチハウス北海道


札幌市北区に完成したイゼッチハウス北海道の新築物件を見学させてもらいました。
同社の従業員の新居ということで、もともと「ブラックゼッチの家」として建てると決めていたそうです。
「ブラックゼッチの家」とは、高断熱住宅と太陽光発電、蓄電池を組み合わせ、たとえブラックアウトのような長い時間の停電に見舞われても、いつも通り生活できる家。使う電気やためる電気を最適化する同社オリジナルのシステムを搭載しており、現在の主力商品です。

シックでスタイリッシュな外観



完成してまだ2カ月という新居は、フラットな屋根に片流れを組み合わせた斬新なスタイル。
外壁はガルバリウムに石目調のサイディングを合わせたバイカラーです。
玄関前は融雪のパイピングがされているおかげで、雪が積もっていませんでした。
この融雪の仕組みは、『あんしん融雪システム』といい、同社が開発した省エネ型のロードヒーティングシステム。家の暖房で使われる余剰熱エネルギーを利用することにより、安い融雪代で除雪を助けるシステムです。



玄関ドアを入ると、シューズクローゼットのある大きな土間が広がっています。
明るいホールには、照明を仕込んだニッチ棚。
玄関の正面の階段から2階のリビングへつながる動線です。



2階のLDKは21帖。傾斜屋根の部分が吹き抜けになっていて開放的な雰囲気です。
この日はオーナーのご家族だけではなく、親戚の皆さんも遊びに来ていました。

無機質な素材でモノトーンコーディネート



キッチンはフルフラットタイプ。
ワークトップはキラキラ輝くクオーツストーンの天板です。
ダイニングテーブルは光沢のある石目調で、チェアは革張り。
奥さまは「なるべく木を使わず、無機質な感じにしたかった」とか。
カラーリングもシルバーやグレーを多用して、モノトーンにまとめています。



壁掛けテレビの背面はエコカラットのタイルを施工。
あえて大きなソファーを置かず、子どもたちが走り回って遊べるようにしています。




リビング横の和室の上には、隠れ家のような屋根裏部屋をしつらえました。
子どもが小さいうちは遊び場に、大きくなったら収納に使うつもりです。



トイレはお花のオブジェを飾ってエレガントにコーディネート。
子どもに付き添ってトイレトレーニングができるよう、横幅を広くとって、ゆったりサイズにしています。
壁には消臭と調湿の機能を持つエコカラットをアクセントに貼りました。

各部屋にウォーク・イン・クロゼットを用意



1階には主寝室と、子ども部屋2室。
すべての部屋にウォーク・イン・クロゼットが備え付けられています。



注目はウォーク・イン・クロゼットの内装。
長女のお部屋はあわいピンクのクロスですが、クロゼットの中はビビッドなピンクとフラミンゴの柄もの。
隠れたところに遊び心のある、おしゃれなスタイリングです。

光熱費の節約はもちろん、停電時も安心

デザインにこだわった個性的な家ですが、機能性も折り紙付きです。
片流れの屋根の上には5.6kWの太陽光パネル、ユーティリティーにはコンパクトな6.5kWの蓄電池も設置されています。



日中に太陽光発電で蓄えた電力を日没後に使えるのはもちろん、曇りの日でも電気代の安い夜間に電力を貯めて日中に使うことができるそうです。
これがあれば、ブラックアウトのような停電時も、ふだん通りの生活が送れるはず。
高断熱・高気密と太陽光発電で電力をかなり自給できるので、ふだんの光熱費はとても安上がり。いざという災害時も家族の暮らしをしっかり守れる、安心の住まいです。
ブラックゼッチの家について詳しい内容は、こちらの記事(ブラックゼッチの家)も読んでみてください。

また『あんしん融雪システム』は余剰熱を利用するシステムなので、これまでの例でもひと冬で融雪代が5~6万円だそう。「ロードヒーティングはとても便利だけど、とにかく高いでしょ」という心配もいりません。 

記者の目

近年はナチュラルな木材と明るい色味のテキスタイルを組み合わせた北欧インテリアが人気を集めていますが、今回のK邸はそうしたトレンドとは逆方向。
光沢のある石の素材やステンレスを組み合わせ、エレガントでスタイリッシュに仕上げています。
たとえ、建築時に流行しているデザインでも、いつかは飽きられすたれてしまうもの。長く暮らす住まいだから、自分の好きなものにとことんこだわるべきなのかもしれません。

災害時にも安心のハイスペックで、かつデザイン性に優れたハイセンスな住まい。長く安心して暮らせることでしょう。

2020年01月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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