光熱費ゼロ生活目指す「フルゼッチの家」/千歳市・I邸

ゼロエネルギーハウス時代に向けて、フルゼッチを選択



温暖化が進む地球環境を守ろうと世界中が動き出しています。日本も、住宅内で使うエネルギーをできるだけ減らした上で、使用量と同等以上のエネルギーを生み出す家「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」、通称ZEH(ゼッチ)の普及が関東以西から始まっています。

目標は、2020年までに新築件数の半分以上。経済産業省が打ち出した野心的な目標に対し、暖房に多くのエネルギーを使うためZEH化が難しい北海道にあって、いち早く昨年(2017年)から本格的に取組をはじめたのがイゼッチハウス北海道です。

イゼッチハウス北海道は、ZEHという国の目標を「光熱費ゼロ生活」というわかりやすいかたちに置き換え、しかも建てた年から2年間はかかった光熱費が発電収入を上回った場合にその差額をお客さまに支払う光熱費2年間ゼロ保証も実施しています。

イゼッチハウス北海道は、2017年夏に光熱費ゼロを実現するモデルハウス「フルゼッチ【F・ZEH】の家」を公開。このモデルハウスの性能と(インテリア)デザインに惹かれてマイホームを建てた、千歳市のIさま邸におじゃましてきました。

4~5月は、光熱費の2倍を太陽光パネルで発電



約6kWの太陽光発電パネルが搭載されたIさま邸。4月から住みはじめたばかりですが、この4週間で発電した金額は、換算して3万円ほど。一方、使った光熱費は(1ヵ月で)1万5千円ぐらいなので、「時期のおかげもありますが、差し引きするとかなりのプラスですね」とご主人は話します。

※現在は仕様が変わり太陽光発電は約7kWだそうです



家で使っている電気量が画面で分かるHEMSも活用し、家族でチェックしながら節電に努めているとか。それでも、「なるべく電気代がかかるものは夜間に使っていますが、夜間に食洗機を運転すると子どもがグズってしまうので、無理のない範囲で節電しています」と奥さま。

イゼッチハウスの断熱性能と、モデルハウスのデザインが決め手に



幼稚園年長の娘さんと、2歳の息子さんを持つ4人家族のIさんファミリー。上のお子さんが小学校へ入学する前に新居をと、昨年夏から住宅会社探しを始めました。

マイホームで何よりも優先したのは「断熱性能」。それも、使っている断熱材の種類にもこだわったとご主人は話します。「イゼッチハウスさんは、壁の室内側には質の高いロックウール105ミリと、外側にはネオマフォーム60ミリを使ったW断熱方式を使っているので、安心だと思いました」



光熱費ゼロを目指すフルゼッチの家の標準仕様は、断熱性能を表すUA値で0.25以下、Q値では0.9以下。札幌版次世代住宅基準のスタンダードを軽くクリアするハイレベルな標準仕様です。なお、気密性能基準はC値0.5以下とこちらもハイレベルです。


階段わきはおしゃれな多目的カウンターで、HEMSもこの場所にある。お子さんの勉強机にもと考えているそう


一方で、奥さまは断熱性能よりもデザインを重視していたと話します。「ほかにも候補の会社はあったんですけれど、イゼッチハウスさんの北広島モデルハウスを見て、素敵だなあと惹かれました」


北広島モデルハウス


「インテリアデザインを担当してくれた濱岡さんの、塩系インテリアのセンスや提案してくれる内容がわたしの好みに合っていました。

床は白っぽい色に、とか室内のカラーにはこだわっていたんですけれども、わたしが伝えたことはすべて分かってくれる感じですね」。

初めての見学で説明を受けた営業課長の小野池さんをはじめ、イゼッチハウスのスタッフとのコミュニケーションも良かったと、お2人は振り返ります。濱岡さんのプロフィールページ

注文住宅だからこそ、細部まで希望をかなえたい



<1階だけでなく、2階にも化粧洗面台やトイレがある。「娘さんが成長したときに必要」と鏡原社長が提案した>

「プランのやり取りは、ものすごくしたと思います」と話すIさんご夫妻。設計図の間取りはもちろん、この柱を取れるか、棚はこちらに動かせるか、といったことも相談していきました。
「特に、濱岡さんにはインテリアで本当に一生懸命やっていただきました。私はメールで希望や問い合わせ、それからイメージする写真もたくさん送ったんですけれど、すぐお返事をくれるんです。それに、打ち合わせ時でも、希望したことをすぐにリアルな絵にしてくれるので、分かりやすかったですね」(奥さま)


熱が逃げる大きな原因となる窓ガラスは、ダブルLow-Eの高性能トリプルガラスを採用


木の板をダークブラウンに塗装したキッチンまわりと、造作のダイニングテーブルも「すごくいいです!」と奥さまのお気に入り。

「とても使いやすいし、後ろにはカップボードやパントリーもあって収納も助かっています。そういえば、玄関にも大きなクロークがあって便利なんですよ」。室内のコンセント位置も、欲しい部分を確認して設置したので困ることもないそうです。

ヒートポンプ式土間蓄熱暖房で快適、夏には冷房も



住んでみて、「図面ではよく分からなかったのですが、吹き抜けの開放感もすごいですよ!」とご主人が言えば、「こんなに空間が広く感じるとは思いませんでした」と奥さま。引っ越してきた当初はまだ少し寒かったそうですが、イゼッチハウスのオリジナル土間床の暖房で暖かく、夏は冷房できるシステムになっているのが、暑くなってきた北海道ではありがたいと話します。



お子さんたちも自分の部屋があってうれしそう!気兼ねなくお友だちを呼んで遊べますね。
将来はご両親と同居する可能性も考えて、1階トイレの隣に個室も設けています。



「イゼッチハウスさんに決めるのに、4回ほど完成見学会に行って性能の良さを確信しました」とご主人。ほかにも候補に上った会社はあったそうですが「性能・デザインと価格のバランスがとても良かった。レベルはかなり高いと思います」。

フルゼッチの家は、光熱費が年間で売電価格を上回った時に、その差額をイゼッチハウス側が2年間補てんしてくれる光熱費2年間ゼロ保証の制度もあり、「いろいろと使ってみて、やりくりできればと思います。冬場を越して売電と光熱費との差がどうなるのか、楽しみですね」と話してくれました。

記者の目

無理のない毎日の暮らしで、光熱費負担がない生活が実現できたら――目指す理想のひとつを、Iさま邸で見せていただいた気がしました。そのためには、より高い断熱性能と暖房等の工夫が必要ですが、購入をためらうような価格であれば、それは多くの人にとって現実的ではないとも言えます。フルゼッチの家は、普通の家を建てるのとそれほど変わらない金額でした。これからは、ますますエネルギーが高騰していく時代。フルゼッチの家は、より手の届く価格で生活の安心と環境貢献が実現すると感じました。

2018年07月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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