住宅の光熱費をゼロにするフルゼッチの家/札幌市S邸 イゼッチハウス北海道

北海道の戸建て住宅は、冬の寒さが特に厳しいので、暖房や給湯・照明なども含めた光熱費が年間30万円を超えることも珍しくありません。

ところが、イゼッチハウス北海道の建てる『フルゼッチ【F・ZEH】の家』は、住宅の高断熱・高気密などの省エネ化と太陽光発電を組み合わせて、光熱費が年間で実質プラスマイナスゼロが実現する住宅です。



今回お邪魔した札幌市手稲区のSさんのお宅も『フルゼッチ【F・ZEH】の家』。Sさんに家づくりを伺いました。

屋根の上には6KWの太陽光発電パネルを搭載。2台の車を収納できるカーポートも。



奥さまのご希望でキッチン・ダイニングは横並びに配置。キッチンとユーティリティーは回遊式になっています。対面式キッチンの腰壁には棚を造作。趣味のアイテムなどの収納に重宝しています。



白で統一された明るいリビング。土間コンクリートにパイピングを施し、床下から室内全体を暖める土間蓄熱暖房(床ホットシステム)なので部屋全体がムラなく温まり、室内にも暖房機がないため、室内の壁際がすっきりします。大きな窓は明るい日差しと見晴らしの良さも満喫できます。



ご主人の趣味でもある熱帯魚水槽。コリドラスやキャリコ、リュウキンなどが元気に泳いでいます。パールグラスなど水草の緑が目に優しく、癒される空間です。



リビング横には4.5畳の和室。普段は引き戸を開けて開放的に使っており、夏はご主人がお昼寝に使うなど、ホッとできる空間なのだそう。



共通の趣味が多いSさんご夫婦。インク集めもその一つです。



写真撮影も共通の趣味。休日には赤いオープンカーに乗って小旅行。撮影も楽しみます。



玄関ホールのドアには天井の高さまであるハイドアを採用。天井から降りてくる垂れ壁がないので室内がすっきり、デザイン性と開放感が高まります。



庭には1本のメインツリー(ジューンベリー)。リビングから四季の移ろいを感じられます。

ではさっそく家づくりの経緯を伺います。

家の寒さと結露に悩まされて

新築のきっかけは?

ご主人 以前住んでいたアパートはとにかく寒く、結露によるカビにも悩まされました。結露の度にタオルで窓を拭いたり、部屋の温度を一定にしようと寒い日でも窓を開けて調整したり。もっと良い室内環境が欲しいと思ったことが新築を考えるようになったきっかけの一つです。

奥さま もう一台車が欲しいと思ったときに、賃貸だと駐車場の問題が出てきたこともきっかけになっています。マンションも考えましたが、総額で戸建てを新築する費用とそんなに変わらず、マンションだとアパートと同じように駐車場代がかかることもあり、戸建てを希望しました。また、将来子どもが出来た時のことを考えると、集合住宅よりも一軒家が、子どもの物音などを心配せずにのびのび育てられるかなとも考えました。



断熱性能+富樫さんの人柄が依頼の決め手に

住宅会社探しの方法は?

ご主人 住宅展示場は大きくて高額な家が多く、あまり参考になりませんでした。
住宅雑誌も参考にしました。

イゼッチハウス北海道を選んだ訳は?

ご主人 イゼッチハウスさんの見学会に行ったのがきっかけです。
当日の急な予約だったのですが担当の富樫さんが快く対応してくれて、『フルゼッチ【F・ZEH】の家』の断熱性能を図面や仕様を元に詳細に説明してくれて、現実的なイメージができました。

住宅性能の比較は難しくなかったですか?

ご主人 自分でも住宅の断熱性能を勉強して、UA値などで数社のスペックを比較したりしました。イゼッチハウスの断熱・気密に関するこだわりは見学会や富樫さんの説明で理解できましたし、それ以外にも3本柱工法など耐震性能に関わる部分も含めて性能比較をしてイゼッチハウスを選びました。



土地さがしは?

ご主人 担当の富樫さんは土地探しから協力してくれました。私がネットで、興味を持った物件を、富樫さんが私より先に下見に行ってくれて、家を建てることを前提とした家の配置や周辺環境などの条件をチェックしてくれただけでなく、ご近所の人にさりげなくヒアリングもしてくれて、土地購入の決断をする上での心配ごとを軽減してくれました。



家づくりの打合せは?

ご主人 土地が決まると、それまで2週に1回だった打ち合わせが週1回に増えて、プランの検討も進みました。富樫さんはフットワークも良く、丁寧に希望を汲みとってプランに反映してくれました。


画像クリックで富樫尚之さんのプロフィールが閲覧できます


光熱費が年間でゼロどころかプラスに!

実際の光熱費はどうですか?

ご主人 光熱費削減ができるのは魅力に感じていましたが、実際に光熱費がゼロになるとは実はそれほど思っていませんでした。ところが・・・

発電した電力を北海道電力に売る「売電」は、例えば2018年の実績で

4月 1万9657円
8月 1万5185円
9月 1万6736円

など、天候によってばらつきはありますが、年間で約20万円くらいは見込めそうです。

一方、光熱費の負担は、
4月  8076円
8月  3744円
9月  4170円

でした。もちろん暖房代がかかる1月や2月は金額も大きくなり、

1月は2万3884円  
2月も2万2493円
です。
家の中がどこももれなく暖かく、一番寒い時期の光熱費が2万円台の前半というのはすごいと思います。結露の悩みも解消しました。


フルゼッチの家 の仕様詳細はこちらをクリック


入居まもない1月や2月の段階では売電の手続きが完了していなかったので売電収入がなく、2018年は、通年での光熱費収支は計算できないのですが、それでも年間で、光熱費ゼロどころか光熱費より売電収入が上回る状況になっています。

使用電力を詳細に確認できるHEMS(ヘムス)を使って、毎日の光熱費と売電収入をチェックしたり、電力消費の多い家電を調べたりしています。



全道規模の大停電でも家電が使えた

S邸では屋根に6KWの太陽光発電パネルを搭載しています。2018年9月6日の胆振東部地震の大停電でも役立ったそうですね。

ご主人 朝3時25分に停電になりました。まず、照明やテレビ、冷蔵庫などが使えなくなったわけですが、とりあえず、部屋の様子を点検し、熱帯魚水槽の水が溢れていたので拭いて・・・まだ夜だったし、どうしようもないのでいったん寝ました。



翌朝は幸い天気が良く、太陽光発電が始まりました。「独立モード」に切り替えることで、ダイニングにある非常用コンセントから電源を得ることが出来ます。自宅のソーラーパネルで発電し、自宅でそのエネルギーを使う自家発電の状態です。

炊飯・冷蔵庫・熱帯魚・そして掃除機も?

自家発電は便利でしたか?

ご主人 フルゼッチの家を建てるということで、こういう災害、停電時には、自家発電で家の家電が使えることは分かっていました。でも新築して1年も経たないうちにその力が活かされるとは思っていませんでした。

まずは炊飯器でご飯を炊きました。やはり食事の心配が一番でした。次に懐中電灯やモバイルバッテリーの充電をして、冷蔵庫にもコードをつなげました。スマホの充電もできました。



水槽も、停電で水中に酸素を送りこむエアレーション、水質を維持するための濾過装置が停止してしまいました。停電が長引けば魚の命にも関わります。そこで、延長コードを使って水槽に使う電気も自家発電で賄いました。「太陽光発電を付けていてよかった!」と改めて実感した1日でした。



なおお湯の心配はありませんでした。エコキュートで72度460リットルのお湯がタンクにストックされているので非常用コックを外せばお湯も使えます。

記者の目

住まいの寒さや結露から解放され、光熱費も実質ゼロ、停電時にも電気が使えるなど、魅力満載のS邸でした。

国交省や経産省、環境省などの後押しもあって、全国的に新築住宅での導入が進むZEH(ゼッチ)。

Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、住宅の省エネ性能を高め、太陽光発電などで創エネも行うことで年間の一次消費エネルギー(暖房・給湯・照明・換気)などの収支をプラスマイナスゼロにする住宅です。

北海道の場合、冬の厳しい寒さ、そして昼夜の寒暖差も大きいため、断熱仕様の強化や太陽光パネルの設置数を道外の住宅以上に強化しないと対応できない、つまり住宅の建設費が高くなってしまうため、ZEH対応のハードルが高くなかなか普及が進みません。

そんな中、イゼッチハウス北海道は、北海道で建てる住宅の標準仕様を、年間の光熱費が実質ゼロになる『フルゼッチ【F・ZEH】の家』に定め、2年間の「光熱費ゼロ保証」も行うなど、北海道の住宅でのZEH普及に全力をあげています。

参考記事:光熱費ゼロ生活目指す「フルゼッチの家」/千歳市・I邸


2018年11月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

この記事もおすすめ

人気記事