株式会社ティーメイスは、帯広市内の大手住宅会社から2014年に独立した本間智代里さんが運営する帯広の工務店。同じく十勝の建設会社でインテリアコーディネーターとして活躍していた大野博美さんが2015年に入社。新築住宅・リフォーム・店舗設計施工などを行っている。
高断熱高気密などの省エネルギー技術、バリアフリー、デザインなどを北欧から学び、そのエッセンスを取り入れながらも十勝の風土に合った家づくりを重視。高断熱高気密と暮らしやすい間取りをベースに据え、お客様の要望を踏まえてシンプルで流行に左右されないデザイン、自然素材、ユニバーサルデザインを取り入れて自由設計の注文住宅を作っている。
家事・育児の経験を共有しながら家づくり
代表の本間智代里さんは、前職では創業間もない住宅会社のスタッフとして市内有数のハウスメーカーに育て管理職に就任した経験を持つ。その後、お客様とともに「一から家づくりに関わる感動」を大切にしたいという思いから会社の成長を見届けて円満退社しティーメイスを創業した。主に営業やプランニング、現場管理を担当する。プランナーの大野博美さんは以前、インテリアコーディネーターとして建設会社に勤務し、新築やリフォームのコーディネートを担当。主にコーディネート、設計、総務などを担当している。
プランニングは本間さんが担当し、まずはお客様のお話をじっくり聞くことからスタート。お客様へのヒアリングを丁寧に行う事で、お客様ご自身も気づかなかった潜在的な好みや希望を見つけ出していきます。
キッチンやお風呂、室内の床やドアなどのコーディネートの打ち合わせには、大野さんが同席し、家事や子育て経験から得た暮らしのヒントをお客様と共有しながら、じっくり家づくりを進めている。
見えない部分こそ重視した高断熱・高気密対策
同社が大切にしているのは「見えない部分こそ、しっかりとつくる」こと。断熱性、気密性については自社の施工品質を全物件でチェックし品質向上につなげるとともに、顧客にも安心していただくために全棟で気密測定を実施している。
シンプルながらも個性が光るオンリーワン住宅
デザインの面では、顧客の要望を第1に、流行に左右されず飽きの来ない形、構造や性能面の安定性を追求し、シンプルなデザインを基本にしている。シンプルながらも素敵だと感じられるデザイン、かつ個性が光るオンリーワンの家づくりを行っている。
また、北欧の先進事例から学んだ要素を導入。ユニバーサルデザインを取り入れ、廊下やトイレを大きめにつくる、1階の面積を広めにとるなど、誰もが同じように住みやすく、さらに将来の高齢化も見据えた設計を行っている。「地域に貢献したい」との想いから、可能な限り地産材を使用。家の資産価値を高めるとともに、地域に永く愛され、未来に受け継がれていく家づくりを目指している。