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新住協(新木造住宅技術研究協議会)

新住協(新木造住宅技術研究協議会)

「誰もが良質な住宅を求められる社会を目指す」

新住協(新木造住宅技術研究協議会)は、木造住宅の性能向上を目指す民間の研究機関。会員数は900社を超え、北海道から始まり全国に広がった日本最大級の工法研究団体です。

代表の久保田淳哉氏、創立者で会長の鎌田紀彦氏が中心となり、家づくりの担い手である工務店や設計事務所と協力して、省エネルギーで安全な住宅デザインと建築技術を開発し、基礎工法、軸組構造、間取りづくりといった開発技術は、住宅づくりを大きく変えてきました。

発祥の地である北海道・東北は、鎌田氏とともに高断熱・高気密住宅の黎明期から暖かい家づくりを続ける多くの会員がいます。

現在は、暖冷房燃費が現行基準の3分の1以下で済む、同会が推進する超省エネ住宅「Q1.0(キューワン)住宅」をベースに、カーボンニュートラルに向けた取り組みを進めています。

外張り断熱のパイオニア・北海道SHS会

外張り断熱のパイオニア・北海道SHS会

光熱費が安い北海道の外張り・外断熱住宅といえば「SHSの家」

北海道SHS会は、高性能断熱材・スタイロフォームを使った木造住宅の外張り断熱・SHS(スタイロ・ハウス・システム)工法の家を建てる地域工務店団体です。

1980年前後にSHS工法の前身が考案され、1988年に北海道SHS会がスタートしました。断熱性、気密性に優れ、全室暖房、24時間換気を前提とした日本初の高性能住宅工法です。現在では全道で約50社の会員があり、各地で光熱費が安く、耐久性の高いSHS住宅が建てられています。

さらに、断熱材開発・製造メーカーのデュポン・スタイロと、販売会社の富士化学工業が連携し、ZEHなど高性能住宅への取り組みをサポート。勉強会も定期的に開いて国の最新の施策を学び、会員が互いに現場を見学し合うなど、よりよい家づくりのために日々活動しています。

e-housing函館(イーハウジング函館)

e-housing函館(イーハウジング函館)

地域に合った高性能な住宅を適正価格で提供する工務店グループ

e-housing函館(イーハウジング函館)は、函館エリアで住宅の断熱・気密などの基本性能向上や、太陽光発電や高効率機器などの創エネなどに熱心に取り組む工務店が連携し、【地域に合った】【高性能な住宅】を【適正な価格】で提供しようと、2003年に結成したグループ。ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)や地場産材活用、フルリノベーション、大工育成に取り組み、一歩進んだ住宅を提供している。

国土交通省「住宅・建築物省CO2先導事業」ではイーハウジング函館が全国で唯一、地域工務店がグループとして連携して省CO2型住宅建設に取り組む点が今後の寒冷地における省CO2型住宅の普及のきっかけになると評価を得て、戸建住宅部門での補助金使用が認められるなど、全国の住宅業界の中でも取組が注目されている。

十勝2×4(ツーバイフォー)協会

十勝2×4(ツーバイフォー)協会

とかち精鋭の工務店集団~とかちの力で、とかちの技術で。

十勝2×4(ツーバイフォー)協会は、断熱性・気密性・耐震性に優れたツーバイフォー住宅を、十勝に普及させるために地元工務店が1979年に結成した団体。

毎月定期的に会議を行って情報交換や活動計画を立て、地元のユーザーに新聞広告やホームページで情報を発信している。

さらに、どの会員で建てても質の高い快適な住宅となるよう、品質と性能を担保するフレーミング検定と気密測定を年1棟以上義務化し、専門性の高い大工を雇用するなど、担い手育成にも積極的に取り組む。

国内外での活発な研修への参加やセミナー開催も40年間以上続けており、充実した活動内容は、全国の住宅産業関係者から大きく注目されている。