Column いえズーム コラム

施主が設計・プランニングに関わった家づくり5選


20年以上前の家づくりは、住宅会社のカタログなどを参考に、面積、間取り、外装の色などを伝えて、あとは住宅会社の図面を待つ、という段取りが大半だったと思います。ところが現代は、インスタグラムやピンタレスト、さらにはYOUTUBE、あるいはIEZOOM(いえズーム)などで好みの住宅デザイン、間取り、デザインなどを研究し、住宅会社に伝える建て主が増えています。また、住宅会社の中にも、そうした顧客の要望を丁寧に検討しカタチにすることをいとわない住宅会社も増えてきました。

生活に合わせて間取りやキッチンの造作棚をデザイン 幕別町S邸/プラスワイド



5年くらい前から「次の家ではもっとこうしたいな」と考え始めて。『イエスマイハウス』というフリーソフトで図面を作り、清水さんに相談して、ほとんど原案通りに建ててもらいました。回遊動線や収納の位置など、自分たちの生活に合わせた間取りですごく暮らしやすいです。

一番楽しかったのはキッチンの造作食器棚をデザインしたこと。自分たちで絵を描いて、使いやすいようにと工夫したものが形になるのはやっぱり嬉しかったですね。暖かくて暮らしやすくて、住み心地ももちろん大満足。日々心地よさを感じながら暮らしています。
記事はこちら 暖かくお手入れしやすい平屋住宅/幕別町Sさん プラスワイド

発注から施工にまで関わった建主参加型の家づくり 帯広市S邸/イゼンホーム



S邸の大きな特徴が、建主自ら一部建材の発注から施工にまで関わった「建主参加型の家づくり」です。

ホームセンターに勤めていた経験のあるというご主人は道具や素材に関する知識も豊富。寝室の壁は「モルモル」という手で塗れる塗料を使い、家族全員で仕上げました。
白い塗料に墨汁を混ぜて色味を調節したという壁。気になる作業時間については「みんなでやったので一日で終わりました。墨汁は黒に見えますが、壁に塗ると少し青みが出ました」(ご主人)



ご主人 今はネットで何でも買える時代。照明やコンセント、塗料や床材まで、調達は難しくなかったです。内装作業をしていたのは正味一ヶ月間。大変なのでおすすめはしませんが、納得感、満足感はあります。
記事はこちら 内装を家族でDIY!建主参加型の家づくり/帯広市S邸 イゼンホーム

施主自ら3Dモデリングによる日影検討資料を作成 江別市Hさん/拓友建設



以前住んでいたアパートは、日差しが暖かい点は素敵でしたが、夏は暑く、冬は窓まわりからの隙間風をテープでふさいでしのいでいた家でした。断熱・気密性能は大事、そして日差しも取り入れることができる家が良いというのが最初から重視したコンセプトです。

この大型の庇【R庇】は夏場の直射日光を極力遮り、冬場の積雪から玄関ポーチとリビングの大窓を守る役割を持ちます。庇の出幅は1200mm以上とかなり深いのですが、軒天部分を下見板を使った曲面にすることで、空に向かって解放感があり、かつ構造的な安定性を確保できるデザインとしています。(意匠特許申請中)

一原さん 2階の窓には室内からの眺望を妨げない放射状の短い庇(パラボラ庇)を設置。2種類の庇が外観のアクセントにもなっています。パラボラ庇の設置個所はHさまが3Dモデリングによる日影検討資料を作成されていたので、その検証結果も踏まえながら、設計しました。隣家による日陰が時間によってどこまで影響するか、お施主様ご自身が解析されたというのは私も初めての経験で大変勉強になりました。

記事はこちら 住宅会社選びは性能とデザイン、そして「納得の回答」で 江別市・Hさん

要望をまとめ図面を作成、DIYでコスト面の懸念も解消 十勝大樹町E邸/石井建設



この分厚いファイルは、Eさんが検討した要望ポイントの記録です。建て主さんの家づくりに関する知識、関心の高さが伺えます。
具体的な打ち合わせの過程で諸事情を踏まえて判断するので、全ての要素をもれなく取り入れたわけではありませんが、一つひとつ、住宅会社と検討を重ねたことが手書きの書き込みからも読み取れます。

Eさん 「石井さんは私たちが希望するライフスタイルを受け止めて、限りある予算の中で可能な限り叶えてくれました。例えば、室内外の塗り壁や、タイルカーペット張りを自分たちで施工し、その分を値引きしていただくなど配慮してくれました。石井さんからご提案頂いたおかげで、コスト面の懸念を解消するだけではなく、親族を巻き込みながらDIYで楽しく家づくりに参画することができました」
記事はこちら 建築士が平屋の注文住宅を発注した工務店とは?/十勝・大樹町・E邸

手書きの図面を書いて提出 北斗市T邸/ノースランドホーム(山野内建設)



この手書きの図面はご主人が、打ち合わせの初期に山野内建設さんに提出したものです。冬季の日射取得や、防災備蓄ができる収納スペースなどのほか、客間(和室)から来客がリビングを通らずに洗面化粧台やトイレなどに行ける動線が書かれています。

実際に建てられたK邸を見ると…この写真の左側が客間で、そこから洗面化粧台やトイレ、バスルームに直行できる間取りになっています。
記事はこちら 家族を守る防災&快適なLCCM住宅/北斗市T邸 ノースランドホーム(山野内建設)


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