4 設計・プラン 家相、風水を踏まえた家づくり?

家相や風水は家を建てる時に、意識すべきでしょうか?  

家相を重視し、鬼門(北東)、裏鬼門(南西)のライン上に玄関や台所、トイレなどを配置しない、吹き抜けを設けないと決めたとします。

でも土地の形状や向き、家族構成や生活動線、収納などの事情が、家相の事情と合わず、プランがまとまらなくなったらどうしましょう。


朝日良昌代表取締役

回答1家相にもある程度配慮します

十勝・芽室町 株式会社カントリーヴィレッジ 朝日良昌代表取締役

当社はカントリーやインダストリアルなど、外国から来た住宅デザインで家づくりを行っていますが、とはいえ日本古来の「家相」についても配慮しています。現代の子育て世代の方々で家を建てる際に家相を意識される方はあまり多くないと思います。でも以前は家づくりで家相は重要なポイントでした。北東側の鬼門から南西側の裏鬼門に至る一直線上に、水回りや火の元、仏壇などを置かない、といったさまざまな点があり、年配の方であれば、意識されている方も多いと思います。

家相は、元々、住宅が水洗化されていない時代に、湿度が高くカビが発生しやすい場所で料理などを行うと不衛生で家族が病気になりやすい、といった経験則が元になっていることがあります。今は水洗化されていますし、家相を守らないことで家族に災いが、といった心配は少ないかもしれません。そして家相に徹底してこだわると土地探しや設計などかなりの制約が生じてしまうこともあります。

そのため、当社は家相に関しては、ある程度までの配慮をした上で、プラン提案を行っております。また、特に家相を重視されるお施主様でしたら、お施主様と一緒に神社で家相を見て貰うことから始めて、しっかり対応させていただくことにしております。


小森正浩代表取締役

回答2輸入住宅でも家相対応できます。聞かれると気になるかもしれない「家相」。あえてこちらからは聞きません。

旭川 セルコホーム旭川・株式会社小森工務店 小森正浩代表取締役

当社は輸入住宅の会社ですが、家相に配慮した家づくりはできます。家相・風水表は社内のスタッフも打合せの際は持ち歩いています。

ただ、最近のお客様で、家相・風水を意識する方はかなり少ないと思います。あまり家相・風水を重視するとプランの制約が増えてしまうこともあります。家づくりの打合せの際に、こちらから家相や風水のことを聞くことはありません。家相などに関心が無くても、言われると気になってしまう、ということもあるからです。

ただし、打合せの際は「何か他に気になることはないですか?」といった質問はさせていただいております。家相に限らず、マイホームで実現したいことや、逆に心配していることなどがあれば、しっかり伺っておきたいからです。インテリアの打合せの際に、お客様の要望で金運を意識して一部に金色を採用することもあります。お客様の要望を踏まえて柔軟に対応できればと思っています。

いえズーム編集部から一言

家相は、古代中国から仏教とともに伝来した占術で、日本では財産や生命を守り幸運を導く魔除け、縁起担ぎの意味で広まりました。

現代の子育て世代は家相を意識しない人が多いですが、設計、あるいは施工が進んだ段階で、ご両親が家門に配慮していない家づくりに反対する、あるいは、複数の住宅会社と家づくりの検討を進めている中で、ある住宅会社が、他社の設計を批判するために「家相」を持ち出す、というケースがときどきあるようです。

家を建てる本人たちは家相や風水を気にしていなくても、ご両親や住宅会社など、誰かから「縁起がわるい」と指摘されてしまうと気になってくる、という面もあるかもしれません。少しだけでも家相は配慮した家のプランにしておくというのも手ですね。

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