前回の記事【江別・船木建設】腕の良い大工を育てる工務店戦略で、江別市の住宅会社:船木建設が、
- 大工を通年雇用し資格取得も含めた育成を徹底
- 営業マンは雇わず、設計施工力のある現場監督が正しい知識・経験をもとにお客様に接する
- 60年以上の歴史の中で、公共工事、住宅リフォーム、新築住宅など仕事のウエイトを変化させながらも常に江別市民の信頼を得て会社を発展させてきた
などの取組を行ってきたことを森木潤一会長に伺いました。今回は、2018年4月に社長就任した現社長の森木健一氏に、住宅リフォームと新築住宅を軸とした取組について話を伺いました。
目次
住宅のリフォーム・新築事業が好調のようですね?
森木健一社長 まず住宅リフォームに関しては、おかげさまで2018年はキッチンやトイレの取り換え、屋根の雨漏りや外壁の修繕、間取りや内装の変更、増築、さらには構造体を一部残してほぼ建て直しに近いような大規模なリノベーションなど、リフォームの工事を合計すると1年間で900件以上の家を担当させていただきました。ほとんどが江別市内のお客様です。
ありがたいことに、2019年はリフォーム、新築住宅を合わせ1000件を超える勢いです。当社で以前に新築していただいたお客様からリフォームのご相談をいただいたり、お子様が新居を建てられるということで2世代にわたって新築のご相談をいただくこともあります。
他のハウスメーカー、工務店で新築されたお客様が当社にリフォームを依頼されることもあります。もちろん他社で施工された家でも当社はリフォームを担当させていただきます。
江別市3番通り、中央小学校近くに船木建設の事務所があります(江別市元江別本町20番地1)。
会社から車で30分圏内を主な商圏とした地域密着の住宅会社として60年頑張ってきたことで、多くの方とご縁をいただけているのだと思います。
船木建設のリフォームの特徴は?
森木社長 住宅リフォーム経験の豊富な現場監督が、お客様のご自宅で現状をチェックさせていただき、「ごまかしません。」という方針に沿ったリフォームのご提案をさせていただく、ということだと思います。
既存住宅は1棟1棟状況が異なります。屋根や基礎、壁の中など、オーナーが想像されていない部分にも深刻な傷みが生じていて、このまま放置すると建物の寿命や住み心地などに心配がある、という物件に出会うこともあります。
傷んだ箇所とその原因をしっかり対策するご提案
当社は、現場監督がしっかり現状を確認し、もし今この状況を放置して、表面の外装だけ張り替えてすませば、5年10年という短期間に深刻な状況になりかねない、といった判断をすれば、傷んだ箇所とその原因をしっかり対策することを踏まえた丁寧なご説明と見積もり提案をします。
それは住宅会社、リフォーム会社として当然のことだと思われるかもしれませんが、江別・札幌圏には数多くのリフォーム会社があり、安い見積もりを提出して受注しやすくするために、住宅の問題に目をつぶって簡易な応急処置というか、お化粧リフォームというか、不完全なリフォームを提案する会社もあるのです。
複数の会社に見積もりを取り、最安値の見積もりを出した会社に発注する、ということでしたら当社は、価格競争に加わらずに退きます。手抜きのリフォームをしてしまうと、いずれ問題が発覚し、お客様からの信頼も失いますし、当社は江別密着で、地域の方の信頼がベースにありますので、そういうリフォームはしない方針です。
当社が住宅リフォームを得意とするのは、現場の状況をしっかり把握し正しい施工を提案できる現場監督、そして多くの住宅リフォームを施工してきた腕の良い大工が揃っているからだと思います。
続く 江別の新築・注文住宅:船木建設の家づくりとは?
2019年08月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。