Column いえズーム コラム

ヌックのある家づくり 7選


リビングの一角や階段下などに設けられる小さな居場所「ヌック」。こぢんまりとしたスペースながら、読書やお昼寝、子どもの遊び場など、多彩な使い方ができるのが魅力です。
窓際に設ければ日向ぼっこを楽しむ場所に、階段下なら家族とつながりながら過ごせる「おこもり空間」に。収納棚やベンチを備えれば、機能性と快適性もアップします。
普通の「部屋」とは違い、囲まれ感や隠れ家のような安心感があるのが魅力で、“小さな空間だからこそ落ち着ける”と人気が高まっています。
それでは、iezoomで取材させていただいた「ヌックのある家」をいくつかご紹介しましょう!

勾配屋根+ヌック+吹き抜けでドラマチックな空間設計の家/エコットハウス



階段下を活用した秘密基地のようなヌックは、子どもたちのお気に入りスペース。正面の壁にはテレビがついています。お友だちが遊びに来ると、みんながここに集まるのだとか。将来は、本棚などに変えることもできる空間です。
勾配屋根+ヌック+吹き抜けでドラマチックな空間設計の家 札幌市N邸

“安らげるデザイン”を求めて。ヌックのある家 音更町M邸/カントリーヴィレッジ



窓際にはヌックを造りました。
「日向ぼっこをしたり、ごろごろしたり、子どものおむつ替えをしたり。端にはテーブルをつけてもらい、掘りごたつのように足も入れられるようになっているので、PCスペースとしても使っています」
“安らげるデザイン”を求めて。ヌックのある家/音更町Mさん

リビングの一角にある階段下を利用したヌック/イネスホーム



リビングの一角は階段下を利用したヌックになっています。読書やお昼寝といった「一人時間」を過ごしたり、お子さんのプレイスペースにしたりと、同じ空間で家族と過ごしつつも、ちょっとした「おこもり」が叶います。



中には本などを収納できる造作棚も。床下には、お子さんのおもちゃ収納などにも最適な大容量の引き出しも備えています。
バイオフィリックデザインを採用した癒しの家「Sol+(ソルプラス)」 石狩市緑苑台

光あふれるリビングとヌックが主役の家 余市町U邸/アシストホーム



LDKに入ってすぐ、2階につながる階段下には、奥さまが希望した小さな空間・ヌックがあります。
「子どもたちはここでゴロゴロしたり、ゲームをしたり。夜になると末っ子をここで先に寝かしつけることもあります」と話します。
冬には、楕円形のこたつとローソファを置いて、ミニリビングにする計画も!
光あふれるリビングとヌックが主役の家 余市町・U邸/アシストホーム

階段下のヌックも大活躍 帯広市W邸/ティーメイス



階段手すりは、シャープな印象のアイアンを骨組みに、手が触れる部分はぬくもりを感じさせるタモで造作したオリジナルデザインです。

階段の下には居心地の良いヌックを設けました。ヌックとは部屋の一部にしつらえられた、こぢんまりとしたくつろぎスペースのこと。古いスコットランド住宅の、暖炉脇を座椅子などで囲んだ空間(ingle nook=暖炉エリア)が語源とされていますが、小さなスペースだからこその隠れ家のような心地よさがあります。
「読書をしたり、子どもが机代わりに勉強したり。ソファとはまた違う、家族みんなのお気に入りの場所になっています」
キャンプやスキー道具は玄関土間に! 階段下のヌックも大活躍/帯広市Wさん

LDKの本棚のあるヌック 札幌市I邸/アウラ建築設計事務所



奥さんは「いろいろなところに座れて、自分の居場所がたくさんある」ことを希望しました。そこで、LDKの本棚のあるヌックもそうです。
車いす対応のバリアフリーレストラン「石のうえ」/札幌市Iさん

中廊下にヌックや飾り棚のあるかわいい洋風平屋 妹背牛町N邸/昭和木材株式会社



アーチ状の下がり壁とアクセントクロスでひと際映えるヌック風スペース。DIYが好きなご主人がお手製の収納ベンチを作ったので、ゆったりくつろげる場所になりました。
中廊下にヌックや飾り棚のあるかわいい洋風平屋 妹背牛町N邸


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