札幌市北区にあるイネスホームは、暮らし手のニーズやトレンドをキャッチし、家づくりに反映するのが得意な住宅会社です。同社では定期的に新たなコンセプトのモデルハウスを発表しており、実際の建物を体感することができます。
現在、最新のモデルハウス「Sol+(ソルプラス)」が石狩市緑苑台で公開中です。コンセプトは「植物と共にカジュアルに暮らす家」。目の前には公園、歩道には街路樹があり、立地自体も緑豊かな環境にあります。
イネスホームでは、女性が中心となって設計やコーディネートを担当しています。トレンドに敏感な女性ならではの視点から、デザイン性の高い住空間とともに、家事動線などの機能面にも優れた家づくりを提案しています。
「Sol+」を企画したのは入社3年目の岡野愛美さん。岡野さんから「Sol+」のおすすめポイントを聞きながら、室内をご案内していただきます。
バイオフィリックデザインで心地よい空間を演出
室内に入ると、あちこちに可愛らしい植物が飾られています。
「一番の特徴は、バイオフィリックデザインを採り入れたことです」と岡野さん。バイオフィリックデザインとは、人間が本能的に求めている自然を感じられる環境を建築やインテリアの中に採り入れ、ストレスの軽減や幸福度アップにつなげるものです。
岡野さん自身、コロナ渦で外出制限がある中、「家の中でも自然に触れられたら」との想いから生まれたアイデアだったそう。
リビングは吹き抜けの大きな窓からやわらかな光が降り注ぎ、観葉植物などを育てるのに最適な環境です。
キッチンの面材には自然を感じられる色味を出すため、LIXILの新色・オリーブグレーが使われています。天井の木目調クロス、壁のタイルも木や土といった自然の風合いを演出しています。
子育てママの目線を大切にしているイネスホーム。キッチンは、LDK全体とリビング横にある洋室の奥まで見通せる配置です。階段を行き来する家族やお子さんを見守ることもできて安心です。
キッチンの横には、ちょっとした作業ができるデスクスペースをプラン。前方の壁はマグネットが付くので、時間割を貼ってお子さんのスタディスペースとしても使えます。
対面キッチンの腰壁に造られたリビング収納は、専属大工さんが造作したもの。縦のラインが美しい扉は、縦長の羽目板を貼り合わせて作られています。大工さんの腕の良さがうかがえるポイントです。
リビングの一角は階段下を利用したヌックになっています。読書やお昼寝といった「一人時間」を過ごしたり、お子さんのプレイスペースにしたりと、同じ空間で家族と過ごしつつも、ちょっとした「おこもり」が叶います。
中には本などを収納できる造作棚も。床下には、お子さんのおもちゃ収納などにも最適な大容量の引き出しも備えています。
連続配置で使いやすい水回り
デザインの良さとともに、共働き世帯が家事をしやすい生活動線、子育てしやすい間取りの提案もポイントです。
玄関は、土間続きにシューズクローゼットを備えています。
(写真左)パネルヒーターは無塗装+クリア加工で、おしゃれなメタリック調に仕上がりました。
(写真右)照明は岡野さんがセレクトしたもの。趣味のカフェ巡りをする時には、店内のインテリアや照明、クロスなどをチェックして家づくりのアイデアに活かしているそう。天井に投影される光の揺らぎが素敵です。
玄関ホールを進むと、洗面室とトイレがあります。洗面室にはあえて扉を付けず開放的にすることで、帰宅後の「ただいま手洗い」ができます。
洗面室のすぐ隣りがファミリークローゼット。その先は、脱衣室になっています。
洗濯物干し用のバーも完備。乾けば、隣のファミリークローゼットにすぐに収納できる家事楽動線になっています。
脱衣室はさらに、キッチン→LDKへと続く回遊動線になっています。
日当たりの良い場所にあるインナーテラス
「最も日当たりのいい場所にご案内します」と岡野さんに言われて2階に上がると、1.5帖のインナーテラスがありました。
観葉植物のグリーンに癒されながら一人時間を過ごすのにぴったり。カウンター付きでリモートワークにも適しています。
心地よさが体感できるモデルハウス
「Sol+」は、入った瞬間から、木のぬくもりと緑の優しい雰囲気で「バイオフィリックデザイン」による心地よさを感じられる家でした。ぜひ、実際のモデルハウスを見学して、その良さを体感してみてください。
現地住所:石狩市緑苑台東2条2丁目13番1
公開日時:土曜、日曜、祝日 10:00~17:00
お問い合わせ:0120-216-232
予約制となっています。
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2023年06月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。