Story 取材記事

モノトーン+間接照明で、ホテルライクにくつろぐ住まい 石狩市/W邸


石狩市に住むWさんは、ご夫婦とお子さんの3人暮らし。来年には家族がもう1人増える予定です。
新居は2024年11月に完成しました。設計・施工は、完全注文住宅で、それぞれの家族に寄り添う家づくりを得意とするイネスホーム(札幌市北区)。北欧テイストやホワイトインテリアのデザインも人気ですが、W邸はモノトーンでスタイリッシュな雰囲気です。

グレーとブラックが基調の内外観



外壁は凹凸のある梨地仕上げのサイディング。窓枠が黒いことに気がついたでしょうか。この家をグレーとブラックのモノトーン調にしたいというのが、ご主人の当初からの要望でした。



玄関ドアも郵便受けにもマットなブラックが採用されています。



玄関にはシューズBOXと広いクロークを完備。ホールに上がって左手の廊下を進むと、洗面室があります。
カウンター一体型の洗面台はゆったりして使い勝手がよく、まるでホテルのような落ち着きを感じさせます。



洗面室の先にはユーティリティーと浴室が続いています。ガラスドアを開けると、壁4面はブラックのアクセントパネル、浴槽のエプロンもブラックで統一されていて、こちらもこだわりの詰まった空間です。



玄関ホールからまっすぐ入ると、17.5帖のLDKが広がっています。



リビングは開放感のある吹き抜けにしました。壁紙は白ではなく、グレージュを選んでいます。ロールスクリーンやパネルヒーターもグレーに揃えました。



ダイニングテーブルはキッチンの並びに配しました。リビングとつながりつつも、下がり天井や間接照明の効果で、特別感のある空間に仕上がっています。



面材や家電もブラックで統一した、洗練されたキッチン。



キッチンカウンターを彩るペンダントライトは、奥さまがひと目惚れしたもの。可動できるように取り付けています。

寝室は暗めに、子ども部屋は明るく



玄関を入ってすぐ右手には2階へ続く階段があり、リビングの吹き抜けに通じています。吹き抜け窓からの日差しが、リビングにも2階ホールにも明るく注ぎます。



2階には子ども部屋2室と夫婦の寝室、書斎をつくりました。こちらはお気に入りのモノでいっぱいの、小学生の息子さんの部屋です。



夫婦の寝室は、さらなる落ち着きを求めて明るさを極力抑えた空間になるよう配慮しました。床材も壁紙もLDKより暗めの色を選び、パネルヒーターもこの部屋だけブラックにしています。



寝室の奥は、奥さま専用のウォークインクローゼット。この壁だけビビッドなピンクにしました。見えないところにお気に入りの色を加えた遊び心を感じます。



こちらはご主人の書斎です。その一角にニッチをつくり、趣味で集めてきたミニカーのディスプレースペースにしました。台の高さも変えられるよう大工さんに造作してもらった、お気に入りの空間です。

ご主人にお話をうかがいます

家づくりのきっかけとイネスホームに依頼した理由を教えてください



2024年の年明け頃に、イネスホームに相談に行ったのが家づくりのきっかけです。今は引退しましたが、祖父がイネスホームで大工としてずっと働いていました。小さい頃、祖父が家を建てる現場を見に行ったこともあります。
さらに、祖父の弟(大叔父)と私の姉の夫が、現在イネスホームで大工として働いています。そのため、「家を建てるならイネスホームで」と決めていました。

どんな家にしたいという希望はありましたか



ホテルライクにくつろげる、グレーとブラックを使ったモノトーンの家にしたいと思っていました。イネスホームで建てることは決めていましたが、家づくりの参考に、いろいろなモデルハウスを見学しました。
なかでも気に入ったモデルハウスがあり、そこがモノトーン調だったんです。壁紙や床材はもちろん、窓台(窓の下部を支える部材)や巾木なども一部をブラックにしたり、廊下を設けた間取りなど、そのモデルハウスでよいと思ったポイントを採り入れてもらいました。

家づくりを振り返って、今どんな気持ちですか



大工である大叔父と義兄は、普段は同じ現場になることがないそうですが、私の家では運よく2人が担当してくれることになり、おかげで安心して任せることができました。
実際にでき上がってみると、想像以上に吹き抜けも大きく開放的でした。自分の希望をすべて叶えてもらうことができ、非日常を味わえる住まいが完成して満足しています。


2025年11月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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