Column いえズーム コラム

ペニンシュラキッチンの実例 5選


こんにちは。iezoom編集部です。対面式でオープンタイプのキッチンが人気ですが、今回はペニンシュラキッチンの実例を集めてみました。

島のようなアイランド型で、キッチンが独立していて周りをぐるっと回遊できるアイランドキッチンとは違い、キッチンの片側が壁にくっ付いているのがペニンシュラキッチン。アイランド型に比べて動線が限られますが、設置する広さが省スペースになり、限られた空間でも取り付けやすいメリットがあります。

リビングに向かって設置すれば小さなお子さんの様子にも目が届き安心。コミュニケーションが取りやすく、オープンなデザインの良さがあります。
一方、オープンなので常に片付けが必要。食器洗いが苦手な方は手元が隠れるよう、キッチン手前に腰壁を設けるのも一案です。コンロ周りの油跳ねにはガラスなどのガードを設置するのが無難でしょう。

上部に吊戸棚が無いので、収納にも配慮が必要です。食器やストック品の収納を兼ねたパントリーを近くにつくれると安心です。両面に収納の付いた天板の奥行きが広いタイプもあるので、使い方や予算によってセレクトしたいところです。それでは、オーナーさんが実際に採用したペニンシュラキッチンの実例を見ていきましょう。

※最後にキッチンの形についての解説があります。お見逃しなく!

ダイニングとの距離感がちょうど良い家族が集うペニンシュラキッチン 岩見沢市/マルワホーム企画



「ママの姿をいつでも子ども達に見ていてほしい」という奥さまの願いから、キッチンはオープンタイプに。背後には大容量のパントリーがあり、食品や日用品のストックがすっきりと収納されています。キッチンとダイニングは、ちょうどほどよい距離感。調理や作業をしていても、家族との会話が弾みます。

景色に癒される2棟目マイホームもマルワホーム企画で 岩見沢市I邸

スタディースペースにもなるカウンターを組み合わせたペニンシュラキッチン 恵庭市/キクザワ



キッチンはリビングに向かった対面式です。カウンターはスタディスペースとしてごはん支度をしながらお子さんの学習や活動を見守ることができます。

立ち上がり壁付きの対面キッチンはクリナップ製の「ステディア」。天板も引き出しの面材も、掃除しやすく耐久性に優れたオールステンレスで、キッチンに組み込んだ大容量のフロントオープンタイプのミーレ社食洗器も家事負担の軽減につながる設備の一つです。

ガスコンロの並びには壁を隔ててオープンタイプのパントリーラックを配置。お客さまからは見えない場所にあり、取り出しやすさを考えて扉は付けていません。その向かいに食品庫があり、冬場は野菜や米、果物などの保管に重宝しています。

好きなインテリアに囲まれた家事効率のよい家 恵庭市T邸/キクザワ

天板広めでカウンターにもなるペニンシュラキッチンでコーヒータイム 札幌市/SANKEI



オープンタイプのキッチンはリクシル製。フラットな天板はオプションでさらに奥行きを出しました。配膳や片付けなどがしやすく、ハイスツールに腰かけて、ちょっとしたコーヒータイムも楽しめます。ダイニング側には引き出し収納も付いており、取扱説明書や薬が収まっています。背面収納もホワイトの面材でスッキリと統一しました。

風水を採り入れた間取り・調湿に優れた快適な空気環境の家 札幌市南区Tさん

LDK全体とリビング横にある洋室の奥まで見通せるペニンシュラキッチン 石狩市/イネスホーム



キッチンの面材には自然を感じられる色味を出すため、LIXILの新色・オリーブグレーが使われています。天井の木目調クロス、壁のタイルも木や土といった自然の風合いを演出しています。子育てママの目線を大切にしているイネスホーム。キッチンは、LDK全体とリビング横にある洋室の奥まで見通せる配置です。階段を行き来する家族やお子さんを見守ることもできて安心です。
バイオフィリックデザインを採用した癒しの家「Sol+(ソルプラス)」 石狩市緑苑台

使い勝手の良いペニンシュラキッチン 浦幌町K邸/カントリーヴィレッジ



キッチンは、使い勝手を考えてペニンシュラ型に。天井と壁をL字にデザインして間接照明を入れました。「照明をつけた時にふわっと浮き上がるような感じが好き」と奥様もお気に入りの空間です。
すっきりしたデザイン+要望反映の家づくり/浦幌町Kさん

解放的なペニンシュラタイプのキッチン 石狩市モデルハウス rimo+/イネスホーム



キッチンは解放的なペニンシュラタイプ。淡いグレーのスタッコ調の面材を使ったオープンなキッチンはLIXIL(リクシル)製です。手元を隠さずワイドな天板を採用することで、家族みんなで食事の支度をするのにも便利。軽食をとるカウンターにもなります。リビング側には扉付きの収納も完備しているので、コーヒーカップやリビング雑貨の収納にも使えます。
オン/オフしやすいリビング書斎のある大人可愛いモデルハウスrimo+ 石狩市

ペニンシュラ型で奥行きのある広いキッチン 札幌市S邸/リビングワーク



ペニンシュラの奥行きのある広いキッチンや造作カウンター、可動式の飾り棚など、木をたくさん使って落ち着いた雰囲気に。
IoTと薪ストーブで、暮らしを豊かに/札幌市Sさん リビングワーク

夫婦が並んで料理を楽しむ広々天板がお気に入り 札幌市/拓友建設



キッチンはご夫婦が並んで料理できるよう、天板が広くて両面収納になっているLIXILを採用しました。ダイニング側にも収納が付いています。
2畳分のスペースがあるパントリーも作りました。棚は、ご主人とお父さまでDIYしたそうです。

農家住宅の記憶をたどる「通り庭」がある家 札幌市I邸

理想のレイアウトは、「利き手」を知ること


キッチンの基本レイアウト4タイプと、人気の対面式I型ペニンシュラ・アイランドの両タイプ


キッチンの基本レイアウトはI型、2列型、L型、U型の4つ。この4つのパターンにそれぞれ、アイランド型とペニンシュラ型の2つのタイプがあります。リビングとつながるキッチンレイアウトで人気なのは、この対面式I型ペニンシュラ型キッチンとアイランド型キッチンです。

キッチンのレイアウトは、シンクが左右どちらに位置するかによって、コンロの位置も決まりますが、実はシンクの位置は自分の利き手と関係していて、キッチンでの快適な家事動線を決める要点になります。右利きの場合は、右からシンク→調理スペース→コンロ(加熱機器)、左利きはその逆で、左側にシンクがあるほうが使いやすいと言われています。
続きはこちら 【連載15】快適なレイアウトの秘訣は「利き手」にあった!


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2023年07月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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