Story 取材記事

ワンちゃん・猫ちゃんと一緒にスキップフロアを楽しむ 斜里町 大友さん/光輝建設


「動物をたくさん飼うことができる自分たちの家が欲しかった」―。こう話すのは昨年(2024年)の春にオホーツク・斜里町でマイホームを完成させた大友さんの奥様。1匹のワンちゃんと5匹の猫ちゃんとともに暮らす大友さん一家の住まいでは、木の表情やインテリアのテクスチャー・カラーにこだわった空間の中で、一家4人とワンちゃん、猫ちゃんたちが日々心地よい暮らしを送っています。

人も動物も暮らしやすい住まいを


2階からスキップフロアを見下ろすと、ワンちゃんや猫ちゃんがまったり


大友さん一家のマイホーム新築は、ご実家の隣にあった土地の購入がきっかけ。土地の所有者から購入を持ちかけられ、それまでご実家で一緒だった4匹の猫ちゃんも含め、家族みんなが快適に暮らせる家づくりが始まりました。
施工を依頼したのは網走の光輝建設。奥様のご両親と同社の澤田社長がお知り合いで、同社の家づくりの特徴である4倍断熱(外壁断熱厚が約40cm)や、スキップフロアのあるプランが決め手になったとのこと。


インナーガレージもこだわったところの一つ。
みんなでワイワイガヤガヤとバーベキューなどをするのが楽しみに


ご夫婦で思い描いていたのは、無垢の木を使っていて、ワンちゃんや猫ちゃんも暮らしやすく、断熱性に優れた暖かい家。スキップフロアやインナーガレージもこだわったところで、「光輝建設さんが建てたスキップフロアの家を見学して、私たちの家にもスキップフロアを採り入れたいと考えていました。猫たちの憩いの場になるし、リビングで遊ぶ子供たちを見守りつつ、まったりできる場にもなるので」と奥様。

部屋ごと内装デザイン変える遊び心も


白い金属サイディング仕上げの高級感ある外観


マイホームが完成し、大友さん一家が入居したのは昨年(2024年)の春。外から見ると、白い金属サイディングにガレージシャッターの茶系色と、窓枠のプラチナステン色がアクセントカラーとして映え、高級感あるエクステリアとなっているのが特徴的です。玄関前のポーチはなだらかなスロープになっているので、小さい子供から高齢者まで楽に出入り可能。将来的に車いすが必要になったとしても安心です。


玄関横(左)とホールの手洗い(右)の壁に施工されたシダーシェイク


そして室内は要所要所に木の表情を活かしつつ、シックなカラーコーディネートで仕上げたことにより、とてもくつろぎやすい空間に。例えば玄関横とホールの手洗いの壁は、ウエスタンレッドシダーを手割りしたシダーシェイクで仕上げ、床・天井材や建具も木目調の製品を中心に採用。壁のクロスもカラーはグレー系をほぼ全体的に選んでいるのがポイントで、床・壁・天井のテクスチャー・カラーなどは、ご主人と奥様が相談して部屋ごとに変えるなど遊び心も感じられます。

ワンちゃん・猫ちゃんの動線と居場所にも配慮


ダイニング・キッチン(左)とスキップフロアのフリースペース(右)を隔てる壁には、
猫ちゃんが通り抜けできる開口も。箱形の階段は大工の造作品


また、ワンちゃん・猫ちゃんと一緒に暮らすことから、掃除のしやすさはもちろん、ワンちゃん・猫ちゃんの動線と居場所にも配慮。床材にはフローリングではなくフロアタイルを採用しているほか、間仕切り壁には猫ちゃん専用の通り道となる開口も設けられています。4倍断熱によって出窓風になる窓も、猫ちゃんにはくつろぐのにちょうど良い場所となっている様子。


4倍断熱により出窓風になった窓回りでくつろぐ猫ちゃん


将来も見据えて間取りや仕様を検討


スキップフロアが一体となった開放感あふれる吹抜け


間取りや仕様は毎日を快適に過ごせるよう、将来も見据えて大友さん夫妻と澤田社長で考えました。澤田社長は、あまりに大きい窓は断熱性の面で不利になること、ハイドアはいつか歪む可能性も捨て切れないので付けないほうがいいことなど、後々後悔することがないよう先を見越していろいろと提案やアドバイスをしてくれたとのこと。


リビングに設置した大画面テレビの背面はエコカラットで仕上げ、ホールに光を届ける内装窓も設けた


リビングと一体の空間になっている洋室。壁面ラックにたくさんの本やおもちゃを収容できる


間取りを見ていくと、家族のメインスペースとなるリビングは、スキップフロアの吹抜けがある開放的な空間となっており、テレビ背後の壁面には消臭・調湿効果が期待できる壁材・エコカラットを施工。建具を設けずリビングと一体の空間としている洋室には、たくさんの本やお子さんたちのおもちゃなどを収容できる造作の壁面ラックも備わっています。

ダイニング・キッチンは壁一面を鮮やかなイエローに


リビングから続くダイニング・キッチンには、ご主人の友人である料理人の方も使いやすいように
幅広のフルフラット天板が特徴のキッチンを採用


さらにリビングと連続するダイニング・キッチンは、幅が広くて使い勝手が良いフルフラット天板のペニンシュラキッチンをチョイス。ご主人の友人に料理人の方がいて、これまでも自宅にきた時には美味しい料理を作ってもらったそうですが、その料理人の方もより使いやすいように考えたそう。奥様の好みで壁一面を鮮やかなイエローとし、カウンターも猫ちゃんが上ることのないよう、あえて天板を高い位置に設定しました。


鮮やかなイエローカラーが目を引くダイニング・キッチンの壁面


このほか、パントリーは約3帖、トイレは1.5帖と、ゆとりある広さを確保しているものプラン上のポイント。パントリーは食料品のほか、お子さんたちとワンちゃん・猫ちゃんの生活用品等が買いだめできるように考えての広さです。

スキップフロアでは猫ちゃんがまったり


猫ちゃん専用のスペースとなるスキップフロアの中2階では。猫ちゃんが心地良さそうに過ごしている


大友さん一家がこだわったことの一つであるスキップフロアは、中2階スペースが猫ちゃんたちのくつろぎの場に。キャットタワーやクッションでのんびりしている姿は、とても愛くるしいものですね。階段の上り口にはペットゲートを設置しているので、1階にいるワンちゃんが上がっていく心配もありません。


現在は猫ちゃんたちの部屋となっている2階の子供部屋


2階は寝室や子供部屋、ご主人の書斎などがあり、このうち子供部屋は現在猫ちゃんたちの部屋として使われています。子供部屋は12帖ほどの広さでドアが2つあり、お子さんたちが小さい時には2人1部屋として使い、それぞれ個室がほしくなったら間仕切りして2部屋にすることも可能です。

エアコンを少しつければ冬も夏も快適


2階から吹抜けを見下ろせば、家族の様子もワンちゃん・猫ちゃんたちの様子もよくわかる


入居後の住み心地はというと、奥様は「子供たちも犬や猫も元気に走り回ることができ、みんな快適に過ごしています。スキップフロアで猫たちがくつろいでいるのも幸せそうですし、吹抜けから室内全体を見渡せるのもいいですね」と語ってくれました。今後はキャットウォークの設置を考えているほか、庭に木を植えたりなどお子さんたちがもっと外で遊べるような環境をつくることも思い描いているそう。


床に寝ころぶワンちゃんの快適そうな顔が、大友さんのマイホームの居心地の良さを物語っている


また、断熱性の高さについては「昨年の夏は、エアコンを少しつけただけで涼しかったですね。10月に寒くなってきた時も、ほかの家ではストーブをつけていたこともありましたが、うちはエアコンを30分くらいつければ大丈夫でした」とご主人。
現在初めての冬を過ごしているところですが、きっと大友さん一家4人もワンちゃんも猫ちゃんも、快適な暖かさの中で暮らしていることでしょう。


2025年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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