Column いえズーム コラム

ネコと暮らす家づくり10選


猫ちゃんは大切な家族の一員です。
家を建てる動機に、ネコと暮らしたいから、ということも珍しくありませんし、家を建てる場合も、猫ちゃんの安心できる居場所の確保、室内の傷、汚れ、においの対処などさまざまな気配りを住宅会社と検討される建て主も多いと思います。

そこで今回は、キャットウォークやネコ専用の出入り口など、猫ちゃんと仲良く暮らす家づくりの工夫をご紹介します!

吹き抜けLDKのキャットウォーク、愛猫が喜ぶ家づくり 更別町F邸/赤坂建設



ご夫婦、お子さん、そして2匹の猫たちとの「家族の時間を大切にしたい」という想いを込めて建てた、ナチュラルスタイルの農家住宅をご紹介します。
吹き抜けのLDKにはキャットウォークが。2匹ですれ違えるように幅は広く設計しました。



元は保護猫だったという2匹。
「猫たちはすぐ慣れて、キャットウォークも毎日駆け回っています。床暖房も気に入っていますね。家族全員がリビングで一緒に心地よく過ごせるようにと思っていたので、嬉しいです」

将来は階段を使わなくても暮らせるように、1階にはLDKのほか寝室・和室・水回りをまとめています。
「階段前に扉をつけて猫エリアも1階に限定したので、広い家でも長く一緒に過ごせるようになっています」
記事はこちら いえズームで赤坂建設を発見!愛猫が喜ぶ家づくり/更別村Fさん

造作キャットウォークがつなぐ、人も猫もくつろげる家 鹿追町 I邸/カントリーヴィレッジ



I邸には、奥様が元々飼っていた保護猫とご主人が運命の出会いを果たしたラグドールの2匹の猫がいます。この2匹も含めた家族全員が幸せに暮らせる家を、というのがIさんの願いでした。
壁面いっぱいに造られたキャットウォークは、インテリアコーディネーターである八木睦美さんによる設計。猫の好きな幅や広さ、くぐりやすい形や安全性などに配慮してデザインされています。



「八木さんも猫好きで、なんと東京まで行って猫に配慮した家づくりの研修会に参加してきてくれたんです。『壁の一部に猫の足跡模様の入った壁紙を使って、歩いた跡のように見せたい』という手間のかかる要望も、丁寧なスケッチを描いて思い通りの仕上がりにしてくれました」



LDKの壁には開口部を設け、階段、2階へとキャットウォークで空間をつなぎました。
リリカラ社の壁紙は足跡入り、足跡なしの二種類を組み合わせて。2匹にとってもリラックスできる場所になりました。
記事はこちら 造作キャットウォークがつなぐ、人も猫もくつろげる家 /鹿追町 I さん

猫ちゃんのトイレを清潔に保てるよう工夫 音更町M邸/クリプトン



LDKの一角、階段下に猫さんスペースがありました。「猫トイレを清潔に保てるよう、猫は入れるけれど犬は入れない、というサイズで入り口を作ってもらいました」
37帖LDKでゆったり暮らすモダンスタイルの家/音更町Mさん

建築中から暖かい!ネコ目線で考えた和モダンの家 札幌市K邸/SANKEI



Kさんのお宅はご夫婦とネコちゃん6匹暮らし。 「ネコのために家を建てた」というほど、愛猫の暮らしやすさを優先してつくられています。
リビングの壁には、ネコちゃんが歩き回れるようなステップを取り付け、吹き抜けの梁の上まで一周できるキャットウォークをしつらえました。 3階の寝室には自由に出入りできるネコ穴も設けています。


階段ではネコちゃんたちがお行儀よく迎えてくれました。


サンケイさんに伝えたのは、「ニシン番屋みたいなイメージの家」。 奥さまは「もともと床におっちゃんこして、膝の上でネコをなでなでするような生活をしていたので、和のテイストを取り入れたかった」と話します。



「中学時代の友人が大工なので、暖かい家にしたいと言ったら、サンケイ建匠さんを紹介してくれたんです。大工さんが『建ててる最中から暖かい』と言うなら間違いないかなと」とご主人。
家の中がどこも暖かいから、ネコちゃんたちはそれぞれお気に入りの場所で、自由気ままに過ごしています。



画像左/3階には奥さまが趣味の洋裁を楽しむための作業部屋を設けましたが、ここにもネコが遊べるタワーを用意。 寝室にはネコが窓枠から外の様子を眺められる、大きな窓も取り付けました。
画像右/ネコ砂が散らばらないように床を低くくりぬいたトイレスペース。

この他にもネコと一緒に暮らす工夫がいっぱいのお家です。
記事はこちら 建築中から暖かい!ネコ目線で考えた和モダンの家/札幌市・Kさん

梁に取り付けたキャットウォーク 当別町Y邸/辻野建設工業



梁に取り付けたキャットウォークは、辻野建設工業からのプレゼント。すっかり、愛猫「ひめちゃん」のお気に入りスペースになりました。



ご主人も梁に板を渡して、キャットウォークを回遊式にアレンジ。
記事はこちら 札幌中心部から列車で1時間。四季を楽しむ田舎暮らし 当別町Y邸

親子4人とネコ2匹と暮らす暖かな家にリノベーション 帯広市M邸/イゼンホーム



親子4人とネコ2匹というのがM家の家族構成。LDKの壁にはネコ用出入り口も開けました。「断熱がしっかりしているので、穴が開いていても暖かいのが嬉しいですね」(ご主人)



記事はこちら 「DIY」「お酒」「焼肉」が楽しい家にリノベーション/帯広市M邸

大工さんが丁寧に相談に乗ってくれて完成したキャットウォーク 幌延町O邸/小山内建設



幌延町のОさまは、暖かい家での子育て環境整備、そしてネコちゃんとの暮らしも大切にできる住まいを小山内建設に依頼しました。



Oさん 壁にキャットウォークをつけてもらいました。大工の西口さんがネコ用の踏み台の位置などについて丁寧に相談に乗ってくれて・・・。最初の一週間くらいはずっと隅の方にいましたが、徐々に慣れてきました。高い場所にいるのが好きなようです。壁は珪藻土を塗ってもらって、室内のにおい対策にもなっていると思います。
記事はこちら 断熱性能と子育て環境重視の平屋住宅 幌延町・O邸 小山内建設

壁の下から突然猫が出てくる、遊び心が楽しい設計 札幌市T邸/奥野工務店



猫も大切な家族のT邸。左は玄関ホールの棚下に仕込んだ猫ドア、右は洗面脱衣室側から見た猫ドアです。「壁の下から突然、猫が出て来たら面白いでしょ」と遊び心が楽しい設計。



ダイニングの造作棚とキッチンの食器棚の間には造作のカウンターを設置。カウンター下は猫ちゃんの食事コーナーになっています。
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シンプルなプランで猫ちゃんが自由に動き回ることも出来てストレスの少ないお家 札幌市T邸/アウラ建築設計事務所



ご夫婦の居住スペースは2階。「広くゆったりとつくる」ことを基本に、収納スペースを充実させ、シンプルなプランに徹しました。Tさんは犬2匹だけでなく、猫も2匹飼っています。猫は夜活発に動き回るため、物が露出して置かれていると落としたりぶつかったりしてトラブルの元になるからです。その代わり、猫は自由に動き回り、ストレスがありません。
記事はこちら 建替えで実現!ペットとアウトドアが楽しめる家 札幌市・Tさん/アウラ建築設計事務所



猫ちゃんも景色を楽しめる見晴らしの良い2階リビング/十勝・中札内村/cubeチセ



2階リビングの魅力は、何と言っても見晴らしが良いこと。等間隔に並んだ上げ下げ窓(ダブルハング・ウインドウ)は、屋外から見るとシンメトリーで均整の取れた外観になっています。



保護ネコのぴっち君もキャットウォーク付きの新居の窓から中札内の景色を眺めています。ちなみに、名前は奥様が大好きな絵本、「こねこのぴっち」 から。
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開放感抜群!6.5m吹き抜けの家/中札内村K邸 プラスワイド



アイアンの階段は眺めの良いキャットタワーとして猫たちの憩いの場になっています。4匹の猫のために、爪の届く部分の壁は引っかかれても補修しやすい塗り壁になっています。



水回りの一部には猫コーナーも。換気扇を設置していてトイレの臭いも全く気になりませんでした。
記事はこちら 開放感抜群!6.5m吹き抜けの家/中札内村K邸 プラスワイド

キャットウォークのある暮らしやすさ重視の家 池田町S邸/赤坂建設



キッチンは対面式で、家族の時間を大切に。そして配膳や片づけも家族みんなでできる造りです。そしてリビングには愛猫のキャットウォークも造作しています。
最初は恐る恐るだった猫ちゃんも、今ではこのステップタワーやキャットウォークが大のお気に入りです。
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階段下のニッチスペースを活用 青森県弘前市K邸/小野住建



ネコちゃんたちの住み心地も踏まえて階段下のニッチスペースにトイレを配置しました。
家全体がいつも25℃!省エネ&快適な住まい 弘前市K邸/小野住建

ネコと快適に暮らす2世帯住宅 札幌市中央区S邸/SANKEI



画像左/猫の水飲み・餌場を上部に、トイレを下部にプラン。下部には小さな換気扇も付いています。
画像右/階段は通常よりも広く幅を採り、壁面に本棚を設置。その上を猫が歩ける猫用階段になっています。



2階、子世帯のリビング。先ほどの猫用階段からは、上下2か所に猫が通れる開口(ネコ通路)を空けています。上部はステップに続いていて、天井の梁の上も自由に移動できるようになっています。

右手の腰壁奥は猫トイレになっていて、上部はえさ場、下部の扉付き収納はネコ砂や餌のストック用です。ガラスブロックの一枚を抜いて、猫が顔を出せるような遊び心もプラスしました。
記事はこちら 札幌市西区で明るく暖かい家をつくる (株)SANKEIとは?


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