Story 取材記事

木の温もり、住み心地を大切にする家づくり【赤坂建設の住宅事例集2】


建て主の要望を実現する【十勝・赤坂建設の住宅事例集1】
に続いて専務の佐竹利昇(としのり)さんが担当した住宅をご紹介します。

大空間に木の温もりあふれる事務所 帯広市/よつ葉樹木石園さま

よつ葉樹木石園さまは、造園などに使う樹木の育成・販売を手掛ける帯広の植木栽培・販売会社です。それまでプレハブだった事務所の建替え・新築をしたいと、赤坂建設の帯広事務所に立ち寄られたのが最初でした。



現地に行ってみると、樹齢100年を超えるおんこの木をはじめ、沢山の植木が育っていて、森の中の事務所といった感じ。育った木々の木陰になり、事務所内は日差しも入りにくくなっていました。

完成した事務所は、ご要望だったプラウ(船首型)の開口部を採用し、日の出から日没まで陽の光を採り込む明るい空間になっています。



また、作業場に保管されていたポプラの巨木を使いたいというご要望も。こちらは装飾柱として採用。空間の良いアクセントになっています。



天井には天然木の突板を貼っています。



薪の材料となる豊富な木材があるので、暖房には薪ストーブを採用されました。木の温もりと薪ストーブの暖かさで、訪れるお客さまにも好評をいただいているようです。

スタジオや縁側のある平屋建て 音更町Yさま



音更町Yさまは、お子さまが独立され、2階建てからご夫婦の暮らしにちょうど良い平屋建てへの建て替えを希望されました。

庭や家庭菜園を楽しまれているYさま。土地に対して建物をL字型に配置し、庭や畑とつながりを感じられる造りにしています。



リビングは三角の屋根形状を生かした吹上げ天井に、シーリングファンや石目調のクロスでリゾートのような開放感を演出。大きな窓からは庭の様子が眺められます。



リビング横には奥さまが舞踊のお稽古につかう専用室を用意。約10畳大のゆったりとしたスペースに、大きな鏡や衣装がたっぷり入る収納、音響機器なども完備しています。



リビング・ダイニングの様子が見渡せるオープンなキッチン。



調理師でもある奥さまのご要望で、キッチンのガスコンロは火力の強いものをセレクト。
収納を豊富に確保し、食品庫(向かって右突き当り)もつくっています。



太陽の日差しがたっぷり差し込むYさま邸。窓にはトリプルサッシを採用していますが、室内でも観葉植物を育てたいというご要望があり、紫外線の透過率が高めのサッシを選ぶなどの工夫をしています。

また、住宅性能は2×6で付加断熱50mmで仕上げた、暖かさも太鼓判の住宅です。

続いてお客様相談室室長の高山辰也(たつや)さんの担当した住宅をご紹介します

20代夫婦が叶えた薪ストーブの家 帯広市Tさま



Tさまのお宅は、ルピナスが咲く野原の一角に建っています。小さなお子さまのいる20代のファミリーで、それまで暮らしていた集合住宅の周辺環境や住宅性能に問題を感じ、お子さんの成長にも良い環境を求めてマイホームを決断されました。

まずは無理のない資金計画を一緒に考えるところからお手伝いさせていただきました。今こういう生活をして、その後どんな暮らしがしたいのか。予算の範囲内で組立が出来たところで家づくりがスタートしました。



赤い三角屋根にレンガの煙突がチャーミングなTさまのお宅。建て主の要望は、薪ストーブのある家でした。



ツーバイシックス工法で、断熱気密にも優れた赤坂建設の建物ですが、Tさまのお宅では暖房器具は薪ストーブのみ。十分に暖かいとご満足いただいています。



傾斜屋根を生かした吹抜のリビング。希望だった天窓も付いています。リビングの壁は塗壁で、ご主人自らDIYで仕上げました。



面材に天然木を使ったキッチンは奥さまのご希望でした。



キッチンからはリビング・ダイニングの様子が見渡せるので、お子さまの様子にも目が届きます。



現しにした構造梁には照明を施しました。薪ストーブの暖気はこの吹抜から2階に上がり、家全体を暖めてくれます。



このほか1階には老後を見据えて、寝室をつくっています。家づくりで一番大切なことは、その家で長い年月を暮らしていけるということ。

赤坂建設は、家の完成がゴールではなく、その先の暮らしを見据えた家づくりをお手伝いしています。

キャットウォークのある暮らしやすさ重視の家 池田町Sさま



子育てファミリーのSさまは、元気いっぱいのお子さまが大きくなるにつれ、もっとのびのびと遊べる住環境を考えるようになり、マイホームの新築を決断されました。



玄関には愛猫と同じ黒猫をデザインしたポストが付いています。



木の温もりあふれるLDK。共働きのSさまご夫妻は、家事動線がよく、暮らしやすい間取りを希望されていました。



キッチンは対面式で、家族の時間を大切に。そして配膳や片づけも家族みんなでできる造りです。そしてリビングには愛猫のキャットウォークも造作しています。



最初は恐る恐るだった猫ちゃんも、今ではこのステップタワーやキャットウォークが大のお気に入りです。



こちらは旦那さまがコレクションしているミニカー専用のコレクション棚。手前にはPC作業などに便利なカウンターを付けました。



こちらは災害対策として赤坂建設が標準仕様としている非常用電源切り替え装置(右上)と発電機(灯油タンク下)。

2018年9月の全域停電(ブラックアウト)を教訓に、標準仕様化を実現。非常時に備え、安心な暮らしをお届けしています。新聞でも取り上げられました。



大家族が暮らす酪農家の家、テーマパークのような心弾む住まい、街中でプライバシーを保てる家、店舗住宅、薪ストーブの家、猫と暮らす家、事務所、セカンドラウフを楽しむ平屋建てと、一挙に8事例を紹介していただきました。

豊富な経験と確かな技術はもちろん、新たな取り組みによって常に進化し続ける赤坂建設の家づくり。続きは細部まで希望が叶う注文住宅【赤坂建設の住宅事例集3】をご覧ください。


細部まで希望が叶う注文住宅【赤坂建設の住宅事例集3】

取材記事 細部まで希望が叶う注文住宅【赤坂建設の住宅事例集3】

赤坂建設は1976年に道東で初めてツーバイフォー工法で住宅を建設して以来、十勝2×4協会の仲間とともに、十勝の高断熱高...

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