Story 取材記事

細部まで希望が叶う注文住宅【赤坂建設の住宅事例集3】


赤坂建設は1976年に道東で初めてツーバイフォー工法で住宅を建設して以来、十勝2×4協会の仲間とともに、十勝の高断熱高気密住宅の推進に貢献してきました。

基本計画から設計施工まで全て自社で行い、大工も社員雇用し技能向上を図って住宅性能・品質・顧客満足度を高めています。

断熱気密性能や、十勝の景観に似合う住宅デザイン、防災対応力などで有名な赤坂建設ですが、実は間取りや生活動線などプランニングの面でも住まい手の要望、ライフスタイルを踏まえたきめ細かいプランニングを実現していることが評価されています。

建て主の要望を実現する【十勝・赤坂建設の住宅事例集1】
木の温もり、住み心地重視の家づくり【赤坂建設の住宅事例集2】

に続き、今回も赤坂建設が建てたオーナーの家づくりについてご紹介いただきます。


目次

まずは赤坂社長が担当したオーナーの家づくりから紹介していただきます。

太陽光発電のついたハイスペック住宅 池田町Oさま 



池田町のOさまは本州からの移住者です。赤坂建設はこれまでも多くの移住者の方の住まいづくりをお手伝いさせていただいています。切妻屋根に太陽光パネルを搭載した建物は、目前に広がる畑や周囲の景観にも溶け込むデザインです。



厳しい寒さに備える高性能2×6仕様住宅を希望されていたOさま。2×4工法の丈夫な造りや、高断熱・高気密な住宅性能に加え、パイピングで温水を循環させ、太陽の熱を土間に蓄える土間蓄熱工法による床暖房を標準仕様にした赤坂建設の家づくりに共感され、ご指名をいただきました。



本州に住んでいるOさまとの連絡は、ほとんどがメール。住宅設備などはお住まいの近くにあるショールームに足を運んでいただき、実際に確認してもらい、追加の希望などにも対応させていただきました。



屋根の傾斜を生かした吹上げのLDK。キッチンはオープンな対面式です。リビングには景色を望む大きな窓を付けました。



背面収納を備えたキッチンには、庭に出られる勝手口もあります。



リビングには収納も充実。スッキリとした空間が保てます。



LDKが見下ろせる2階ホール。天窓からの木漏れ日や、天井に貼った天然木の羽目板の温もりが心地よい空間です。一角に書斎コーナーもつくりました。



屋根の傾斜が楽しい2階居室。



桜の木が眺められるスクエア窓は、まるで絵画のよう。

またOさま邸は、地域材を活用し、地域ごとの共通ルールに基づく木造の長期優良住宅が対象となる「地域型住宅ブランド化事業」の支援も受けています。

田園風景が眺められるこだわりの住まい 池田町Yさま



農家を営まれているYさまのお宅は2世帯住宅。それまで札幌で暮らしていたYさまが、家業を継ぐタイミングでご実家を建て替えることになりました。

大手メーカーさんともご相談をされていましたが、赤坂建設にご指名をいただき、家づくりがスタートしました。



外観は、三角屋根に石目調のサイディング、格子をイメージした窓や鎧戸、アールの下がり壁支柱をつけたポーチなど、ヨーロピアンに仕上げています。農家住宅らしく、正面玄関のほかに、作業用の玄関もついています。



引戸付きのシューズクローゼットがついた玄関。ペールグリーンの大きな親子ドアの上には採光窓もついており、明るい空間です。



キッチンから一望できるオープンなLDK。こちらもハーフラウンドの下がり壁やダメージ感のある木の梁が、洋風アンティークな雰囲気をつくっています。



ダイニングからの眺め。大切な畑と豊かな自然を眺めながら食事を楽しむことができる、とっておきの場所です。



キッチンは札幌のオーダーキッチン会社で製作したオリジナル。ステンレストップに木の扉で機能性・デザイン性ともに納得できるものを選ばれました。



下がり壁の奥には書き物をしたり、作業をするのに便利な小部屋があります。



リビングの横には和室が続きます。地窓や吊り押し入れ、フラットな置き畳でモダンな空間です。

ハイブリッド給湯暖房機を採用した、エコで省エネな住宅です。

次は佐竹専務が担当したオーナー宅を紹介します。

プラウ(船首型)窓がある木の温もりあふれる住まい 帯広市Gさま



帯広市のGさまは、赤坂建設が設計・施工したよつ葉樹石園さんの建物を気に入って、連絡をいただいたのがご縁でした。


国道沿いに建つよつ葉樹石園さんの事務所


Gさまは通りがかりに気になっておられたそうで、ネットで調べ、赤坂建設のホームページにたどり着いたのだそうです。

当時札幌に住んでいたGさまご夫婦とのやり取りは主にメール。自分が札幌に伺って打ち合わせながら、順調にプラン作りが進みました。



特徴的なプラウ(船首型)窓も実現。内装には明るいパイン材をふんだんに使い、天井もパイン材で仕上げました。

キッチン・ダイニングには若草色のアクセント・クロスをチョイス。爽やかな空間が広がっています。



吹抜の開放感が階段室や2階ホールにも及んでいます。



2階居室にはステンドグラスも。



Gさまのお宅は土間蓄熱暖房を採用しています。

和モダンで仕上げた風格のある一棟 幕別町Iさま



幕別町のIさまは、建築家さんとマイホームの話を進めていましたが、プランと予算の両面で希望を反映してもらえず、赤坂建設の帯広事務所を訪ねて来られました。

和風テイストがご希望で、玄関ポーチに立つ2本の柱には秋田から取り寄せた銘木を使い、玄関からこだわりを実現しています。屋根には24枚のソーラーパネルを設置し、太陽光発電機能も備わっています。



玄関のたたきは玉石洗い出しで仕上げました。フラットな腰掛ベンチや格子の間仕切りも。



吹抜のLDK。建具をダーク・ブラウンで統一し、高級旅館のような印象です。キッチン横には和室があります。



家族がコミュニケーションをとりやすいアイランド型キッチンは、カウンターも付けました。美しい格子の入った建具も造作によるオリジナルです。



調理師のご主人自らが立つキッチンには、業務用冷蔵庫も収まっています。



キッチン横の和室は丸窓を付け、とびきりモダンに仕上げました。



日中は陽だまりが心地よい吹抜のリビング。階段は南に面した2階の渡り廊下に繋がり、廊下の左右に個室があります。



洗面化粧台はオリジナル。浴槽にはヒノキを希望されており、コスパの良いアラスカヒノキを採用。壁にはタイルを貼りました。

ご希望に沿ってさまざまな工夫を凝らし、ご満足いただける一棟になりました。

セカンドライフを楽しむロフトのある平屋建て 幕別町Hさま



子育ても終わり、ご夫婦ふたりの暮らしとなった幕別町のHさま。古くなった住まいのリフォームを検討していましたが、大きな工事に費用負担も大幅にかかることから、新築による建て替えを決断され、赤坂建設をご指名いただきました。

外観は寄棟に切妻を合わせた勾配屋根で、その形状を生かした内装が魅力の一棟です。



16畳ほどの広さがあるリビング・ダイニング。吹上げのリビングには屋根の形に合わせ、窓を上下に配置。おおらかで明るい空間が広がります。窓の両側には本棚も付けています。



天井には天然木のツキ板を貼りました。木製の手すりの向こうは人が立てる高さのロフトになっていて、お子さんファミリーが帰省された際などに客間として使っています。



リビング・ダイニングに向かってオープンタイプの対面キッチンを配置しました。



リビングと一体化した和室には、掘りごたつを付けました。木の腰壁に囲まれて、温もりあふれる仕上がりです。



玄関はドアの両側にスリット窓を設け、明るく広々とした印象です。



大容量のクローゼットを備えた寝室。一部カーペット敷きにして、寛ぎ感を増しています。

またHさまのお宅では、寒冷地向けのハイブリッド冷暖房・給湯システム「VIVIDO(ヴィヴィッド)」を採用。ガスボイラーとヒートポンプを自動で上手に使い分けることで全室の温水式暖房と、リビングなど複数室の冷房、給湯やお湯はりができる省エネで省スペースなシステムです。

付加断熱施工によって国土交通省の低炭素建築物に認定され、税制優遇措置も受けています。

住み心地には、大変ご満足いただいています。

続きはこちら デザイン・性能・動線などをしっかり踏まえた設計提案力【赤坂建設の住宅事例集4】


デザイン・動線重視の設計提案力【赤坂建設の住宅事例集4】

取材記事 デザイン・動線重視の設計提案力【赤坂建設の住宅事例集4】

建て主の要望を実現する【十勝・赤坂建設の住宅事例集1】 木の温もり、住み心地重視の家づくり【赤坂建設の住宅事例集2...

この記事を詳しく見る


目次

2021年05月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

株式会社赤坂建設の取材記事