Story 取材記事

札幌市西区で明るく暖かい家をつくる (株)SANKEIとは?

2021年4月からは不動産部門と合併し新たに始動



1979年創業のサンケイ・リードから2003年に分社し、新築注文住宅とリフォームを軸とする地域密着型の建築会社として展開するサンケイ建匠(株)。事業内容は、新築注文住宅・リフォーム・アフターメンテナンス、土地や中古住宅の売買、賃貸管理など様々な要望に応える「ワンストップ体制」が魅力です。

木造軸組構造にダブル断熱・計画換気・調湿機能をプラスした高機能住宅「ファース工法」を採用して、年間着工棟数と施工エリアを絞ることで施主とのコミュニケーションと品質管理ならびにアフターメンテナンスを大切にしながら顧客満足度を高めています。


【2019年にコンビニエンスストアをリノベーションした社屋】


2021年4月からは、グループ企業として連携してきた不動産仲介・賃貸管理を行う(株)サンケイ・リードと合併し、(株)SANKEIの建築部門としてサンケイ建匠ブランドを継続。これまで以上に不動産と建築のスムーズな連携を図り、充実したサービスの提供を目指します。

子連れでも安心して打ち合わせができるカフェのような社屋



西区八軒89号線(通称宮の森北24条通り)沿いに建つ社屋は、一面ガラス張り。コンビニエンスストアの特徴を生かした開放的で入りやすい雰囲気です。内部はビンテージ感たっぷりな内装に植物をふんだんに採り入れ、カフェのように落ち着く打合せスペースが広がります。



小上がりのキッズコーナーには絵本やTVも設置されていて、「子ども連れでもじっくり打ち合わせができる」とオーナーからも好評です。

エリアと棟数を絞り、丁寧で高品質な家づくりにこだわり続ける


サンケイ建匠は地域密着の「家の主治医」であり続け、高い品質を維持するため、新築・リフォームの施工エリアを本社から半径30km圏内、施工棟数を年間12棟までに限定しています。実際の工程は、丁寧なヒアリングを経て作成したオンリーワンのプランを、腕の良い専属大工が形にする家づくりです。

今回はサンケイ建匠がここ数年で建築した新築施工事例について、代表の湯浅さんと、建築士の入山さんにお話をうかがいながら、ダイジェストでご紹介します。


目次

掃除しやすく家事動線に優れた家 札幌市中央区Oさん



何よりも空気の質(とりわけ換気と湿度)にこだわっていたOさんが選んだのは、断熱と換気・調湿機能に優れたファース工法の家。友人の紹介でサンケイ建匠と出合い、家づくりが始まりました。

サンケイ建匠は土地選びから伴走。60坪の土地を限界まで使った住まいは、1階にリビングと2台分の車が入るガレージをビルトインしたものでした。



左/広い玄関。中庭に向かって縦長の窓を連続配置。
右/玄関横のシューズクローゼット兼家族玄関。



湯浅さん「採光が心配だったので、春分、夏至、秋分、冬至などの季節ごと、朝昼晩の時間ごとにCGパースを作り、詳細に日当たりのシミュレーションをしています。工事中だった12月~1月にはお客さまに現場まで来てもらい、実際の光の入り方を確かめていただきました」。



吹抜の明るいリビング。床材には無垢の風合いを表現したフロア材(ダイケンのトリニティシリーズ)を採用。夫婦共働きのOさん宅では、掃除のしやすさも重要ポイントでした。テレビボードはタモ材を使ったオリジナルで、背面には吸湿・防臭に優れたエコカラットを貼っています。

また、ファースの家は小屋裏設置のエアコンで家中のベースとなる温度を保ち、補助として居間にエアコンを1台設置しますが、Oさんのお宅は小屋裏のエアコン1台とエコジョーズによるパネルヒーター(床下に設置)との、電気・ガス併用です。



左/キッチンには丈夫で美しいセラミック天板を採用。ドイツ・ミーレ社の食洗機を入れています。
右/スッキリと使いやすい2階洗面室。



メインの洗面室と浴室を2階に配置したOさん邸では、洗った洗濯物がそのまま干せるように、広い2階ホールに電動昇降式の物干しを設置しています。突き当りは3畳の納戸になっています。

湯浅さん「ミニマルに暮らしたいという奥さまの要望で、シンプルな設計を基本にしてムダを省き、キッチンや食洗機など高品質な住宅設備を叶えています。家事動線に優れ、メンテナンスのしやすい間取りと、夏涼しく冬暖かい室内環境に満足いただいています」。

ネコと快適に暮らす2世帯住宅 札幌市中央区Sさん



札幌市のSさん邸には、ご夫婦と子ども1人、お母さまと、数匹の猫が暮らす二世帯住宅です。外観はホワイトのガルバリウム鋼板の外壁に包まれたがモダンな佇まい。独立したガレージも付いています。



左/天然木の突板を貼った玄関。
右/玄関ホールからリビングに続く廊下。階段下を使った収納もあります。



1階はお母さまとお孫さんの居住スペースです。ミントグリーンの壁紙が良いアクセントになっています。猫のステップも付けました。



庭に面した明るいLDK。キッチン奥には家事室→洗面室→浴室が続きます。



左/便利な家事カウンターや収納棚のある家事室。壁紙はリビングのミントグリーンを基調にしたリンクコーデです。
右/猫の水飲み・餌場を上部に、トイレを下部にプラン。下部には小さな換気扇も付いています。



階段は通常よりも広く幅を採り、壁面に本棚を設置。その上を猫が歩ける猫用階段になっています。



2階、子世帯のリビング。先ほどの猫用階段からは、上下2か所に猫が通れる開口(ネコ通路)を空けています。上部はステップに続いていて、天井の梁の上も自由に移動できるようになっています。

右手の腰壁奥は猫トイレになっていて、上部はえさ場、下部の扉付き収納はネコ砂や餌のストック用です。ガラスブロックの一枚を抜いて、猫が顔を出せるような遊び心もプラスしました。



明るく開放的な2階リビング。吹抜けの高天井にキャットウォークが続きます。



猫が自由に行き来できるスペースは2階リビングまで。ドアで仕切られた家族のプライベートゾーンはダークな配色でモダン&ラグジュアリーに仕上げています。



ホテル仕様の主寝室。間仕切りの柱から手前には広い書斎があります。

入山さん「自然豊かな環境で、周りのロケーションを生かし、猫も暮らしやすい設計を心掛けました。モダンな中に木の風合いをプラスした居心地の良い一棟です」。

ファミリークローゼットを備えた暮らしやすい平屋 岩見沢市Kさん



岩見沢市のKさん宅は平屋建て。実家が同じく平屋の一戸建てで、その暮らしやすさに慣れていた奥さまの希望でした。

ホームページでサンケイ建匠を見つけたKさんが資料請求し、見学会に訪れたのが出会いです。入山さんが総予算にあわせて土地探しから提案し、家づくりがスタートしました。



飾り窓の付いたペールブルーの玄関ドアは奥さまが好きなフレンチカントリー・テイストを反映しました。向かって左手は物置になっています。



白を基調にした明るい玄関ホール。リビングドアにも光を採り入れる摺りガラスが付いています。



13畳のリビング・ダイニング。梁を現しにしたリビング天井は高さが2600mmあり、開放的。



ベージュのロールカーテンの奥はリビングから直接出入りできるファミリークローゼットになっています。その右手にある下がり壁を抜けると、右手に洗面室、正面ドア奥に脱衣室がつながっています。



彫り込んだテレビスペースにニッチの飾り棚が映えるリビング。連続した窓から明るい日差しが差し込む心地よい空間です。フロア材は3匹の愛犬が走りやすいよう、滑りにくい素材のフロア材を採用しています。



ホワイトで清潔感のあるキッチンは、手元が隠れるよう腰壁を設置。壁厚を使ったマガジンラックも造りました。



特にこだわったのが水回り。脱衣室・洗面室・洗濯物干し室を独立設計しています。写真は2.5畳の洗面室。洗面化粧台の横にはメイクで使うためのカウンター、背面には可動式の収納棚を付けました。



こちらは洗濯物干し室。上部に物干しパイプが常設されていて、洗う・干すが一カ所で完結し家事ラクが叶います。



子ども部屋は間仕切りを設けずオープンに使用。それぞれのスペースに可動棚とクローゼットがあります。将来は仕切ることも可能です。

入山さん「予算のバランスを考え、ベーシックな形状の外観にしたKさまですが、アーチ壁やニッチ、梁を現しにした天井や、クロス使いで奥さまの希望だったフレンチカントリーを反映しています。暮らしやすい生活動線と収納計画で、ご満足いただける住まいになりました」。

居酒屋風ダイニングのある和モダンな家 札幌市北区Yさん



札幌市Yさんは、和モダンな住まいを希望していました。リビングには引き出し付きの小上がりをプラン。横になったり、腰かけたりと便利な寛ぎ空間です。



リビング横の和室。和室には玄関ホールに出る引戸も付いていて、トイレへの便利な動線も確保しています。



ダイニングは一番のこだわりポイント。アクセントにもなる木柵によってリビングと穏やかにゾーン分けされています。奥にある対面キッチンからリビングのテレビが観られるよう、一部開口部をつくっています。



まるで本物の居酒屋のような趣です。テーブルセットや木柵はすべて専属の大工さんによるオリジナルです。



キッチンには腰壁を付けて、手元が見えないようにしています。作業の様子が見えないことも、寛ぎ度をUPさせているよう。便利な食品庫も付いています。



階段を上がったところにある5畳のホールは洗濯もの干しスペースとして使います。乾いた服は各部屋にそのまま運べる便利な家事動線です。

入山さん「Yさまは、土地+建物での総予算に対する資金計画からお手伝いさせていただきました。屋根上に太陽光パネル(3.5kW)も搭載し、蓄電池を押し入れに収めた、省エネで災害時への備えにも配慮した住宅。大工仕事で造作したこだわりのダイニングにもご満足いただいています」。

中庭のある光あふれる住まい 札幌市中央区Mさん



札幌市のMさんはビルトインガレージを希望。南面に間口があるため、採光に配慮した設計が行われました。外壁には高耐久で汚れにくいエスケー化研の塗壁「ベルアート」を使っています。



左/長い土間のある玄関。正面には裏玄関が見えます。右手は住空間、左手奥はガレージに繋がっています。
右/裏口玄関右横に位置する家族玄関。大容量の靴棚を設置しました。



広々したLDK。M邸では上下階共に温もりのある無垢フローリングを採用しています。向かって右手が南に面していて、左手の窓からは建物奥まで採光を確保するためにつくられた中庭を眺めることが出来ます。



中庭を望むダイニングキッチン。右手に見える引戸は和室につながっています。



キッチン奥の和室は、旅館のような広縁を提案。中庭を介し、広縁から光が入る設計です。地窓もあり、来客用にピッタリな一室になりました。



トイレとユーティリティーの間にある洗面化粧台。左右の引戸を空けると、水回りが一直線につながる優れた動線も魅力です。



約8畳大の2階ホールには物干しを設置しています。ここにはピアノも置く予定です。

入山さん「Mさまとは不動産専門のサンケイ・リードが売り出した土地を購入されたのがご縁で、ファース工法や弊社の家づくりを気に入って、依頼いただきました。

南面にビルトインガレージを配置したため、採光計画は特に重要で、中庭を配置することで、奥に続く居室の日当たりを確保しています。DKや和室から中庭を眺めることができ、採光と眺望の両面で成功した実例です」。

大人家族が快適に暮らす平屋の家 札幌市西区Sさん



札幌市のSさんは、ご夫婦と成人したお子さま2人が暮らす4人家族。築40年の2階建て住居を建て替え、それぞれのプライベートを保ちながら快適に暮らすことができる平屋の家を希望しました。

現在の場所に建替えるか、別の場所に建築するかなど、不動産の相談もあり、依頼先には不動産部門でも信頼のおけるサンケイ建匠を選びました。



暮らしていた住まいを取り壊し、南向きに間口のある日当たりの良い土地で家づくりがスタート。あまり日差しが入りすぎないようにと要望があり、玄関とリビング窓がある部分を窪ませ、日よけを作っています。



明るい玄関ホール。土間続きには玄関クロークをプラン。ホールから入れる納戸にはご主人の工具を収める予定です。靴の脱ぎ履きに便利な収納付きベンチも設置しました。



16畳を確保したオープンなリビング・ダイニング。



LDから引戸でつながるのはご夫婦の寝室です。S邸は天井高が通常より高い2500mmで、ドアや収納扉もすべて同じ高さのハイスタッドを採用しているため、より開放的な空間が生まれています。



楽器が趣味の娘さんの個室は防音仕様。壁や天井はもちろん、窓や換気にも防音効果のあるものを採用しています。

湯浅さん「近年は階段のある暮らしから、平屋建てを希望されるお客さまが増えています。マンションが持つワンフロアの快適性と、庭や畑を楽しめる戸建てのメリットの両方を備えているのが平屋建てです」。

冬暖かく、夏涼しい、快適な温熱環境のファースの家は、高気密・高断熱、換気・調湿機能に優れ空気がきれい、省エネでエコ、高耐久で強いというのが特徴。ご家族が安心して永く暮らすことが出来る住まいが実現ました。

IEZOOMで以前に取材した記事はこちら

(株)SANKEIの建築部門として新たなスタートを切ったばかりのサンケイ建匠。
湯浅社長は注文住宅の新築にあたり「これまで共感いただいているものを大切に守りながら、後世に継承できるような高品質な家づくりを続けていきたい。社内的には人材育成を継続強化し、この仕事を通じて社会貢献できるような会社でありたいと思います」と話します。

まるでカフェを連想させるような八軒の社屋は、窓に電子掲示板で最新の不動産情報なども掲載予定です。気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょう。


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2021年03月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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