Column いえズーム コラム

リノベーションの施工実例15選(北海道・東北版)

リノベーションの施工実例まとめ

これまでの時代は、築年数の経過した家を修繕、リフォームして長く住むより、新築を望む方が多かったと思います。住宅の寒さ、耐久性、住み心地、デザインなどの面で築30年を超えた住宅の中には、少々リフォームしたところで快適な住まいにはならない家も多かったという事情もあると思います。特に、北海道や東北など積雪寒冷地では、断熱・気密性能の低い家では、住み心地も家計も厳しいという事情があり、暖かく省エネな家に変える断熱リフォームは、多くの場合、仮設工事、外壁改修、断熱施工など、リフォーム費用としては高額なものになってしまうため、いっそ新築にしたほうが、という選択肢が主流でした。

しかし近年は、新築戸建て住宅や分譲マンションの価格高騰もあって、中古住宅を購入し、大規模改修を経て、そこに住む人の生活にあった付加価値を生み出す「リノベーション」が、子育て世代を中心に人気を集めています。住宅取得コストを抑えたい、あるいは今住んでいる家への愛着があるので活かせるものは活かしたい、といった事情で、リノベーションを希望される方が多いのも事実。



住宅会社に話を聞くと「リノベーションは新築住宅より、見積、設計、工事が難しい」という話をよく聞きます。壁の中や床の中などで柱梁、断熱材がどのように劣化し問題が発生しているか、見積段階の診断でもある程度の予測はできたとしても、完全に見定めることが難しいので、工事内容、金額の面で不確定要素のある工事になる可能性があるからです。そして、既存建物の状況を踏まえながら、適切に工事を進めるためには、現場監督、大工の経験や判断力、対応力が問われる部分も数多くあります。

リフォーム・リノベーション会社は、リフォーム専業の会社、地元で新築もリフォームも行う工務店、屋根や外装、水道などの専門工事会社などさまざまな業態があります。水回り、内装、断熱改修、塗装、雨漏り対策、フルリノベーションなど得意な分野もそれぞれ異なります。チラシや訪問営業、ネット広告など宣伝力の強い会社のほうが目立ちますが、リフォーム・リノベーション工事は、新築工事以上に、診断、適正な見積もり、プラン提案力、工事の現場での養生、施工品質などの面が重要になります。

そこでこのページでは、実際にリノベーションを実現された方々の体験談をご紹介します。

「経年変化も味わいたい」思い出の家をリノベーション/帯広市Y邸 水野建設

こちらのお宅、元々はご主人のお父さんが建てられた家でした。「長く住むならどこかで建て替える必要が出てくる」と改築を検討したのが4年前。一度は他の住宅会社と契約直前まで話を進めたものの、「改築ではなく新築でどうか」と提案され、どこかすっきりとしない想いを抱えていたのだそう。契約成立には至らず、話を白紙に戻しました。

住宅会社にとって、新築よりリフォーム・リノベーションの方が積算・工事管理などの難易度が高いこともあり、住宅会社の提案によって、古い家はまだ使えても壊して建て直されるケースが多いのが現実。そんな中、「利用できるものを無駄にせず大切にしたい」というY様ご夫妻の想いを理解し応えてくれたのが水野建設でした。


「経年変化も味わいたい」思い出の家をリノベーション/帯広市Y邸 水野建設

取材記事 「経年変化も味わいたい」思い出の家をリノベーション/帯広市Y邸 水野建設

帯広市内の閑静な住宅街に建つY邸は、十勝産のカラマツをふんだんに使い、自然を感じられる空間が魅力。「元々あるもの...

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戸建てリノベーションでニアリーZEH実現 函館/マルサ佐藤建設

リノベーション前のS邸は過去に外廻りをリフォームしたことがあるため、外装はあまり傷んでいませんでしたが、なにより「セントラルヒーティングがついているのにものすごく寒くて結露だらけだった」そう。基礎、柱・梁など主要構造部分を残し、断熱性能と耐震性能を高める性能向上工事を経て太陽光発電を搭載したNearly ZEH(ニアリーゼッチ)※1仕様のスマート電化住宅※2に生まれ変わりました。建替えをすすめる会社がほとんどでしたが、マルサ佐藤建設だけがリフォームによるZEH化を提案。「基礎や木材が使えるなら新築と変わりない家にすることができます」。佐藤専務の一言がSさんの心を捉えました。


戸建てリノベーションでニアリーZEH実現 函館/マルサ佐藤建設

取材記事 戸建てリノベーションでニアリーZEH実現 函館/マルサ佐藤建設

リノベーションにも本気で取り組む e-housing(イーハウジング)函館 e-housing(イーハウジング)函館は新築だけでなく、性...

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フル・リノベーションで今もこれからも快適に 札幌市東区N邸/松浦建設

札幌市東区のNさんは、自宅が築26年を過ぎた頃、ご夫婦二人のこれからの暮らしを見つめ直し、「暖かくて掃除のしやすい家にしたい」と松浦建設でフル・リノベーションすることにしました。リノベーションでは既存の基礎をそのまま生かし、大きく間取りを変更しなかったものの、リビング横の和室を洋室にして玄関ホールからの動線を確保したり、壁付きだったキッチンをオープンな対面式にし、食品庫や保冷庫を設けるなど、より暮らしやすい住空間を叶えました。

Nさん それまでも、外壁だけは塗り直したことがありましたが、直すなら一度にやりたいと、ずっと我慢していました。築26年が過ぎ、子どもたちが結婚して家を出た時に、リフォームしようと夫婦で話し合って決めました。結露による窓のパッキンのカビや、クロスの汚れなども気になっていて、遊びに来る孫たちを、キレイな家で迎えてあげたいという気持ちもありました。


フル・リノベーションで今もこれからも快適に 札幌市東区N邸/松浦建設

取材記事 フル・リノベーションで今もこれからも快適に 札幌市東区N邸/松浦建設

札幌市東区のNさんは、自宅が築26年を過ぎた頃、ご夫婦二人のこれからの暮らしを見つめ直し、「暖かくて掃除のしやすい家...

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「高断熱住宅は建設費が高い」を解決する家/八雲町・T邸/ノースランドホーム(山野内建設)

建材費の高騰、大工や技能者の高齢化と人材不足が進む中で、新築戸建て住宅で2000万円を切る家を建てるのは難しい。また、家を購入する側からすると2000万円超えの建物+土地代というのは大きな経済的負担です。

そのため、家の性能、大きさ、仕様を削って2000万円以下の新築戸建て住宅を建てる、という家づくりが近年増えています。ただし、それによって断熱気密性能が不十分になると、光熱費が年間で40万円を超えてしまうことも珍しくありません。そうなると住宅ローン+光熱費負担で支払いはむしろ苦しくなります。

中古住宅購入後は、クロスや床材などのお化粧リフォーム、キッチンやお風呂、トイレなど水まわりの改修も必要で、断熱改修の予算を捻出できなくなる。寒さや結露、光熱費負担は我慢するというご家庭が多いのが実態です。

「安い新築」を選んでも「中古住宅」を買っても寒さや光熱費負担から逃れられないという課題に対し、ノースランドホーム(山野内建設)は、ZEH(ゼッチ)と、リノベーションを組み合わせた「ZEH(ゼッチ)リノベーション」という答えを出しました。


「高断熱住宅は建設費が高い」を解決する家/八雲町・T邸/ノースランドホーム(山野内建設)

取材記事 「高断熱住宅は建設費が高い」を解決する家/八雲町・T邸/ノースランドホーム(山野内建設)

2017年完成の八雲町T邸。 この家は、北海道の住宅業界が抱える大きな課題を解決するために、函館・八雲の住宅会社、...

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青森の高断熱住宅をリノベーションで実現/ 青森市・М邸 森の風工房

「家の隙間から雪が入ってきたこともあった」という断熱・気密性能が低かった以前の住宅を、断熱・気密性能を高め、寒さ・結露・光熱費負担・水回りなどの悩みも解決するという新たな価値を創造したのがМ邸のリノベーションです。もともと大きな家で、家具など家財道具もたくさんありましたがリノベーションを機にかなり整理。不要なものは処分しました。

奥さま 夜寝ているときも暖かいし、家全体がどこも暖かいのが嬉しいです。お客さんが来た時も玄関から暖かいので驚かれます。断熱ブラインドはとても効いていると思います。窓際でも全く寒さを感じませんし、断熱ブラインドを上げた時に冷気を感じるので逆に効いているんだと実感します。


青森の高断熱住宅をリノベーションで実現/ 青森市・М邸 森の風工房

取材記事 青森の高断熱住宅をリノベーションで実現/ 青森市・М邸 森の風工房

はじめに 株式会社森の風工房は、省エネで快適な高断熱高気密住宅の普及がまだまだ進んでいない青森で、いち早く一般社団...

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築47年の住宅を薪ストーブのある快適な住まいにリノベーション 辻野建設工業/札幌市K邸

建築士だったご主人のお父さまが、今から約60年前に自ら設計した住宅で、家族の思い出が詰まった家でした。当時で築47年。老朽化による寒さの問題や、子育てを終え、ご夫婦二人が暮らしやすい間取りの変更も希望していました。「古い住宅で天井がとても低かったので、床を10数㎝下げて天井を高くしています。防湿や防蟻などに優れた土間コンクリート仕上げ。蓄熱効果も期待できます」と辻野社長。断熱改修は手が込んでいて、1階は外壁をすべて取り払い、30㎝ほど外側に張り出し、中からウレタンを吹き付けた内断熱仕様。2階は内壁を残し、外からスタイロホームを張り付けた外断熱仕様になっています。


築47年の住宅を薪ストーブのある快適な住まいにリノベーション 辻野建設工業/札幌市K邸

取材記事 築47年の住宅を薪ストーブのある快適な住まいにリノベーション 辻野建設工業/札幌市K邸

札幌市のKさんは、辻野建設工業で11年前にフル・リノベーションし、理想の我が家を手に入れました。Kさんの家づくりや、...

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リノベーションで叶えたUA値0.27の暖かい家 水野建設/幕別町

幕別町のFさんは、子育てやご両親の介護を経て、今はご夫婦だけの2人暮らし。大きな3世帯住宅を減築し、第2の人生を楽しむための平屋住宅を水野建設でリノベーションしました。以前からリフォームを考えていたという奥さま。「家族が一番多かったときは、主人の母、私の両親、私たち夫婦と子ども3人の合計8人で、7LDKの大きな家に住んでいました。

子育てや互いの両親の介護を終えると、家が大きすぎると感じるようになりました。管理するのも大変ですし、自分たちのこれからを考えると、無駄な動線のない、機能的でシンプルな住まいを希望していました」


リノベーションで叶えたUA値0.27の暖かい家 水野建設/幕別町

取材記事 リノベーションで叶えたUA値0.27の暖かい家 水野建設/幕別町

幕別町のFさんは、子育てやご両親の介護を経て、今はご夫婦だけの2人暮らし。大きな3世帯住宅を減築し、第2の人生を...

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札幌【株式会社建匠】のリフォーム・リノベ、新築事例まとめ

札幌市豊平区の株式会社建匠は、1957年の創業以来、丈夫で暖かく、長持ちする家を丁寧につくり続ける地元密着の工務店です。現在はOBからのリフォームや営繕などの要望も増えており、リフォーム会社としての活動も増えました。

リフォーム・リノベーション工事は、オーナーの要望を丁寧にヒアリングし、予算などの事情を踏まえた柔軟な提案力が求められます。オーナーが生活している状態で行われる工事については特に、養生やプライバシーへの配慮など、気配り力も重要です。建匠のリフォーム・リノベーション工事は、一級建築士で建築部長の山口征貴さんを中心に、顧客の要望、住宅の状況、予算を踏まえ、メリット・デメリットをオーナーとしっかりと共有した上で行われるので工事から完成、アフターフォローまで、「満足度が高い」とオーナーからも高い評価を得ています。

今回は山口部長から、過去のリフォーム・リノベーション工事についてお話をうかがいます。


札幌【株式会社建匠】のリフォーム・リノベ、新築事例まとめ

取材記事 札幌【株式会社建匠】のリフォーム・リノベ、新築事例まとめ

札幌市豊平区の株式会社建匠は、1957年の創業以来、丈夫で暖かく、長持ちする家を丁寧につくり続ける地元密着の工務店で...

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リノベで実現!使いやすい動線と自然素材の心地よい家/恵庭市Sさん キクザワ

Sさんは、築19年の2階建て注文住宅を減築して平屋にし、さらに一部増築してシンプルモダンな住宅にリノベーションしました。掃除やメンテナンスをこまめに行い、大切にお使いだったお住まい。現地を確認した金谷常務からお墨付きをもらうほど内装の状態は良かったそうですが、お客様は間取りや基本となる断熱性能に大きなお悩みを抱えていました。

50代を機に大規模なリノベーションを決意したSさん夫妻。他社も含めて検討したそうですが、「自由設計が可能で、自然素材を多用するキクザワさんの家づくりの考え方が私の好みにピッタリ合いました」と奥さま。今回のリノベーションでは、断熱・気密性能向上もテーマでした。リノベ前の家も室内は寒くはなかったものの、暖房費が気になっていました。

そこで、SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)が募集した「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業」に応募し、断熱・気密性能を強化することに。UA値は0.36Wと道が推奨する新築住宅向けの基準・北方型住宅ecoレベル以上の高性能。無事、事業対象の工事として採択されました。


リノベで実現!使いやすい動線と自然素材の心地よい家/恵庭市Sさん キクザワ

取材記事 リノベで実現!使いやすい動線と自然素材の心地よい家/恵庭市Sさん キクザワ

家族構成が変化し、思った以上に広く感じられる住み慣れたわが家。2階を使っていると、階段の上り下りが億劫だし、トイレ...

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お化粧リフォームに要注意!中古住宅+性能重視リノベーションで総額1800万円 旭川・大丸ホーム

家を建てるプロである住宅会社の社長がどんな家に住んでいるか。興味ありませんか?中古住宅を買って、気になるカ所を直せば経済的な良い家に住めると思っている人はいませんか?今回は築34年の中古住宅を購入し、劣化した外壁や断熱材、設備や内装など大幅なリノベーションで性能と住み心地、見た目も大幅に直したのに、土地代とリノベーション費用を合わせて総額約1800万円で快適なマイホームを実現させた株式会社大丸ホームの田中裕輔社長のご自宅を取材させていただきました。


お化粧リフォームに要注意!中古住宅+性能重視リノベーションで総額1800万円

取材記事 お化粧リフォームに要注意!中古住宅+性能重視リノベーションで総額1800万円

リノベーション住宅で高性能&予算に対応 家を建てるプロである住宅会社の社長がどんな家に住んでいるか。興味ありま...

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円山公園へ住み替え。中古マンションを戸建て感覚で上質リノベ「うつろいの、こばこ」/シノザキ建築事務所

内装以外は建築当時とほとんど変わらなかった築31年の3LDKマンションをスケルトン状態にし、2LDKに変更するなど、大変身した今回のリノベーション。 シノザキ建築事務所では「うつろいの、こばこ」と名づけています。

「マンションをかわいらしい小箱にたとえて、移り住むときめきを表現してみました。今後は長年住み慣れた一戸建てから、マンションへの住み替えを希望される方が増えてくるのではないでしょうか」

こう話すのは、二級建築士でインテリアコーディネーターの篠崎正子さん。今回のリノベーションも、依頼主と一緒に物件探しから同行し、プランニングを担当しました。

依頼主は40代の女性と80代のお母さまの二人家族。数年前にお父さまが亡くなり、娘さんが仕事に出ている日中はお母さまがおひとりになるため、冬場の除雪や広い家の管理は難しいということで、マンションへの住み替えを希望されたそうです。


円山公園へ住み替え。中古マンションを戸建て感覚で上質リノベ「うつろいの、こばこ」

取材記事 円山公園へ住み替え。中古マンションを戸建て感覚で上質リノベ「うつろいの、こばこ」

自然素材を取り入れた家づくりに定評のあるシノザキ建築事務所が、 中古マンションのフルリノベーションを手がけました。...

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