Story 取材記事

和室をリフォームしたテレワーク用「自宅オフィス」 札幌市K邸/建匠


IT関連企業に勤務する札幌市豊平区在住のKさんはこのほど、築47年になる自宅の一部をリフォームしました。



きっかけは、コロナ禍でテレワーク中心の生活になったこと。会社は、全社員の75%以上のテレワーク導入を進めており「出社が半年や1年に1回という同僚や、中には2年会っていない人もいます」とKさんは言います。Kさんも今では週1回の出社です。

テレワークは、今では新たな働き方として徐々に定着してきました。

令和2年度のテレワーク率は、国土交通省の調査では2割近くにのぼり、前年度から倍増。また、道の調査による道内企業の状況をみると、Kさんの会社が属する情報通信業界は約8割と高い水準です。

テレワーク開始当初、Kさんの仕事場は寝室のある2階でした。起きてすぐ仕事に取り掛かれるものの、メリハリのある生活がしにくい状況。「やはり1階で仕事をしなくては」と思うようになりました。

しかし、エアコンのある2階とは違い、冬になると1階はかなりの寒さです。ストーブなしの室温は0℃ほどで、水道管凍結が冬の恒例行事でした。



そこで、収納に使っていた1階の和室をテレワーク用「自宅オフィス」に改修するとともに、寒さ対策で快適な「おうち時間」を過ごせる環境を整えることを決意。自宅と同じ豊平区にあり、リフォーム実績の豊富な工務店・建匠に工事を依頼しました。

テレワークとリラックス空間を両立



奥にあった押し入れと仏間を取り払い、すっきりとした広い洋室になりました。ブルーグレーのクロスがアクセントです。

テレワーク用OA機器のため、床からやや高めの位置にコンセントを新設しました。

襖は引き戸の扉に交換。持ち手はバータイプで開け閉めしやすく、廊下からの出入りがスムーズです。



天井にあるのは、プロジェクター機能を備えた照明です。正面のクロスは映像が投影できるよう、目地の細かいものを採用。パソコンの画面も映せて、テレワークに活躍します。

遮光カーテンを閉めれば、シアタールームに早変わり。「仕事後は、映画や焚火の動画などを見て癒されています」とKさん。

換気と断熱施工で部屋を快適に



リフォームの目的の1つでもあった断熱対策は、1階の和室に限定し、構造部分から行いました。床、壁、天井をすべて撤去。床下にはF P板3 0ミリ + G W200ミリ、外壁側の壁にはグラスウール105ミリ、天井の小屋裏は一部断熱材が入っていない部分もあったためブローイングを入れました。

また、地面からの湿気を防ぐポリエチレンフィルムを床下に敷設しました。



窓は樹脂サッシ、窓ガラスはLow-Eペアガラスに交換しました。以前は、引き違い窓ですきま風がありましたが、気密性が高まります。



今まで和室は、寒さのあまり換気口が閉じられていたこともあり、換気不足による室内空気環境の悪化や結露などの心配もあったので新たに換気口を設置。

この換気口は、室内側のダンパー上部で内外空気が混じり合い温度が中和されることで、冷気が直接住人に当たることを防ぐ製品です。

新築とは違い、住みながらの工事となったリフォームについて、Kさんにおうかがいしました。

依頼のきっかけは?

テレワークのためにネット回線を強化した時に「リフォームも今だ」と思い立ち、その時ちょうど、建匠のポストカード(チラシ)が手元にありました。ホームページを見ると、建匠の山口征貴部長の家のリフォーム事例 が、我が家の状況にそっくり!すぐに電話をかけました。

要望した点は?

和室を洋室に変えて、部屋のイメージは「北欧風」とお伝えした以外は、ほぼおまかせでした。あとは寒さの解消です。

リフォーム前の準備は?



和室の断捨離です。大きなタンスがありましたが、溝江一夫社長と山口部長に運んでいただきました。その他の不用品は、玄関に設置した箱の中に捨てていき、2週間ほどで部屋をカラにしました。

在宅しながらの工事はいかがでしたか?



工期は6月中旬から7月初旬の約3週間です。テレワークをしていても、窓の工事以外、音はそれほど気になりませんでした。

1階の台所で仕事をしていたので、工事をよくのぞいていました。職人さんが気さくな方ばかりで、作業の様子や手のアップなど、写真をたくさん撮らせてもらいました。

和室以外のリフォームも?

工事をしていくうち、新たな改修箇所や変更点が出てきました。在宅中だったので、その都度、不具合の状況や改修後の効果、予算などを説明してもらいながら、追加工事もスムーズに決められました。



リビングにある2カ所の窓も、外開きの樹脂窓とペアガラスに交換しました。窓を変えたことで欄間がなくなり、リビングがかなり明るくなりました。



壁の飾り棚は木枠を塗装し、中のクロスはリフォームした洋室と同じブルーグレーに。照明はシャンデリアからダウンライトになり、調光もできるようになりました。

他にも、元和室とリビングの床の段差解消や、照明スイッチの移動、玄関先の断熱付加など、細かい点も改善してもらいました。

リフォームを終えた感想は?

工事を見ていたい、むしろ関わりたいぐらいに思っていたので、工事を逐一見られて満足しています。また、山口さんからはひとつずつ丁寧に説明や提案、アイデアをいただき、安心しておまかせできました。

あとは冬にどれだけ暖かいか、昨年の暖房費と比べるのが楽しみです。


窓の閉まり具合をチェックする山口部長。すぐに駆けつけられるのは地元密着の強みです


山口部長 当社は、こまめに打ち合わせができ、すぐ駆け付けられるようポスティングは豊平区内だけ。実際のお客様も近隣の方を中心にさせていただいております。Kさまからのお電話はポスティングのすぐ翌日でした。

お客さまには、工事の内容は、隠すことなく全て見ていただきたいと思っています。Kさまはお仕事中にも関わらず、相談ごとなどに快く応じてくださり、現場も見て頂けたので密に連携の取れた工事ができました。


2021年09月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

株式会社建匠の取材記事

家づくり体験談 投稿募集中!