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耐震・断熱改修工事で快適に住み継ぐ家 札幌市西区S邸/瀧本ホーム


マイホームは新築という選択肢だけではありません。自分が育った愛着のある実家を住み継ぎ、リフォームやリノベーションを選択される方も多くいます。今回ご紹介する札幌市西区のSさんもその一人です。

施工を担当したのは札幌の瀧本ホーム。新築はもちろん、住宅リフォームやリノベーションにも実績があり、オーナーそれぞれの暮らしに合ったプランニングと、確かな技術力に定評のある工務店です。

Sさんご夫婦と瀧本ホームの瀧本社長に、Sさん宅で行った外壁の耐震・断熱改修工事について、詳しくお話をうかがいます。


グレーの濃淡で変化を付けたガルバリウムのスタイリッシュな外観。ご主人と瀧本社長は愛車のランドローバーが縁で知り合った


Sさんのお宅は大型商業施設や、バス路線が複数走る幹線道路にも近い、便利な住宅街にあります。



こちらは庭から見た南面の外観。周辺にマンションが立ち並ぶ街中ですが、道路から奥に入ったところにある「旗竿」の敷地形状のため、都会の喧騒から逃れ、ゆったりと過ごせるロケーションが魅力です。


2か所ある玄関のうち、手前がS邸の玄関になっている


Sさんのお宅は築33~34年、元はご両親が1階に、Sさんご家族が2階に暮らす2世帯住宅でした。今はSさんご夫婦が2階をメインに暮らしています。

Sさん 30年の間に、屋根と外壁の塗り直しを一度やっていますが、ここ数年はモルタル外壁の塗装劣化(チョーキングや浮き)、クラックや剥離などがひどくなっていました。

羽アリが出ている場所があったので、柱が腐っているかもしれないという心配も。何より、すき間風が入って、とても寒い。そんな訳で、改修は必然でした。

夫婦2人とも60代を超えているので、今さら新築するという考えには及ばず、数十年を快適に過ごせればいいという思いから、外壁と屋根の張替えに加え、断熱改修をしっかりやろうと決断しました。

50坪近い住宅の断熱改修ともなると、費用も大きくなります。そんな大工事になるなら、信頼できる知り合いに任せたいと考え、旧知の中で信頼のおける友人だった瀧本さんに依頼しました。

瀧本ホームの丁寧な耐震・断熱改修工事とは


足場を設置して養生した現場


耐震・断熱改修工事といっても、内容はどんなものだったのでしょう?S邸は、室内のリフォームはせず、外壁と屋根の改修を行いました。断熱について家全体を2層の断熱材で包み込むダブル断熱を採用しています。

外壁まわりの工事過程を追いながら、瀧本社長に解説してもらいます。

【断熱改修1】約45cm四方でモルタルを剥がし、柱を耐震補強



「構造体を傷めないよう、モルタル壁はコマ切れにして丁寧に剥がしました」と瀧本社長。



古くなった断熱材も撤去し、柱などに傷みを発見する度に交換、耐震金物で補強もしながら作業を進めます。古い家なので、アスベストの含有の有無を調べる必要も。

【断熱改修2】充填断熱(内断熱)施工



きれいに補修された柱の間に、隙間なく断熱材を入れて行きます(充填断熱)。出窓の上にもしっかりと。断熱材には高性能グラスウールのアクリアウール16kを105mmの厚さで入れています。

【断熱改修3】構造用合板の上から外断熱施工



その上に、新たに構造用合板を貼り、今度は外張り断熱(外断熱)で使われる高性能のパネル状断熱材ネオマフォーム30mmを貼ります。これで内側に105mm、外側に30mmの断熱材を入れたダブル断熱が完成しました。



さらに外壁下地用の透湿・防水シートを貼れば、あとはガルバリウムの外壁を取り付けて完成です。

「外壁材には、出来るだけ建物に負担がかからないようにしたいと思い、サイディングに比べて軽いガルバリウムを希望しました」とSさん。

【断熱改修4】既存の開口部を生かすため窓は全て特注!


新しい窓枠に入れられた窓


忘れてはいけないのが窓の問題です。昔の窓はサイズがバラバラだったため、現在市販されている窓サイズに合わないことがほとんどです。

そのため、全ての窓の寸法を採寸し、樹脂サッシを特注しました。使ったのはリクシルのペアガラスタイプの高性能樹脂窓、エルスターSです。



サッシもそうですが、それに合わせた窓枠も新調する必要があります。こちらは大工さんが1つひとつ、造作で仕上げました。

さらに窓を2か所無くすことで、UA値をUP!

今回の工事で瀧本さんは、1階の西側にあった大きな窓と、2階のダイニングにあった窓を塞ぐことを提案しました。

奥さま とても大きな工事費だったので、補助金を使えないか相談したところ、瀧本さんが探してくれて、環境共創イニシアチブの補助金を使えることになりました。工事費総額の1/5に相当する補助金が支給され、とても助かりました。


西側に位置する和室の窓が塞がれた部分には構造用合板が貼られている


瀧本社長 Sさんの改修工事には環境共創イニシアチブの次世代省エネ建材の実証支援事業の補助金を申請することにしたので、基準を満たす住宅性能が必要でした。

柱が傷んでいた箇所を含め、窓を2か所減らすことで、対象となるUA値0.4をクリアすることができました。耐震補強も行い、現在の建築基準法が定める耐震性能と同等以上とされる上部構造評点1.33以上もクリアしています。



ガラス張りだった2階住居へ続く階段室も、同じように断熱改修しています。



Sさん ポストの中をのぞくと、壁の厚みが分かります。家を支える柱や梁を耐震補強し、断熱改修と、外壁・屋根の貼り換えもできました。これで15年はメンテナンスの心配が要らないというのは安心ですね。

奥さま 工事後は、すき間風もなく、家全体がとても暖かくなりました。高断熱な家は夏も涼しいと聞いているので、暑い季節も快適に過ごせるのを楽しみにしています。

これまでの暮らしそのままに、住宅性能の向上と快適さを手に入れたSさんご夫婦。窓を塞いで出来た合板の壁には、DIYで漆喰を塗る計画もあるそうです。


2022年06月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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