築34年の2階建ての家を高齢者が安心して暮らせる平屋のZEH住宅にリノベーションした函館市のSさん。引き渡しから1年経った今の様子をのぞいてみました。
現在のS邸は、太陽光発電と蓄電池を搭載した片流れ屋根の家。除雪の負担を軽減するため大きなカーポートを設置しています。
高い断熱性能(UA値0.20 )で、2種換気と冷暖房設備を組み合わせたマルサ佐藤建設の全館空調システム「匠の換気」を採用しています。
リノベーション前のS邸。断熱・気密性能が低いため冬は寒く、夏は暑い家でした。
全ての居室にFF式ストーブを設置していましたが、いくら暖房しても暖かいのはストーブの周りだけ。冬場の暖房費が月6~7万円もかかっていたそうです。
リビングでテレビを見ている人の前を通らなければダイニングキッチンから玄関、トイレに移動できないという不便な間取りや収納不足にも悩まされていました。
こちらはリフォーム前の玄関ホール。冬は底冷えする寒さでした。
写真左/厳寒期でも立ち話が出来るほど暖かい現在の玄関ホール。自然光を取り入れるため吊戸棚をなくし、新たに採光窓を設けました。
写真右/コートやジャケットを収納する大きなクローゼットも新設。この中に蓄電池を設置しています。
開放感のあるLDK。水回りへの移動もスムーズ
間取りは2階建て4LDKから階段のない平屋建て3LDKへと一新。
独立していたリビングとダイニングキッチンは玄関ホールや廊下と一続きになった開放的なLDKに生まれ変わりました。
トイレのそばにあった和室は高齢のお母さまのために洋室へ変更。さらにSさんと妹さんの個室スペースを増築しました。
LDKと廊下の間にはリビング側がオープン収納、廊下側が本棚になった間仕切りを配置。その両側を通り抜け、2方向から玄関・水回り・個室へアクセスできます。
リビングの開口部は、熱損失の大きい出窓からトリプルガラス入りサッシの大きな掃き出し窓に変えました。窓からの冷気流が解消され、室内の快適性が格段にアップ。
床に座って編み物をしながら外を眺められるこの窓のそばが、お母さまのお気に入りの場所です。
ダイニングスペースには木製のパソコンカウンターと棚を造作しました。
花や野菜を育てるのが好きなお母さまが安全に庭へ出られるよう、掃き出し窓の外に手すりの付いた階段を設置しました。
自然光が入る安全で機能的なキッチン
東と南の2方向に窓がある明るいキッチン。通路が広いため作業しやすく、カップボードの引き出しをうっかり閉め忘れても、ぶつかってケガをする心配がありません。
キッチンの右側には可動棚を設置したパントリーがあります。
作業性抜群のソーイングスペース
それぞれの個室と水回りは出入り口の段差をなくし、建具を開き戸から引き戸に変更しました。
洋裁が趣味で、プロとして通用しそうなほどの腕前を持つ妹さんの部屋は、ミシンを置くカウンターと棚を造作したソーイングスペースを併設しています。
Sさん姉妹が着ている洋服も妹さんの手作りです。
洗面スペース兼ランドリーには、アイロンかけや洗濯物を畳む時に便利なカウンターを造作しました。
写真左/洗面スペース兼ランドリーとLDKを結ぶ通路上には、片付けしやすいオープンなファミリークロークを配置。
写真右/来客時はロールスクリーンで目隠しできます。
佐藤専務に同席していただき、Sさんに感想を伺いました
Q リノベーションに踏み切ったきっかけは?
Sさん 2023年の冬に起きた、すが漏り(スガモリ:屋根の積雪が原因の水漏れ)です。漏電したら大変なので、すぐにインターネットで業者さんを探しました。最初に電話したのが、マルサ佐藤建設さんです。
Q マルサ佐藤建設が目に留まったのはどうして?
Sさん 115年もの間、地域に信頼されてきた会社だから、きっと丁寧な仕事をしてくれるという安心感がありました。
Q 下見の結果はどうでしたか?
Sさん 基礎と土台の間などに隙間があると言われました。話の流れの中で佐藤専務からZEH住宅のことを聞き「エアコン1台で家じゅう暖かく、しかも創電で光熱費を0円に近づけられるなら建て替えてもいい!」と急速に気持ちが傾きました。
佐藤専務 3~4日後に再度お会いして詳しくお話を伺った上で経産省の次世代省エネ建材実証支援事業補助金を活用したリノベーションをおすすめしました。そこからはスピーディーでしたね。
Sさん 「そういう方法があるのか」と納得しました。初回の打ち合わせでUA値やC値を確認した時、驚くほど性能が高かったことと佐藤専務の誠実な人柄が早い決断につながったと思います。
Q プランについてのご要望は?
Sさん 歳をとってから階段の上り下りをしなくて済むように、ワンフロアで生活できる平屋にすること。持病を抱えている母のためにバリアフリー化も必要でした。マルサ佐藤建設さんが建てる家は、室内の段差も温度差もない高齢者に優しい家です。
Q 初めての冬と夏を過ごした感想は?
Sさん 以前はストーブのある部屋から出るのが億劫でしたが、今は家じゅうどこでも快適です。わが家を訪れた人も「エアコン1台で玄関までこんなに暖かいの?」と驚いています。
佐藤専務 リノベーション前と同じように風除室を設けましたが、なくても室内が寒くなることはありません。
Sさん 夏は猛暑でも過ごしやすく、暑さで寝不足にならずに済みました。空気もキレイです。帰宅した時、家特有のにおいがなく、換気効果を実感しています。
Q 月々の電気代は?
Sさん 年間で平均すると月1万円弱です。冬場の暖房費がリノベーション前の3分の1になっていてビックリしました。
Q リノベーションによって生活が変わりましたか?
Sさん 母が見違えるほど活動的になりました。食器の片付けや粘着クリーナーを使った掃除など出来ることが増えています。今はリビングのテラスから外に出て庭を眺めた後、近所を散歩するのが日課です。マルサ佐藤建設さんと出会えて本当に良かったと思います。
【建築概要】
| 築年 | 築34年 |
|---|---|
| 建て方 | 2階建てを平屋に |
| 断熱(外壁) | 高性能GW100㎜+押出スチレンフォーム60㎜ |
| 断熱(天井) | ブローイング400㎜ |
| 断熱(基礎) | 外側:押出スチレンフォーム100㎜ 内側・土間:ウレタン吹付50㎜ |
| 断熱(窓) | トリプルガラス樹脂サッシ |
| 換気 | 第2種換気(匠の換気) |
| 暖房 | 全館空調 |
| 再生可能エネルギー | 太陽光発電8.9kW 蓄電池7.04kWh |
| 補助金 | 次世代省エネ建材実証支援事業採択 |
【性能】
| UA値:0.20 | |
| C値:0.5 |
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