Story 取材記事

ヨツモクさんでキッチン・洗面台のこだわりリフォーム実現! /音更町Nさん


今回ご紹介するのは、築23年のご自宅のキッチン・リビング・水回りを中心にリフォームされたNさんです。「センスのいい建築家にお願いしたい」と探した結果、建築士からの紹介でYOTUMOKU-side(ヨツモクサイド)の吉田和憲社長と出会いました。

「現状をなんとかしたい!」というところから細やかなプランを練り上げ、美しく暮らしやすい住まいを実現したNさんのリフォームをご紹介します。

N邸のリフォーム
・広々と調理できる天板7.2mのフルオーダーキッチン
・コーディネーターと選んだ統一感あるインテリア
・海外製ボウル・水栓で造作したオリジナル洗面台

ゆったりと調理できる木製フルオーダーキッチンは動線を考えたオープン構造に



今回のリフォームの中で最も大きな要望だったのが、L字型になっていて使いづらく閉鎖的な空間となっていたキッチンの改善です。窓の外を見ながら調理できるスタイルはそのままに回遊式の構造にし、リビング側からも勝手口や風呂・洗面所からも移動しやすくなりました。



「物を取りにくく、不用品が溜まりがちだった」というキッチン上部の吊り戸棚は撤去し、収納はすべて引き出しタイプに。アイランドタイプのカウンターつき作業台では軽い朝食をとるほか、娘さんがお菓子作りの腕を振るってくれることも。



kitchenhouseのフルオーダーキッチンは、吉田社長と一緒に札幌のショールームまで行きプランニングしました。広島から職人が来て仕上げたというワークトップの長さは7.2m。家具のようにも感じられる木製の面材とゆとりのある空間づかいで、落ち着きのある印象になっています。



窓辺の光に透ける名古屋モザイクのガラスタイル。窓の幅や高さに合わせるために、タイルの細かな移動などの調整を経て施工されています。



(写真左)電化製品などは収納に入れてすっきりと。
(写真右)冷蔵庫もリビングから見えない位置に収まっています。



キッチンの隣にはデスクスペースを造りました。床は水を弾き、傷つきづらいモールテックス(MORTEX)で仕上げています。
ダイニングテーブルは旭川の家具ブランドCondeHouse(カンディハウス)のもの。空間をより魅力的に見せる家具や照明などインテリアの提案も、YOTUMOKU-sideの得意分野です。

「元々使用していたテーブル(写真左手前)も思い入れがあるため、何かに使えないかというご相談を受け、サイズを小さくして部屋に収めました。またその際に出た端材をダイニングチェアの高さを調節するために利用しています。喜んでいただけて良かったです」(吉田社長)



「キッチンとリビングとの繋がりが感じられるようになり、実はこんなに広かったんだねと喜んでいます」とNさん。空間を有効活用できるようになり、本来の広さを感じられるLDKになりました。

選び抜いたものだけでつくる統一感あるインテリア



こちらはリビングルーム。クロスだった壁は、メンテナンス性の良い漆喰に変えました。明るすぎて困っていたという照明は不要なものを取り外し、間接照明をつけることでやわらかな印象に。



飽きのこない表情が魅力の漆喰。塗り方も数パターンから選べるそうです。



電動で動くよう施工したカーテンはマナトレーディング(東京)のもの。インテリアはすべてコーディネーターの片山さんと選びました。



テレビ台(CondeHouse)はコード類の入り口を指定した特注です。
元々はぽっかり空いていた階段下空間には壁を造り収納スペースに。インターネットの機器類やご主人の撮りためたディスク類などがすっきりと収まりました。



エアコンは存在感が目立たない天井埋め込み式に変更。美しく収まっています。



洗面所は、洗面台・鏡ともにオリジナルで造作しました。天板は傷に強くメンテナンス性に優れたセラミック製。鏡の中は収納になっています。
「2つの洗面ボウルは夫婦で分けて使っています。照明も明るく、雰囲気があっていいですね」



「洗面ボウルはフラットで薄く、面積の広いものが良かったんです。色々探してもらってこれにたどり着きました」という洗面ボウルはKALDEWEI社、水栓はDELTA社の輸入品。選び抜いたものだけで造った品のある空間になりました。

漠然としたスタートから細やかな要望を実現

家づくりについてお話を伺いました。



リフォームに至った経緯を教えてください。

「広いのに使いづらい」というのが長年の悩みで、何とかしたいとずっと思っていました。子どもたちも独立したので、建て替えて平屋にという考えもありましたが、愛着もありますし、平屋にした時の収納量を考えるとリフォームが最善かなと。住みながらの工事でしたが、昼間だけなのでさほど問題なく暮らせました。



吉田社長は、起業するまでに新築やリフォーム、内装、建築家とコラボレーションした注文住宅など、様々な経験があると伺っています。こうした住宅リフォームでも実現できることの幅が広そうですね。

吉田社長のことは、建築家さんにKitchenHouseのフルオーダーキッチンを使いたいとお伝えしたときに紹介していただいたんです。こだわりのある設備や建材・建具なども自由に使えるだけでなく、積極的に提案もしてくださいました。「とにかく現状をなんとかしたい」という漠然とした思いで打ち合わせを始めましたが、経験のある方だからこそ細やかな要望を掘り起こしていただけたのかなと思います。



統一感があり、落ち着いた雰囲気のインテリアですね。

インテリアは組み合わせが無数にあるので迷いました。統一感が出たのはコーディネーターの片山さんのおかげです。こちらの好みをきちんと把握して、膨大な数の品物の中からいくつか選んで提案してくれるんです。その中から選んでいけば自然と好みのスタイルにまとまる、というのはありがたかったですね。事務所のインテリアも素敵で、「家でもこれを使いたい」と思えるものがたくさんありました。



住み心地について教えてください。

帰宅後の動線がスムーズになり、とても暮らしやすくなりました。グレージュのトーンを基調にした家の雰囲気も気に入っていますし、設備や内装が新しくなったというだけでなく、エアコンやテレビ回りなどもすっきりと収まるよう提案・施工していただき、心地よく過ごせる空間になったのが嬉しいです。夫婦で「もっと早くやればよかったね」と喜んでいます。

写真 Commercial Photo / Movie  SWITCH


2024年09月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

株式会社YOTUMOKU-side(ヨツモクサイド)

株式会社YOTUMOKU-side(ヨツモクサイド)

お客様に“寄り添った”家づくり

お客様に“寄り添った”家づくり

帯広の株式会社YOTUMOKU-side(ヨツモクサイド)は、幕別町出身の吉田和憲氏が2022年に創業した住宅会社。“YOTUMOKU”の「よつ」は「四季」を楽しめる心地よい家、「もく」は本物の「木」を使用したぬくもりある家、そして“side”には「寄り添って」という想いが込められている。帯広市東2条南25丁目のオフィスは、住宅のショールームも兼ねており、吹き抜け、階段、キッチン、お風呂、造作など、参考にできるアイデアが詰まっていて、吉田社長と一緒に見学すると、動線の工夫や巾木の高さに至るまで、家づくりのヒントがたくさん聞ける。

20代で構造や仕組み、30代で設計・デザインを学ぶ

吉田社長は、子どもの頃から機械を分解したり、自宅の間取りをどう改造したら生活動線が良くなるかを考えるなど、構造や仕組みを探求するのが好きで、いずれは「自分の手で住む人にあった家を建てる工務店を創業したい」と思い描いていた。

20代の頃は地場ビルダーで施工管理者として働き、年間約30棟近く住宅を担当し、材料の仕入れや大工・基礎・左官などさまざまな専門工事の職人さんたちとの連携、住宅性能・品質・コストなどの基本を学んだ。30代以降は内装会社で壁紙やインテリアなどのデザインを、建築家と連携した自由設計の注文住宅を建てる住宅会社では、建て主の要望を丁寧に伺い、建築家がプランする意匠性の高いディテール・設計を形にする経験を重ねた。その結果、顧客の要望を元に、住宅の構造・品質と、意匠・デザイン性を両立させるノウハウを身につけることができた。

顧客に寄り添うために住宅会社を創業

そうした経験と知識が増える一方、担当する案件も増え、多忙を極めるようになった。そこで2021年に満を持して住宅会社YOTUMOKU-sideを創業。住宅会社の元役員や、コーディネイト力が高い若手女性、施工管理の修行中の若手男性も社員として加わり、大工をはじめ基礎、左官、電気などの専門工事は、これまでの人脈の中から腕と信頼度の高い人材を起用。自由設計の注文住宅・リノベーション・リフォームをこなす住宅会社として立ち上げた。

吉田社長は「売上や受注棟数を追いかけすぎて、お客様お一人おひとりのご要望に向き合えなくなるような住宅会社にはなりたくない。大好きな家づくりを続けられるように、意匠性の高い家づくり、家具やキッチン、収納なども含めたこだわりの造作など、他社ではなかなか実現できなかった要望なども形にできる新築・リフォーム会社として差別化していきたい」と話す。