飲食店などでよく見かける小上がり。床面より高くなったスペースは、いつもと違った寛ぎ方ができるのが魅力ですよね。
■リビングの一角に小上がりをつくって、ごろ寝をしたり、小さなお子さんのお昼寝に使う
■リビング横の予備室を小上がりにして、客間として使う
■引き出し収納を床下に備えて子どものプレイスペースにする
■寝室に小上がりをつくってベッドスペースとして使う
■間仕切りの無いオープンな空間にゾーニングとして小上がりを用いる
など、iezoomでも、これまでさまざまな実例をご紹介してきました。
今回は過去の取材記事の中から、色んな小上がりのプランをご紹介します。
目次
リビングの一角につくった小上がり風の和室 恵庭市Y邸/キクザワ
リビングの一角には小上がりの和室を希望。来客の際はロールスクリーンを下ろして客間として使用します。今はお子さんたちのプレイルームとして使っており、下の引き出しも、おもちゃやゲームの収納に重宝しているそう。
吹き抜けのLDKと一体化した小上がり空間を、フレキシブルに活用しています。
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広々小上がりのある農家住宅 池田町O邸/赤坂建設
O邸の家づくりのポイントは
・「農家住宅としての使い勝手の良さ」を求めて
・大人も子どももゆったり過ごせる小上がりつきLDK
・好みの色を取り入れたお気に入り空間で暮らす
です。
LDKの広々小上がりは床下の収納力も抜群。現在はお子さんのプレイスペースとして使っている小上がりは、ロールスクリーンで仕切って別室のように使うことも可能。床下はすべて収納になっています。収納スペースを造るために高めに仕上げた段差も、お子さんが落下することもなく使い勝手良く暮らしています。
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ヌック風小上がりで安らげる住まい 音更町M邸/カントリーヴィレッジ
M邸の家づくりの特徴
・淡いカラーでまとめたコージーなインテリア
・日向ぼっこできる窓際のヌック風小上がりはお昼寝にも最適
・見た目も使いやすさも抜群のオリジナル家具・設備
窓際にはヌック風の小上がりを造りました。
「日向ぼっこをしたり、ごろごろしたり、子どものおむつ替えをしたり。端にはテーブルをつけてもらい、掘りごたつのように足も入れられるようになっているので、PCスペースとしても使っています」
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吹き抜けにアーチの小上がり、細部まで好きを実現 札幌市M邸/イネスホーム
奥さま イネスホームさんの家づくりは自由度が高いところがよかったです。いちばんやりたかったのはアーチです。丸い形がかわいくて、採り入れたい場所はすべてアーチにしてもらいました。
小上がりは子どもの遊び場や私の仕事場として使っています。来客の際、ソファだけでは手狭なときに腰かけて話すこともでき、とても使い勝手がよいです。
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将来仏壇を置くためにつくった小上がり和室 札幌市K邸/白田建築事務所
「どこにいても家族の様子を見守ることができる家にしたかった」という奥さま。キッチンからはリビング全体を見渡すことができ、吹き抜けを介して2階にいる家族ともコミュニケーションが取りやすい造りです。
腰を掛けてベンチ代わりに使うことも出来ます。
リビング横には将来的に仏壇を置くための和室をつくりました。小上がりになっているので腰掛けてテレビを見たり、子供たちが寝転がって遊んだりと重宝しているそう。
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光が差し込むように設計した仏間のための小上がり 札幌市S邸/白田建築事務所
Sさん 家を建てる時の一番の希望は、神棚に朝日が当たるような設計にしてほしいということでした。建て替える前の家は寒くて本当に大変だったんですけど、唯一良かったのは毎年1月1日の朝に神棚に朝日が当たることだったんです。
神棚はもちろん、窓から差し込む光は奥の仏間まで届きます。梁の裏には間接照明が配され、夜も柔らかな光が空間を包みます。
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布団を2組敷けるよう板の間で拡張した小上がり 北広島市I邸/リビングワーク
リビング横の小上がりは、娘さんのプレイルームとして活躍中。座っておままごとをしたり、時にはゴロンと寝転んでみたり、のびのび過ごしています。畳の下は大容量の床下収納。娘さんが保育園で制作した工作やアルバム、赤ちゃんの頃に使っていたベビー用品など、たくさんの思い出の品を保管しています。
また、布団が2組敷ける長さを確保するため、手前に板の間を造り、小上がりスペースをリビング側に広げました。天井の隙間に隠れたロールスクリーンを降ろすと、寝室や客間としても活用できます。
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2階フリースペース横に備えた旅館風の小上がり和室 小樽市M邸/江田建設
M邸の大きな特徴は、仕事や家事にまつわるワークスペースをまとめた1階と、和室、寝室などのリラックススペースをまとめた2階でゾーニングしている点です。寝室以外は個室を作らず、部屋の用途を限定しない可変性の高い設計。2階は和室、フリースペース、寝室を備えたくつろぎの場です。
小上がり風の和室。足元にはA4サイズのボックスが収まる奥行きを作りました。地窓やアオヤの手すき和紙ランプが良い雰囲気。旅館のを思わせる設えが光ります。
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ベッドスペースを小上がりにした寛ぎのプラン 東川町/アーケン
川町の田園地帯に、板張りの真新しい建物が2棟並んでいます。青い空に包まれるように佇む「青SORA Terrace」は、1日1組限定の1棟貸しの宿です。オーナーの渡さんは、北海道移住と宿開業の夢を叶えるため、移住、宿運営などの提案力にも優れる住宅会社・アーケンを見つけ、2023年に自宅、2024年に念願の宿開業を実現。今回は、新天地である東川での暮らし、そして新たな仕事への挑戦を伺いました。
ロフトからの眺め。シンボルのシラカバはアーケン・藤原さんと一緒に森に行き選定しました。自然のなかで眠るような心地を味わえるベッド。大阪から遊びに来たご友人も「久しぶりにぐっすり眠れました」と絶賛です。
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「小上がり」がお気に入り 大樹町E邸/石井建設
LDKには、小上がりが設置されていました。
ご主人「小上がりを作ってよかったと思います。家族や友達がソファだけじゃなくていろんな場所に座れます。和室っぽい空間も欲しかったですが客間を作ったとしても宿泊されることは滅多になさそうですし、親しい身内が宿泊する場合なら個室ではなくても小上がりで寝てもらっても良いかなと思いました」
小上がりの下は石井さんの提案による引き出し式の収納があり、お子さんの衣類など、すぐ取り出したいアイテムを収納するのに重宝しています。収納力の高さは予想以上です。
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家族が集う居心地の良いリビング 音更町N邸/石井建設
天井が最大4メートルもの高さがある一階リビングです。開放感と見晴らしも魅力です。
平屋建てにしたのは、家族のコミュニケーションを重視したからです。「私も子どもの頃、学校から帰ったら2Fの子ども部屋にすぐ籠もることがあって・・・。家を建てるなら、わが子の様子を見守りやすい平屋の家が良いなと思っていました」と話してくれたのは奥様。ご主人も「敷地にゆとりがあるし、普段は庭仕事もあまりしないつもりなので、敷地を大きく活用したい」とのことで、プランは平屋を選択しました。
リビングに併設された3・7帖の小上がりスペース。畳の下は収納としても活用できます。
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