Story 取材記事

“安らげるデザイン”を求めて。ヌックのある家/音更町Mさん


今回ご紹介するのは、音更町の街中に平屋住宅を建てたMさんご夫婦です。
「ホテルのようなスタイリッシュな部屋ではなく、暮らしていて安らげる部屋にしたかった」という室内には、細部までインテリアコーディネーターと相談しながら整えた温かみのある空間が広がっていました。
美しく機能的な造作設備や、愛犬と心地よく暮らせる工夫もご覧ください。

M邸の家づくり
・淡いカラーでまとめたコージーなインテリア
・日向ぼっこできる窓際ヌックはお昼寝にも最適
・見た目も使いやすさも抜群のオリジナル家具・設備

淡いトーンで統一した室内は「常にリラックスできる空間」



設計・施工は芽室町のカントリーヴィレッジ(朝日良昌社長)。屋根にはアスファルトシングル、外壁には汚れの目立たないイエローベージュの塗り壁を選びました。



玄関ホールの上がり框(かまち)はふちを丸く仕上げ、柔らかな印象に。奥はシューズクロークです。




LDKは淡いベージュからグレージュで色合いが統一され、コージー(居心地が良い・くつろげる)という言葉がぴったり。丸みのある形のソファやダイニングテーブル、照明も部屋の雰囲気に溶け込んでいます。



窓際にはヌックを造りました。
「日向ぼっこをしたり、ごろごろしたり、子どものおむつ替えをしたり。端にはテーブルをつけてもらい、掘りごたつのように足も入れられるようになっているので、PCスペースとしても使っています」




キッチンはタカラスタンダード社製です。冷蔵庫や使用頻度の低いキッチン家電は写真右奥のパントリーに収納し、LDK側はすっきりとした空間に。



「夫が野球をしているので、その汚れを部屋に持ち込まないようにしたくて」と、水回りは玄関からも寝室・LDKからもアクセスしやすい回遊式の造りにしました。浴室・洗濯・洗面関係とクローゼットが一箇所にまとまり、帰宅後の動線に加えて家事もスムーズです。



「配色がシンプルな部屋の方がリラックスできる」とMさん。穏やかな時間を過ごせる寝室になりました。

オリジナルデザインでつくる、美しく機能的な部屋



インテリアコーディネーターとデザインする造作家具・設備もカントリーヴィレッジの魅力のひとつ。
玄関脇にあるお客様用の手洗い(写真左)は、「目につくところなので少しポイントになるような、可愛いデザインで」とコーディネーターの八木さんと造りあげたお気に入りの空間です。一方、ユーティリティースペースの中の洗面台(写真右)は家族用のプライベートな場所として造りました。



家族用の洗面台には、鏡の中に収納、脇には飾り棚が。下からはペーパータオルが引き出せるようになっています。



こちらはトイレです。「掃除がしやすいフローティングデザインのものを選んだので、収納やゴミ箱も壁に埋め込み、床面を清潔に保ちやすくしてもらいました」




愛犬用のケージ(写真上)も市販のものではなく、LDKに造作で製作。部屋の雰囲気にマッチしています。寝室の扉にはペットドア(写真下)をつけ、自由に行き来できるようにしました。

あたたかく、心安らぐ「帰りたくなる家」

家づくりについてお話を伺いました。



住宅会社選びについて。

仕事柄、建築に関する話題を耳にすることが多いのですが、カントリーヴィレッジの朝日さんについては「いいよ」という噂を何人もの人から聞いていました。実際に会いに行っても、私達が生活する上で大事にしているものや建てたい家についてしっかり相談できるなと感じましたね。帰るときにはもう「朝日さんで決まりだ!」と思っていました。



土地はどのように購入しましたか?

土地を先に見つけ、住宅会社が決まるまで契約を待ってもらっていました。ただ、不動産業者が地元の会社ではなく、話が進んでくると土地の条件や解体費用について不明な点も出てきて…。契約時には朝日さんに立ち合ってチェックや価格交渉をしてもらい、ようやく安心して購入できました。南面に開けた角地で、ゆとりをもって平屋の家が建てられる土地が手に入ってよかったです。



柔らかい雰囲気のインテリアが素敵です。

一部の照明や鏡など施主支給のものはネットで選び、空間に合うかどうか八木さんと相談しながら一緒に考えました。家具などインテリア全体について相談できるので、空間に統一感が出て良かったです。色がごちゃごちゃとしていると視覚的に落ち着かないので、アクセントクロスなどは色柄も、使用する場所や面積についても主張が強くならないように心がけました。

住み心地について教えてください。

希望どおりの安らげる家になりました。リビングのヌックで愛犬がお昼寝している姿を見るなど、日常のふとした瞬間に幸せを感じられる家ですね。見た目のぬくもり感だけでなく断熱性能もしっかりしていて、真冬も寒いと感じたことは一度もありません。家族みんなにとって「帰りたくなる家」ができたと思います。

建築概要



1階床面積 120.48平方メートル(36.4坪)
延床面積 120.48平方メートル(36.4坪)
構造・工法 木造枠組み壁工法(2×6)
断熱(壁) 硬質ウレタンフォーム2種2号At=30mm、高性能グラスウール 20K t=140mm
断熱(天井) 吹込グラスウール 35K t=400mm
断熱(床) 吹込グラスウール 18K t=235mm
断熱(窓) 樹脂サッシLOW-Eペア(南・西側)・LOW-Eトリプル(北・東側)
換気 第1種熱交換換気システム
暖房 パネルヒーター

写真 Commercial Photo / Movie  SWITCH


2024年11月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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