Column いえズーム コラム

北海道の「漁師住宅」5選


北海道の「農家住宅」20選を以前紹介させていただきましたが、一次産業が盛んな北海道ですから、当然「漁師住宅」もあります。海沿いなので塩害対策、そして仕事から帰った後の勝手口から脱衣場への動線設計などいろいろなポイントもあります。

オーダーキッチンがあるこだわりの山小屋風の家 森町K邸/渋谷建設



森町で漁業を営むKさんは、子育てがひと段落したご夫婦とお子さん2人の4人家族です。
2025年8月に完成した新居は、9.0kWの太陽光発電を搭載した平屋のZEH住宅。省エネで快適な住まいづくりを提案する函館市の工務店・渋谷建設(渋谷旭社長)が設計・施工しました。
外観は古い日本家屋を思わせる道南杉の総板張りです。柱、梁など構造材にも、地元・森町の木が使われています。

どんな家が理想でしたかと尋ねると「木を生かした山小屋風の家です。大きな三角屋根に憧れていましたが、予算的に難しく、渋谷社長がコストを抑えた片流れ屋根を提案してくれました」と奥さま。

K邸は、奥さまの身長に合わせた木製のオーダーキッチンを設けています。ワークトップは汚れやにおいが染み込みにくく、熱々の鍋を置いても変色しないステンレスを採用。
また、漁師という仕事柄、汚れた作業着に長靴のまま帰宅するご主人のため、玄関とは別に勝手口の役割を果たす家族専用の出入り口を設けていることも特徴です。
オーダーキッチンがあるこだわりの“山小屋” 森町/渋谷建設

塔のある可愛い家 枝幸町S邸/セルコホーム旭川・小森工務店



ヨーロッパのお城や教会のような塔のある外観、そしてパステルカラーの爽やかな色合いが印象的なS邸。毛ガニ漁日本一の枝幸町で、漁業を営むSさまが2021年に実現された念願のマイホームをご紹介します。

「小森工務店の旭川のモデルハウスが、塔のある吹き抜けリビングの印象がとても良くて、そのモデルハウスをベースに建てていただきました」と奥さま。

奥さま 小森社長は枝幸にも通ってくれましたが、私が旭川のモデルハウスを見て実際にイメージしながら打合せをさせていただいたほうが良かったこともあって、旭川にも何度も通いました。枝幸町民は比較的買い物などで旭川にでかけることが多く、苦にしないんです。

漁師の家ですが、隣接する実家や倉庫で仕事帰りに着替えるので、勝手口などは必要ありませんでした。

いろいろ要望はありましたが、ほぼ全て叶いました。小森社長はきさくな方で相談しやすかったです。ラインで細かな打合せができたのも良かったですね。
塔のある可愛い家/枝幸町S邸/ セルコホーム旭川・小森工務店

生活感を感じさせず、楽に暮らせる平屋 斜里町田中さん/光輝建設



世界遺産の知床を有するオホーツクのまち・斜里町に建つBOX型の平屋。この家は地元で漁師をしている田中さんが、『生活感を感じさせない家』『楽に暮らせる家』をテーマに建てた住まい。光熱費を最小限に抑えられる高い性能を確保したうえで、AV(オーディオ・ビジュアル)システムやキッチンのレイアウト、大きな窓から見える庭、家事が最小限で済む動線などを実現。細部まで田中さんのこだわりが感じることができます。
生活感を感じさせず、楽に暮らせる平屋 斜里町・田中さん/光輝建設

オーシャンビュー&巨大水槽&超省エネの家 稚内市I邸/小山内建設



ダイニングから一望できるオホーツク海。ご主人は水揚げ量日本一、年間約2000トンを誇る宗谷のミズダコの漁師で、漁期の4月から12月には、朝1時頃には起きて漁に出ています。そのため、起床して真っ先に海の様子をチェックできるように大きな窓にしました。

玄関側から、リビング側の両面から鑑賞できる水槽を悠々と泳ぐ青色の鮮やかな魚は、熱帯魚の王様とも呼ばれる「ディスカス」。水槽の横幅150センチ!一般家庭に設置する水槽としては最大級です。水槽が壁面に収まっていて、照明や配管などは見えないようになっています。

大きいのは水槽や窓だけではありません。ご夫婦と子ども5人、合わせて7人が全員で夕食を囲めるダイニングテーブルが置ける大きなダイニングもあります。ご主人は「漁が朝早いので、家族全員が揃うのは晩御飯の時間だけ。その時だけは家族皆揃って過ごしたいのでリビングよりダイニングを大きく確保したんです」と話してくれました。
オーシャンビュー&巨大水槽&超省エネの家 /稚内市I邸/小山内建設


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