若者から高齢者まで平屋建て住宅が人気の理由とは?
平屋建て住宅というと、年配の方たちの住まいというイメージは昔のもの。2025年現在は、20代の若い世代から高齢者まで、年齢を問わず平屋建てが人気です。いえズームの取材でも、年々平屋の人気が高まっていることを実感しています。平屋を建てる人が増えた理由については。次のようなことがあげられます。
平屋が人気の理由その1
核家族化や少子化によって家族の人数が減った
1つ目の要因は、核家族化や少子化によって家族の人数が減ったことです。個室の数も、リビングなどの共有スペースの広さも、それほど必要がなくなり、コンパクトな住宅でも十分になったということが理由の一つあげられます。
平屋が人気の理由その2
掃除をはじめ、家事やメンテナンスがしやすい
2階建てだと上下階の掃除が必要ですし洗濯物の収納などでも階段をいったりきたりする必要があります。ワンフロアだと、そうした動線が減るので、家事ラクにつながります。
平屋が人気の理由その3
ライフステージの変化にともなう建て替え
老後の暮らしに対応した平屋を建てるケースです。歳を取って階段の上り下りが辛くなり、ほとんど2階を使わなくなった、というお話もよく聞きます。
平屋が人気の理由その4
車いす対応・バリアフリー住宅のニーズがある
身体にハンディキャップがある方でも、車いすにも対応できるバリアフリーの平屋建てなら、自立した暮らしが叶います。
平屋が人気の理由その5
ミニマルな暮らし方を好む人が増えた
大きくて広い事や、たくさん持っていること=豊かさという価値観から脱却し、最小限の広さで厳選したものを大切に使いながら暮らすミニマル志向の人が増えました。ミニマリストにも動線や機能性に優れたシンプルな平屋建てが人気です。
平屋は2階建てに比べて安上がりかというとそうではなく、それなりの延床を1階だけで構成するため、住宅の基礎部分が広くなり、その分敷地の広さも必要です。それでも人気なのは、ここでは紹介しきれないほど魅力があるからです。ここからは先輩オーナーが平屋を建てた理由をはじめ、実際のプランや暮らしぶりについて最新の実例を一挙にご紹介します!
夫婦で叶えた理想の平屋。木の質感が映える快適な暮らし 札幌市T邸/キクザワ
札幌市南区にある奥さまの実家のすぐ隣に建てたのは、26.6坪のコンパクトな平屋です。設計・施工は高断熱・高気密の家づくりに取り組む恵庭の工務店(株)キクザワが行いました。
これから年を取っていくことを考えると2階建ての家を建てるのは抵抗があり、暮らしやすい平屋を希望しました。また、オープンハウスを見学した際、キッチンや天井や床材、造作家具などを見せてもらって素敵だなと思い、同じように造ってもらいました。そのおかげで、自分たちが思い描くような家ができたと、満足しています。
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暖かくお手入れしやすい平屋住宅 幕別町S邸/プラスワイド
「若い頃に建てた二世帯住宅が、築20年を過ぎた頃から寒くなってね。次に建てる時は暖かい平屋の家、と心に決めていたんです」
そう話してくれたのは、帯広中心部からもほど近い幕別町に新築住宅を建てたSさんです。
天井高3.5mという開放的なLDKは「日がたくさん入るので冬でも昼間は暑いくらい」と奥様。
「掃除の手間がかかるサーキュレーターは付けたくなかったので、天井を高くすると熱が上に逃げてしまわないか心配だったけれど、清水さんが”魔法瓶のような家だから大丈夫ですよ”って。実際に温度センサーをつけてチェックもしてみましたが、頭上と足元、また各部屋での温度差も少なく快適に過ごせています」
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薪ストーブと手作りの時間を楽しむ小さな家 音更町邸/水野建設
都市部でコンクリートに囲まれて暮らすのではなく、自然の中で手作りのものに触れて生活したい。家族と三人暮らしを楽しめる家にできたら…そう考えたAさんが選んだのは、故郷である十勝の街中に位置しながら木々に囲まれた静かな一角です。
水野建設は木をふんだんに使った家の雰囲気と自然素材を使っている点に惹かれました。このミニマムスタイルの家はシンプルな平屋建てで、年を重ねても生活しやすそうな点もいいですよね。結局、リフォームは高額になる場合もあることを考え、新築で建てることに決めました。
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勾配天井が生み出す開放感・性能も重視した24坪平屋住宅 札幌市北区T邸/シノザキ建築事務所
室内に入って驚くのは、延べ床面積が24.87坪とは感じられない空間の広がりです。秘密は、勾配天井が創り出す天井高と、ゆるやかに繋がるゾーニング、回遊式の間取りにあります。また、寝室や子ども部屋には造作棚やクローゼットを設けずに、将来的に部屋の用途を変えたり、ロフトを造ったり、部屋を分けられる“可能性”を残した設計にしました。
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暮らしやすさのほか、将来のことも見据えて平屋で建設 網走市N邸/光輝建設
平屋にしたのは、ワンフロアならではの暮らしやすさはもちろん、2階建てにしたら将来的にお子さんが家を離れて夫婦2人暮らしになった時に、2階は使わなくなってしまうと考え、最初から平屋で建てることに決めていたそうです。
天井高は他の部屋も含めて2.7mの高さを確保。これは光輝建設の提案によるもので、広く開放的な室内を演出しています。「天井を高くしたことによって壁の面積も広くなったので、お子さんの写真を飾ったりすることも考えています」と奥様。
続きはこちら▶︎家族の夢を詰め込んだ“ヴィンテージモダン”の住まい 網走市・中嶋さん/光輝建設
バスケットコートと繋がる平屋の暮らし 札幌近郊Y邸/丸三ホクシン建設

毎週練習を欠かさないほどバスケットが大好きなYさん夫婦。バスケットコートを作ることが、家づくりにおいては絶対条件でした。
ほかにも迷った会社があり、図面を描いてもらいましたが、丸三ホクシン建設さんだけが平屋の提案でした。設計担当の兼田さんが現地を一緒に見てくれて、この土地のイメージと、バスケットコートなどの外とつながるなら平屋がよいと話されて。そのデッサンが心に染みて、この家に住んでみたいと思い、お願いすることにしました。
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光が差し込むリビングが主役の暖かい平屋 札幌市西区S邸/白田建築事務所

築68年だった実家を建て替え、2023年11月に完成した平屋で暮らすSさん。慣れ親しんだ土地に「暖かく明るい、シンプルな平屋」を建てたいという希望からSさんの家づくりはスタートしました。
Sさん 家を建てる時の一番の希望は、神棚に朝日が当たるような設計にしてほしいということでした。建て替える前の家は寒くて本当に大変だったんですけど、唯一良かったのは毎年1月1日の朝に神棚に朝日が当たることだったんです。
窓から差し込む光は奥の仏間まで届きます。梁の裏には間接照明が配され、夜も柔らかな光が空間を包みます。
光が差し込むリビングが主役の暖かい平屋/札幌市西区Sさん
医療関係の仕事に就く夫婦が、将来を見据えて選んだ平屋建て 岩見沢市/サンケイ建匠

家の中心は家族が集うLDKです。その周りを囲むように寝室や子ども部屋、ファミリークローゼット、バスルームなどの水回りを配置しています。
延べ床面積96.06㎡を無駄なく生かした収納たっぷりの設計と、LDKの一部に採用した2,65mの高天井により、平屋建てでありながらも開放感のある空間が実現しました。
家づくりにあたって理学療法師と看護師の仕事に就くお2人が決めていたのは、「平屋建ての家」でした。仕事柄、年を重ねて足腰が弱ってしまうと2階の部屋は使えなくなると、高齢の患者さんの様子からも実感していたからです。
医療関係の仕事に就く夫婦が、将来を見据えて選んだ平屋建て 岩見沢市
子どもたちも大満足!夏は涼しく、冬は暖かなパッシブ換気の平屋 芽室町O邸/イゼンホーム

「部屋に暖房器具を置く必要がなく、広々と暮らせる点が気に入って」とパッシブ換気を採用したOさんの新居は、ゆったりとした平屋建ての家です。外観はグレーのガルバリウム鋼板に漆喰と木を合わせました。
教育関係の仕事をされている奥様は、自然と子ども目線での家づくりに。「移動が楽で暮らしやすい平屋の家を」という大人の希望と「家に階段がほしい!」という子どもたちの希望を両立させるために、LDKの一角にスキップフロアを作りました。その下は収納を兼ねた秘密基地のような空間になっています。
続きはこちら▶︎ 子どもたちも大満足!夏は涼しく、冬は暖かなパッシブ換気の家/芽室町Oさん
性能、デザイン、暮らしやすさを備えた平屋 北広島市Y邸/リビングワーク

北広島市の利便性の良い住宅地にリビングワークの設計・施工で将来を見据えた平屋の家を新築しました。ご主人みずから50通りもの間取りを考え、リビングワークと相談しながら作り上げていきました。
ご主人 平屋を希望したのは将来のことを考えたからです。実家や職場のOBの方から「子どもが成長して家を出ると、階段を上るのもおっくうになって、2階は使っていない」という、リアルな声を聞いたので。ボクのプランを尊重しながら、とても使いやすい平屋に仕上げてくれました。
続きはこちら▶︎23年1月も暖房はエアコン1台! 北広島市Yさん/リビングワーク
生涯を通じて自由に使える面積が広い平屋を希望 帯広市M邸/クリプトン

今回伺ったのは、西帯広で福祉関係の会社を経営するMさんの事務所併設住宅です。
ご主人 仕事で高齢の方の家に伺うと「二階は使っていない」という方も多いので、生涯を通じて自由に使える面積が広い平屋を希望していました。動線に無駄がなく家族の距離の近い家になったと思います。
こちらの勾配天井に沿った形の窓も、ご主人のデザインをそのまま実現したものです。ロフト付きとはいえ平屋のM邸ですが、LDKの天井は高さ4mと吹き抜けのような開放感があります。
続きはこちら▶︎70棟を見学し「住みたい家」を研究 /帯広市Mさん Cryptn(クリプトン)
セカンドライフを楽しむバリアフリー平屋住宅 札幌市H邸/瀧本ホーム

LDKと寝室、水回りの動線は、車イスやシルバーカーで移動できる回遊式の間取りになっています。トイレ横の書斎を寝室として利用するなど、部屋の用途が変えられるうえ、水回りの扉を開け放てば車イスでも直線移動しやすい設計です。
「車イスで暮らす家に必要な要素を、すべて設計に反映しました」と瀧本社長が話すように、回遊動線のほかにも、最大で約130㎝とった開口部、2方向からアクセスできるトイレ・洗面所、玄関や水回りの手すりといった設計に、将来を考えた工夫が見られます。
続きはこちら▶︎車イス生活を想定したセカンドライフを楽しむバリアフリー平屋住宅 札幌市H邸
緑豊かな環境を活かした平屋でストレスフリーな家 札幌市Y邸/拓友建設

今回紹介するY邸は、緑豊かな自然環境が広がる閑静な住宅地に建てられた平屋の住まいです。
「無駄なエネルギーを使わずに心地良い暮らしをしたいというご夫妻の意向がありましたので、夏の熱気を抜く高窓を設置したり、冬の暖気を回しやすくしています」とN建築設計室の一級建築士 野際礼子さん。
また、「周辺環境を活かすため、窓を各方向の緑を楽しめる配置に。コンパクトな家ですが、狭さを感じないよう、見通しがきいて引き戸で開けたまま暮らせる設計にしました」。
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回遊動線で快適 平屋のモダンハウス 鹿追町O邸/カントリーヴィレッジ

インテリアは「生活感なくすっきりと」を徹底。ロフトつきの平屋であるO邸。ロフト部分の床見切りには薄手のものを使用するなど細かな工夫がされています。動きたい盛りの子どもたちが走り回れるよう、また来客時にもスムーズに生活できるようにと回遊動線を採用しています。
全部で8パターンの図面を提案いただいたのですが、こちらの要望に対して絶対にNOとはいわず、できる範囲でこういう方法があると提案してくれるので、最終的には私達の想像以上のプランになっていました」。
記事はこちら▶︎回遊動線で快適 平屋のモダンハウス/鹿追町O邸 カントリーヴィレッジ
スノーボードの収納室がある平屋のガレージハウス 比布町H邸/昭和木材

Hさんのお宅は片流れ屋根にガレージを組み込んだ平屋建て。チャコール・メタリックの金属サイディングでスタイリッシュな印象の外観です。玄関の土間続きには、本格的にスノーボードを楽しむご主人の趣味スペースがあります。2台分の車が収まるビルトインガレージの奥にはご主人のロードバイクも収納しています。その先には庭先にストックしている薪を取りに行きやすいよう、勝手口もつけました。
Hさん「車2台が入る、コンクリート床のガレージや、ガレージから出入りしやすい場所に、スノーボードなどのメンテナンスと収納のためのスペースも希望していました。たくさんの道具類をスッキリ収納でき、ワクシング台を置いてもゆとりの広さで、板のメンテナンスもしやすく、とても満足しています」。
続きはこちら▶︎スノーボードの収納室がある平屋のガレージハウス 比布町H邸
森を望む自宅と店舗を兼ねた平屋 札幌市南区T邸/丸三ホクシン建設

自宅と店舗を兼ねた平屋の建物は、すぐ後ろに森が望める立地にあります。外壁は森の雰囲気に合うように、奥さまが何度も色見本を見てお気に入りの色を選びました。
続きはこちら▶︎美味しいソフトクリーム専門店「ミルクマスタッシュ」 札幌市南区簾舞
平屋住宅事例(千歳市) 家づくりのプロが建てた開放的な平屋の家 千歳市H邸/生杉建設

千歳市ののどかな川沿いに位置するH邸。暮らしているのは、ご夫婦と、中学生と就学前の2人のお子さんです。
H邸は平屋ですが、勾配がついた天井は最頂部で5.5mととても高く、屋根のたる木を見せ、構造が現しになったおおらかな空間となっています。
梁や柱を板状の断熱材「スタイロフォーム」で覆うSHS外張断熱工法を採用した断熱気密の高い住宅なので、このような思い切ったデザインでも室内は年中快適な温度を保ちます。
続きはこちら▶︎家づくりのプロが建てた開放的な平屋の家 千歳市H邸/生杉建設
増築&リフォームで叶えた心地いい平屋 M邸/三五工務店

以前は賃貸マンションに住んでいたMさんご家族。手狭になったのと、お嬢さんが通う小学校が遠かったので、同じ学区内で通学しやすい場所に家を建てようと決意。毎日ネットで不動産情報をチェック、やっと巡り合ったのが、小学校に近くて140坪の南東角地の土地でした。
「築13年の22坪2LDKの平屋が建っていましたが、小さすぎるので壊して新築の家を建てるか、既存の家を生かして増築するか、2通り考えました。三五工務店さんに古い住宅を見てもらったら、建物がしっかりしているということがわかり、増築でいこうと決めました」。
増築を2階建てではなく平屋にしたのは、土地に余裕があり、将来負担になる階段の上り下りを考慮したため。増築とリフォームを担当したのは35リフォーム主任の山本玲さんです。
続きはこちら▶︎増築&リフォームで叶えた心地いい平屋 札幌市M邸/三五工務店
道南杉を外壁全面に。道総研の最新技術も/江田建設

М邸は札幌市中央区の高台にあります。見晴らしの良さを生かすことも家づくりのポイントでした。
大きな窓から景色を採り込むリビング・ダイニング。天井高は通常よりも高い2550mmと、ゆとりある設計です。
3人家族で、老後も暮らしやすいコンパクトで合理的な間取りを希望しました。
小さくても広さは感じたかったため、居間と隣接する寝室をオープンな空間にして、間口を高くしてもらっています。大きな窓から山々を眺め、自然の移ろいを感じられるこの家が気に入っています。
記事はこちら▶︎道南杉を外壁全面に。道総研の最新技術も 札幌市中央区М邸/江田建設
大停電にも備える!暖かく快適な平屋住宅 S邸/赤坂建設

今回は2020年9月に、十勝の池田町内で完成した平屋住宅をご紹介します。
建て替える前のS邸は1972年に新築。その後リフォーム、増改築なども行いました。でも、特に北側の部屋の寒さが厳しく、建物の老朽化もいろいろ気になっていました。そして2階の寝室から階段を下りて1階のトイレまでの移動という負担も大きかったのです。
家族内でもいつか平屋住宅で暖かい家に建て替えようか、という話はありました。お父様が亡くなり、2人暮らしの割に家が大きいこともあって、平屋への建て替えを決意しました。
続きはこちら▶︎大停電にも備える!暖かく快適な平屋住宅 池田町S邸/赤坂建設
ニセコ移住。ロフト付きの平屋/アウラ建築設計事務所

オーナーのYさんは、北海道のニセコに移住し、息子さん、猫たちと暮らしています。
「イギリスでは、裏庭を見渡せるようなキッチンのつくりが普通だったんですよ」と話すYさん。主に、家づくりの打ち合わせはメールで行ったそうですが、この眺望を大事にするために、プラン時には山下さんとYさん親子3人が現地に集まって間取りの位置を決めていったそうです。ニセコでマイホームを建てるのに、「ハウスメーカーのつくる家は、どれもありきたりに思えて」と話すYさん。どこにお願いしようか、とインターネット検索をした中「ピン!」ときたのが、山下さんが手がけた家でした。さらに、シニアにやさしい家づくりもしていることから、「平屋でも眺望の良い家を」とお願いしたそうです。
続きはこちら▶︎ニセコ移住。ネコと自然の中で暮らすロフト付き平屋 ニセコ町・Yさん/アウラ建築設計事務所
子どもを大切に見守る省エネの平屋住宅 音更町/石井建設
N邸は平屋建てですが、高さは地面から最大約6.3メートル。カーポートもあって大きな家という印象です。
平屋建てにしたのは、家族のコミュニケーションを重視したからです。「私も子どもの頃、学校から帰ったら2Fの子ども部屋にすぐ籠もることがあって・・・。家を建てるなら、わが子の様子を見守りやすい平屋の家が良いなと思っていました」と話してくれたのは奥様。ご主人も「敷地にゆとりがあるし、普段は庭仕事もあまりしないつもりなので、敷地を大きく活用したい」とのことで、プランは平屋を選択しました。
続きはこちら▶︎子どもを大切に見守る、省エネ&平屋の注文住宅 /音更町・N邸 株式会社石井建設
障がいがあっても自立生活できる住まい 江別市/拓友建設
江別市にお住まいのNさんは年齢50代の女性です。生後10ヵ月でポリオウイルスに感染して小児麻痺となり、それ以来両方の下肢に麻痺があります。しかし杖も使わずに、なんとか仕事や日常生活をこなしてきました。
40代後半に差しかかった頃から、筋力の低下や体力の衰えを感じるようになりました。年齢を重ねれば多少ならずとも筋力、体力は低下していくものですが、Nさんの場合はポリオウイルスが感染した神経細胞や筋肉が老化する「ポストポリオ症候群」が原因でした。
なるべくなら杖や車いすに頼ることなく生活したいNさんでしたが、生活の不便だけでなく、足の力が入らなくなることで転倒してしまうことに大きな不安を感じるようになりました。ご両親が亡くなったことを契機に、それまで家族で同居していた住まいを安全で、障がいがあっても自立生活できる住まいに建て替えました。
「キッチンなどは介護を前提にした商品がほとんどで、障がい者の自立生活を前提にしたものは皆無に近かった」とNさん。
キッチンは(株)樋口(本社札幌市)の車いすでも使いやすいユニバーサルキッチンをL字型にアレンジしました。また、ダイニングテーブルをはじめとする家具類は、ソファなども含めNさんが使いやすいようオーダーしています。

平屋建ての住まいの全てのスペースに、車いすでアプローチすることができるよう室内の段差を完全に解消したのはもちろん、毎日お仕事に出かけるNさんがカーポートまでスムーズに移動できるよう、玄関から屋外にかけても完全にフラットにしています。
窓のすぐ下側にロードヒーティングを敷設して対応してあります。雪が室内に入る心配を解消しただけでなく、災害時の非常口として機能します。
キッチンやカウンターなどは車いすの高さにあわせてあるだけでなく、車いすのままでも使いやすいよう様々な工夫がされています。
完成した住まいはNさんが想像していたより快適なようです。室内は杖での移動がメインになると想定したそうですが、車いすでどのスペースにもすんなり移動できるため、
「ここに住み始めてから、すっかり車いすばかり使っています」と笑っていました。
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外が-28度でも部屋は暖かい 帯広市/イゼンホーム

昨年12月にイゼンホームで家を建て替えてから、「とても暮らしがラクになった」と口をそろえます。老後も考えた平屋の住まい、Mさんご夫妻に家づくりのお話を伺いました。
奥さまの要望のひとつは、丹精込めてつくっているお庭をリビングの窓から眺められることでした。「奥さんの庭は、素晴らしいんですよ!」とイゼンホームの中村さんも言います。「シーズンになると、芝生の向こうに花々がとてもきれいに並んで、まるで公園みたいなんです」。その花々が、ベストポジションで眺められるうように、中村さんは家の高さや窓の位置を慎重に調整して設計しました。キッチンの右側(写真奥の扉)からは、ユーティリティー、バスルームがつながって回遊式動線に。「お風呂からキッチン、洗濯物を干す部屋と一直線の動線で、家事がとてもラクなんです」と奥さま。
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北海道・東川移住 敷地は400坪!趣味満喫の注文住宅|小岩組

兵庫県出身の花岡さんご夫妻は、北海道旅行中に東川町の魅力を知り、約400坪の土地を買い、最高の田園風景が目の前に広がる場所に、ゆとりあるキッチン、趣味に没頭できる部屋、断熱気密性能の良い家を建てて、大満足の北海道生活を満喫されています。
こちらの希望は、妻からはキッチンの使いやすさや収納力、お気に入りのステンドグラスの活用など。私は趣味の部屋と、その部屋に屋外から直接入れる勝手口的な玄関が欲しい、といった点です。
小岩社長の提案で平屋にしましたが、将来的には階段の上り下りが辛くなるかもしれないので、良い選択だったと思います。一緒に移住してきたセキセイインコは10歳を超えましたが、室内の温度環境が安定しているせいか、前より元気になったと思います。
続きはこちら▶︎【北海道・東川移住】敷地は400坪!趣味満喫の注文住宅|花岡邸
憧れのウッドデッキも、ガルバリウムのモダンでかっこいい平屋 幌延町/小山内建設

いずれ高齢になると階段の上り下りが負担になることを踏まえ、平屋を選びました。平屋にすることと、ウッドデッキを置きたかったこと、本をたくさん収納したいこともあって、比較的広い土地を選びました。
図面だけでは外観・外壁の印象などはなかなかわからなかったんですが、小山内建設さんが以前建てた家で、この外観に似た家を見せてもらい、ガルバリウムのメタリックな色合いが良いなと思い決めました。現物が見れると納得できます。平屋ですが屋根の高さが4メートルを超え、軒の出幅が厚いのも外観をかっこよくしていると思います。
続きはこちら▶︎断熱性能と子育て環境重視の平屋住宅 幌延町・N邸 小山内建設
平屋をやめて2階建てにする人も・・・
平屋住宅を希望されていた方が、住宅会社とコスト、部屋数、面積などいろいろ検討を重ねた結果、2階建ての家にたどりつく、というケースは実はかなりあります。そういう意味で、総2階の家にプラン変更するという選択肢の参考になるかと思いますので、参考までに
「総二階」の住宅12事例まとめ

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