Column いえズーム コラム

【札幌】自然素材を活かした住宅20事例まとめ【2020年版】

札幌圏の地場企業の中には、道産の木材やレンガ、石など、自然素材を家作りに積極的に活かす住宅会社があり、自然素材を活かした住まいづくりにもさまざまな工夫やバリエーションを持っています。

安くて機能性に優れた新建材だけに頼らない、或いはほとんど使用しない、人体と環境にやさしいエコな家づくり。素材そのものの風合いや経年劣化による味わいが楽しめるなどの魅力もあります。まずは人気の素材や、どんな素材がどのように使われているのかを見ていきましょう。



家づくりで人気の自然素材

板張りの外装材に使われる天然木

経年とともに自然な風合いが増す天然木の外装は、北海道の風景にも似合う憧れの外壁です。使われている木材には、耐候性が高く、丈夫でメンテナンスフリーなものも多く、施工方法によっては部分的な交換も容易です。森林資源の循環利用が可能なことから環境にやさしい建材としても、見直されつつあります。ガルバリウムや塗壁などと組み合わせると、バリエーション豊かな仕上がりが楽しめます。


道南杉を外装材として採用したヨシケン一級建築士事務所の住宅


道南杉
日本の杉分布の北限にあたる北海道南部に生息する道南杉は、積雪・寒冷な厳しい環境で、比較的腐りにくく、狂いにくく、北国の外装材に適した強度を持っています。

道産カラマツ
森林資源の豊富な北海道。道産カラマツは日本のカラマツ生産量の約80%を占めており、長期的に安定供給されている間伐材です。幼齢だと狂いやすい性質から。最近まで梱包や輸送、パルプに使われていましたが、乾燥技術の進歩により、狂いにくい建材が流通。住宅の内外装材として多く活用されています。

トドマツ・エゾマツ
北海道では、昔から建築の主材料として、本州のスギ・ヒノキのように取り扱われてきた建材です。

焼き杉板
杉板の腐食防止のため、表面をバーナーであぶり炭化させた焼き杉板は、昔から日本家屋の外壁材として重宝されてきました。昨今ではカラーバリエーションも豊富になっています。

内装に使われる天然木(床・壁や天井・造作家具など)

人気の無垢フローリング
住宅で使う自然素材の中でも特に人気が高いのが天然木の無垢フローリング。
北海道産の無垢材としては、オーク(ナラ)、ニレ、タモ、セン、バーチ(カバ)、クリなどが主流です。中でも木目の美しさと強度を兼ね備えたナラは、ジャパニーズオークとも呼ばれ、重厚感のある風合いが魅力。タモは硬さと弾力性に優れ、ナチュラルな雰囲気が楽しめます。

その他、深みのある濃い色合いが特徴のウォールナット(クルミ)、経年とともに艶と色味が深まるサクラ(アメリカンブラックチェリーなど)、ワックスを掛けたような光沢と感触が魅力のチーク、明るい色味で温もりのあるカントリースタイルにぴったりなパイン(北米産マツ)、キメが細かく明るい色合いで、上品に仕上がるハードメイプルなどがあげられます。


床にはナラの無垢材、巾木には道産のタモ材を採用した例(㈱キクザワ)


壁や天井に木を使う
フローリングの他にも、壁面や天井を板張りにしたり、間伐材の端材を有効活用したウッドタイルで仕上げるなど、天然木の素材感を生かした空間演出もおすすめです。和風建築で親しまれてきたヒノキやマツ、スギ、ケヤキなどは仕上がりの美しさや強度、加工のしやすさに加え、香りの良さも魅力。国産よりも安価に手に入るウェスタンレッドシダー(米スギ)やウェスタンヘムロック(米ツガ)なども同じように芳香があり、リラックス効果も実証されています。


吹抜けの2階までトドマツの板張りにしたダイニング(リヴスタイル)


造作家具に木を使う
造作によって欲しい場所に、オリジナル・デザインの家具や収納が叶うのはマイホームの醍醐味です。新たに家具を購入することを考えると、唯一無二の造作家具でコーディネートするというのも一案です。


キッチン・ダイニングの背面収納には丈夫なクルミの三層材を使っている(シノザキ建築事務所)


そのほかの自然素材


珪藻土の塗壁に陶器の花瓶が映える(辻野建設工業)


塗壁(内外装)

珪藻土

珪藻土は海や湖などに生息していた植物プランクトンの死骸が蓄積した地層から採取されたもので、吸放湿性、保温性、断熱性に優れた素材です。内装用では石膏ボードに直接塗るもの、壁紙の上から濡れるものなど、メーカーによってさまざまな商品が展開されています。また、珪藻土にワラなどの繊維や貝殻、炭などを混ぜ込んだものなどもあります。

漆喰
漆喰は水酸化カルシウム(消石灰)を主原料とした壁材で、石灰石を焼いた消石灰に、ノリやスサ(ワラくずなど)、水を加えて練ったもので、「呼吸する壁」と呼ばれるように調湿性に優れています。また、月の光に反射する明光性、消石灰の不燃性から、防犯・防火にも適しており、お城や武家屋敷にもよく使われてきた素材です。近年ではシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの化学物質を吸着することでも注目され、健康で快適な住まいづくりに活用されています。

このほか塗壁には、土を使った土壁、砂を使った砂壁、紙繊維を混ぜ込んだ繊維壁などがあります。左官職人による仕上げが一般的ですが、室内ならオーナー自身がDIYすることで、思い出作りと費用削減が同時に叶います。塗り模様はスタッコ、おうぎ、コテ波、刷毛引きなどがあり、意匠を凝らし個性をだすことができるのも魅力です。

天然石(石材)やレンガ

天然石(石材)
天然石(石材)は、屋根(石屋根)や内外壁、床材、浴室、天板、外構アプローチなど、住宅の装飾材として様々な用途があります。模様と艶が美しい御影石や大理石などは、ラグジュアリーな空間づくりで人気。乱形のもの(乱形石)を含め、床材として取り入れている例を見かけます。道産石材としては札幌市南区で採れる札幌軟石が有名で、外装のアクセントや玄関周りに用いられることが多いよう。このほか薪ストーブの遮熱壁などには石積みに適した素朴な凝灰岩なども人気です。

レンガ
天然土を素材にしたレンガも、内外装ともに人気の自然素材です。北海道では道庁の赤レンガや、函館の金森倉庫が連想されますが、高耐久で美しいレンガ建築は、次世代に継ぐ資産価値の高さもポイントです。外装に使う場合はメンテナンスフリーでランニングコストがかからない、レンガの耐熱・蓄熱性能で夏は涼しく冬は暖かい住宅になる、などのメリットと、リフォームが難しい、施工費用が高い、などのデメリットがあります。このほか、エクステリアに用いたり、室内ではストーブやキッチンの遮熱壁や、室内壁のアクセントとして使われているようです。


粘板岩が乱形に貼られた豪華なエントランス(北渡建設)


ここまでどんな自然素材が、どのように使われているかを見てきました。札幌圏の家づくりでは、自然素材をどのように使っているのでしょうか?一挙に20の実例をご紹介します。

札幌の自然素材住宅 札幌のまちなかで木の温かみに触れる家

木酢液を含浸させた北海道産のカラマツ材を外装に用いた高原のコテージのような住まい。板の色が均一でないところに自然素材ならではの味わい深さを感じます。カジュアルなお洒落っぽさを漂わせる個性的な外観デザインですが、戸建てや集合住宅が建ち並ぶ街並みにも自然に溶け込んでいます。

実は、この総板貼りの外観こそSUDOホームを選んだ最大の理由と語るHさん。「白を基調としたモダンなモデルハウスを見慣れていたのでインパクトがありました。新築に向けて心が動いたのもSUDOホームさんのオープンハウスと出会ってから。無垢のフローリングもそれまで訪れたモデルハウスのフロア材と肌触りがまるで違いました(ご主人)」。


SUDOホームの施工例 札幌のまちなかで木の温かみに触れる家

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市街地にありながら森の安らぎを感じさせる板貼りの家。お子様の学区内の利便性が高い環境で、プライバシーが確保された...

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札幌の自然素材住宅 家の前からすぐ登山!自然大好きなご夫婦の家

アウトドア好きの奥様は、晴れた冬の日はスキーブーツを履いたまま家を出発し、
裏山でバックカントリースキーを満喫しています。

以前は、家を建てる願望は全くなかったというK様夫婦。
知人から「いい家を作っている会社があるよ」と聞いたのが丸三ホクシン建設でした。
丸三ホクシン建設で手掛けた家の写真の数々も魅力的でした。
無垢の木などナチュラルな素材を・・・
年月を重ねるほど風合いが良くなるものを・・・
この点でご主人と丸三ホクシン建設の住まい作りは一致しました。


家の前からすぐ登山!自然大好きなご夫婦の家

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道外出身で、北海道の自然に惹かれて定住したご主人。 登山やスキーなどアウトドアが趣味の奥様。 二人が暮らす住まいは...

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札幌の自然素材住宅 道産木材の安らぎ ヨシケン一級建築士事務所

玄関を開けて真っ先に感じるのが、さわやかな木の香り。 yoshiken2470_ccr.jpg新築特有のツンとする匂いはなく、かわりに森の中のような新鮮な香りに包まれます。 玄関ホールは天井も床も収納も木材。ぐるりと木に取り囲まれています。 シューズボックスなど玄関収納はあえて扉をつけずに、木のルーバーで目隠しをして開放感ある空間に仕上げました。 階段を上がると、2階がリビングダイニング。南東部に大きな窓をはめこんだ明るい空間が広がっています。 床のフローリングは無垢の道産タモ材。合板の表面に数mmの薄い板を貼り付けたフローリングが一般的ですが、足を乗せてくらべてみると違いはすぐにわかります。薄板はやや硬く足触りも冷ためなのに対し、無垢材は柔らかみがあり、ほんのりぬくもりも感じられます。
道産木材の安らぎとエアコン快適暖房-江別市大麻でモデルハウス公開

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地材地消で手作りにこだわり、エアコン1台で家中を快適に暖房するモデルハウスがヨシケン一級建築士事務所の手で江別市大...

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札幌の自然素材住宅 道産木材を積極的に採用

三五工務店の企画型住宅第四弾として登場した「SOCOCO(そここ)」。建物の構造にカラマツ材、仕上げにカバ材フローリングなど道産木材を採用したナチュラルなインテリアが特徴の一つ。森林面積が圧倒的に多い北海道のビルダーとして、道産材の活用に取り組んでいる。 2015_11sococo_L2.jpgSOCOCOは白い塗り壁に道産カバ材のフローリングを使うなど、全体的に明るめのトーンで統一。約32坪とコンパクトだが「意外と広い」という見学者の声が多い。確かに、リビング・ダイニングも広々と見える。それには三五工務店の綿密な設計の工夫もあるようだ。シラカバの間伐材で造られた造作棚も、見学者の好評を得ていた。背板には穴が開いており、小物などを好きな位置にフックで引っ掛けてアレンジできる。
コンパクトでもこだわりたい! 上質カジュアルを実現した三五工務店の企画型住宅「SOCOCO(そここ)」

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※公開は終了しました。 住みたいエリアで家を建てようと土地を探しても、なかなか見つからない。もし物件が出てきても「...

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自然素材住宅 外壁や室内などにカラマツや道南杉を活用 晃和住宅

外壁は主にダークブラウンのガルバリウム鋼板ですが、1階部分に張った道南杉は、奥さまのリクエストで落ち着きのあるエルメスのオレンジカラーに塗りました。「奥さまは本当にセンスの良い方で、私も勉強になりました」と担当の杉林さん。
140622kowa_favcolor.jpgリビングにおじゃますると、床も天井もカラマツの木!奥には、サイズや色の異なる板を張ったウォールがあります。対面のキッチン側からみると、まるで小ホールのような見通しの良さと開放感。来客時には左奥の一角を仕切って部屋に使える便利さもあります。それにしてもこのウォール、さまざまな色合いの木を使っていて創作されたアートのようです。「設計を担当した白田さんがまず何枚かの板を貼ってみて、それからオーナーさんと大工が端材を使ってパズルのように組み合わせていきました」と小川社長。
よく見れば、コンセント口にも開閉できる小さな板が貼ってあって作りが細かい!


エルメスカラーの道南杉がステキな晃和住宅のオープンハウス

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前回のレポートに続き、「こちらも木のぬくもりがたっぷりの住宅ができました」と新しいお知らせを聞いて、晃和住宅さん...

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札幌の自然素材住宅 本物は褪せずに味が出る キクザワ

「この家は、可能な限り無垢材を使っています。デザインとして木の質感を大事にしたのはもちろんですが、できる限りフェイクは使いたくないと思ったんです。人間は自然界で生まれて育ってるわけですから、天然のものがいちばん合っている。表面に木目が印刷された塩化ビニールの「貼りもの」は、古くなるとみすぼらしくなります。日が当たり続けると色褪せるからです。でも木(無垢材)っていうのは日焼けすると"味"が出る。この大きな違いがあります。刺激臭が全くないのは、天然素材を可能な限り使っているほかに、ホルムアルデヒドのような刺激臭を分解するという抗酸化工法を採用しているからです」と菊澤社長。珪藻土入り塗り壁ならではの風合いが感じられます。
家の町医者がつくった、時間が経つほどに味の出るモデルハウス/キクザワ

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できる限りフェイクは使いたくない 田園風景にみごとに溶け込むモデルハウス 恵庭郊外ののどかな田園風景の中に、しっく...

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自然素材住宅 裸足でも快適、無垢フローリング 白田建築事務所

「前のアパートはこの時期かなり冷えましたが、今は日中暖房を止めても快適に過ごせます。少し動くと汗ばむくらい」。くつろいだ表情で1ヵ月前に入居したばかりのマイホームの住み心地について語るご主人。無垢のフローリングの肌触りが気持ち良くて、いつも裸足だそうです。隣で遊んで欲しそうにしている息子さんも裸足で元気。壁にクロス(壁紙)を張らず、構造面材をそのまま現しにして生かした渡辺邸。どんなテイストの家具とも相性が良さそうなシンプルで暖かみのあるデザインです。「壁は家族と親戚総勢10数名で1日半かけて塗装しました。ちょっとムラがありますが...」。天井付近を指さすご主人。手作業ならではのザックリとした質感がこの家の持ち味をさらに引き立てています。
家族で壁の塗装にトライ!手作りの味をプラスした省エネハウス

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庭のある古い家が建ち並ぶ住宅街の一角にこの秋完成した渡辺邸。ナチュラルテイストのインテリアと使いやすさを追求した...

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木や自然素材を使った上質な3階建2世帯住宅 札幌市・Yさん/シノザキ建築事務所


木や自然素材を使った上質な3階建2世帯住宅 札幌市・Yさん/シノザキ建築事務所

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濃色のガルバリウム鋼板と道南杉との張り分けが落ち着いた個性を醸している3階建てのY邸。30代のご夫妻と、父親がお住ま...

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「木をふんだんに使った2世帯住宅を建てたいと、みんなで話していました」と話すYさん。最初は元の家を生かせないかと、大手メーカーのリノベーション住宅を見学しましたが「期待しているものと全然違う仕上がりだなと感じました」(Yさん)

そこで建て替えに絞って、数社にプランを相談しましたが、「なるべく世帯のフロアを分離したい」「車を3台駐めたい」などの希望に住宅会社から「全ての希望を叶えるのは無理」と言われたそうです。そんなとき、奥さまの知人から紹介されて出会ったのがシノザキ建築事務所さんでした。

自然素材住宅 可愛すぎない大人ナチュラルな家

「シンプルモダンはすっきりしすぎて落ち着かない。カントリー調は重苦しくて疲れる。モダンとカントリーの中間くらいのナチュラル感がいいというお客様の声から生まれたイネスホームの「Luce+(ルーチェプラス)」です。 大きな吹抜けを渡る2本の梁 色みを抑えた無垢のフローリング 機能性を重視した自慢のオリジナル家具 木を随所に使いながらもしつこくない大人の雰囲気 トイレの壁にまで贅沢に木を使って落ち着く空間づくり。 アンティーク調の家具と現代的な家具を組み合わせたコーディネート術 など、
可愛すぎない大人ナチュラルな家「Luce+」

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シンプルだけどクールじゃなく、可愛いけれど子供っぽくない。そんな大人のナチュラルスタイルを提案するイネスホームの...

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札幌の自然素材住宅 2階にワンルーム・モダンリビング。アシストホーム新モデルハウスQ1.0-α!


2階にワンルーム・モダンリビング。アシストホーム新モデルハウスQ1.0-α

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性能の良さとモダンリビングで人気のアシストホームQ1.0シリーズに新しいモデルハウスが登場しました。 場所は札幌市東...

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斜めに傾いた天井は、ウエスタンレッドシダー(米杉)。
濃淡のある色味が印象的なアクセントになっていると思いませんか?

自然素材住宅 京町家のイメージで自然素材も活用 北一タカハシ建設

伝統的な京町家にヒントを得た、越屋根に道南杉の下見張りという、本格的な和風住宅。「建てている時から近所でも評判だったんですよ」とは、家族で見学に来られた女性の言葉。 kitaichi130106_gaikan2-2R.jpg屋根材は日本三大瓦の1つ、石州(せきしゅう)瓦を使用。豪雪地帯の島根県で造られている陶器瓦です。約1200度の高温で焼き上げられ、雪や寒さにも強いのが特徴。太いダイナミックな梁は古材風にエイジング処理したもの。雪見障子やムードある照明で、気分はすっかり古民家

天井の梁は新品をあえて古材のように加工。腰壁は秋田杉に木目を浮き立たせる浮造り(うづくり)仕上げ。「ここまで?」と思うほどの数寄を凝らしています。
北一タカハシ建設 「町家のオープンハウス」見学会は驚きいっぱい!

札幌の自然素材住宅 建築家の父と施工力の拓友建設がコラボした、カラマツの香り漂う家/拓友建設


建築家の父と施工力の拓友建設がコラボした、カラマツの香り漂う家/拓友建設

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基本性能にこだわり、さまざまな建築家とコラボすることでデザイン、プランの質を高めている拓友建設さん。今回はカラマ...

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訪ねてきた人から「おしゃれだね」と言われる玄関のデザインウォール。建築時に使った木材の端材を再利用し、アーティスティックに貼ったもの。なかに入る気持ちをワクワクさせる、小野寺邸のアクセントにもなっています。小野寺邸の床は道産カラマツのフローリングが基本。カラマツは針葉樹。ナラなどの広葉樹に比べて柔らかく、足触りがいいので快適だとか。

札幌の自然素材住宅 道産木材の安らぎとエアコン快適暖房


道産木材の安らぎとエアコン快適暖房-江別市大麻でモデルハウス公開

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地材地消で手作りにこだわり、エアコン1台で家中を快適に暖房するモデルハウスがヨシケン一級建築士事務所の手で江別市大...

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木質感にあふれているのは、居室だけではありません。お風呂も天井と壁面に青森ヒバを使っています。ヒバは香りが強く、防虫・抗菌効果があると言われています。水回りに木を使うなんて、すぐカビてしまいそうですが、ヨシケン一級建築士事務所の吉田純治専務は、

「ヒバは耐水性がある木材です。さらにお風呂と脱衣所に温度差がない家づくりをしているので、湯気がもうもうと出ません。だからカビないんですよ」

と胸を張ります。確かに、お風呂の床もほんのりあったか。ひんやりした感じがありません。

札幌の自然素材住宅 板張りのカフェ風キッチン


「家時間」を楽しむ家 札幌市手稲区・Nさん/リヴスタイル

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café「35stock」から始まった家づくり 札幌の人気café「35stock」を知っている、行ったことがある方も多いでしょう。今回...

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キッチンは、「物を置きがちなので、中があまり見えないほうがいい」という奥さまの思いをベースにかたちづくっていきました。家の中に小屋があるようなイメージで、吹き抜けの2階まで板張りの壁にして、カフェ風に。

「木材はリヴスタイルさんにアドバイスをいただいて、トドマツをナチュラルな感じに仕上げてもらいました。規格住宅でもかなり自由度が高いのは嬉しい驚きでしたね。わがままばかり言いましたが、柔軟に対応していただきました」と奥さま。

札幌の自然素材住宅 素材・デザインにこだわったホテルライクな演出


南国リゾートをイメージしたホテルライクな邸宅/北渡建設/札幌市南区

取材記事 南国リゾートをイメージしたホテルライクな邸宅/北渡建設/札幌市南区

腕の良い大工職人を抱え、和風建築のテイストを盛り込んだ家づくりや、邸宅と呼ぶにふさわしい品格のある住宅づくりに定...

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海外のリゾートホテルのようなインテリアが好みという奥さま。担当の老川さんは奥さまの希望を反映した設計に加え、ホテルや別荘のような高級感を演出するためのデザインと素材選びにこだわりました。エントランスには粘板岩を採用し、豪華に演出。粘板岩は広い玄関土間から、玄関ホールとダイニング・キッチンの一部まで続いています。「石畳が奥に伸びていく様がリゾートっぽくて素敵かなと考えました」と老川さん。

造作による豪華なリビングドア(右正面奥)を抜けると、ダイニング・キッチンが広がっています。アイランド型のキッチンや背面収納は全て北渡建設のオリジナル。キッチンのワークトップには天然の御影石を、連続するテーブルの天板にはセラミックタイルを採用しています。リビングはバリのリゾート風にコーディネート。ウォルナットの床材や、天井の間接照明が寛ぎの空間を演出しています。

札幌の自然素材住宅 こだわりのビンテージ家具が似合う自然素材仕上げ


傾斜地に建つ別荘のような家 札幌市Y邸/ヨシケン一級建築士事務所

取材記事 傾斜地に建つ別荘のような家 札幌市Y邸/ヨシケン一級建築士事務所

「家の外と内+中間の領域で、季節の移り変わりを実感してほしい」。札幌のヨシケン一級建築士事務所は、そんな思いを込...

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Yさんはビンテージの家具が好きで、室内はこだわって取り寄せた家具でコーディネートされています。壁面に間接照明を施したリビングのテレビスペースは、壁材にウッドチップと再生紙でできたドイツ製の壁紙・オガファーザーを使用。自然素材のやさしい風合いが、ビンテージ家具とも好相性です。1階の床にはナラの無垢材を使っています。床暖房のおかげで足元からじんわりと暖かく、裸足でも心地よい肌触りと温もりを感じます。視界を遮らないスケルトン階段は、Yさんの希望でした。クルミの三層板を使っています。

札幌の自然素材住宅 カフェスペースの壁にツキ板と珪藻土


カフェスペースと陶芸工房がある薪ストーブの家/石狩市K邸 辻野建設工業

取材記事 カフェスペースと陶芸工房がある薪ストーブの家/石狩市K邸 辻野建設工業

季節の移ろいや自然の恵みを感じながら、北国の暮らしを楽しむ家づくりに定評のある辻野建設工業。薪ストーブの提案も積...

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石狩市でカフェと陶芸教室を営むKさんのお宅。窓の外には野鳥のための餌台を置いていて、ヒヨドリやムクドリ、ゴジュウカラなどの野鳥を窓越しに観察できるそう。「自然を五感で感じてもらえるような、癒しのスペースをつくりたいと思っています」と奥さま。

壁にはダークブラウンに塗装したツキ板と珪藻土を使用。天然素材を使った内装も、居心地の良さにつながっています。古民家を連想するような化粧梁は、チェーンソーで傷をつけ、古材風に仕上げたこだわりポイントです。

カフェスペースとアトリエをつなぐ通路は左右に作品が展示されていて、メインのギャラリースペースになっていて、通路の壁面にもディスプレイ用の棚を造作しています。珪藻土の塗壁に陶器の花器がぴったりマッチしています。入居後10年以上が過ぎたKさんですが、住むほどに住まいへの愛着が増している様子です。

札幌の自然素材住宅 外装に札幌軟石・下川産タモのフローリング


狭小地でも家族4人が快適に暮らせるパッシブ換気の住まい/札幌・豊平モデルハウス/奥野工務店

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広い土地が手に入りにくくなっている札幌で、コンパクトながらも4人家族が快適・健康的に、何不自由なく暮らせる―。 そ...

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広い土地が手に入りにくくなっている札幌で、コンパクトながらも4人家族が快適・健康的に、何不自由なく暮らせる―そんな住まいを奥野工務店では、札幌市豊平区西岡で公開中のモデルハウスで提案しています。

モデルハウスは、建物の性能の高さに加え、使い勝手のよい間取りや心地よさを感じるインテリア、オリジナリティのあるエクステリアも大きな見どころです。
特にエクステリアでは、ガルバリウム鋼板に札幌軟石を組み合わせた外装仕上げが見どころ。初めて採用したという札幌軟石は、組み込み車庫のシャッター上部に約6m2施工し、外観上のアクセントとなっています。札幌軟石はホテルのロビーやアプローチなどに使われる例はありますが、住宅の外装材としてに使うのは珍しいとのこと。軽量で紫外線劣化の心配もなく、裏側に雨水が回り込んでも抜け落ちる納まりとしているため、メンテナンスは基本的に必要ありません。

間取りでは2階にリビングを設けているのが大きな特徴で、床に道北・下川産のタモ、天井にヘムロック(米ツガ)の無垢材、壁に天然紙が素材の壁紙・ルナファーザーを使うなど、道産材・自然素材によって温もりを感じる健康的な空間演出も魅力です。

札幌の自然素材住宅 時を刻んだ使用感。統一感あふれるインテリア


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札幌市を中心に本格輸入住宅を手がけるプルーデンスホームは、札幌市豊平区美園でモデルハウスを公開中。街中の敷地面積30坪という限られた条件の中で、スペースを最大限に生かしたシャビーシックなフレンチスタイルの3階建ての邸宅。現在オーナーを募集しています。

リビングにヘリンボーンで敷き詰められた床材はホワイトオークを2度塗りしたノンワックス仕上げ。木の感触を素足に感じられるよう、ワックスを使っていないそうです。改修を重ねたヨーロッパのアパルトマンのイメージに近づけるため、階段も無塗装の木材にフローリングに合わせて色を付け、使用感を出しています。

札幌の自然素材住宅 道産カバの床材や珪藻土入りの塗壁


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高断熱・高気密と高いデザイン性に一目惚れ。最後の決め手は社長の人柄 石狩市内の緑豊かな住宅街にブレイン札幌で新築し...

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リビングの天井は現しの梁よりも高い位置にあり、ダウンライトが梁や天然木の床をムーディーに照らし出します。床材には道産のカバ材を使用していて、お子さまのはだしの足にも心地よい感触です。玄関ホールの壁にはクロスを使わず、稚内産の珪藻土入りの左官材を使用。吸放湿性と消臭性に優れた天然素材だから、冬場の過乾燥の抑制や消臭効果が期待できます。

北海道産カラマツや道南杉を使った外壁、無垢クローリングの心地よさ、木の香りと温もりを感じる住空間などなど、自然素材を活用した家づくりの実例を一挙に見てきました。人体や環境に優しく、癒し効果も期待できる自然素材。自然物特有のムラなども「味わい」と捉えて楽しめる方におすすめです。ぜひ家づくりの参考になさってくださいね。

2017年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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