性能の良さとモダンリビングで人気のアシストホームQ1.0シリーズに新しいモデルハウスが登場しました。
場所は札幌市東区北46条東5丁目。南面に配置された大きな連窓が人目を引きます。
大空間実現のためLDKを2階にレイアウト
Q1.0-α(キューワン・アルファ)と名づけられたこのモデルハウス。 とにかく大空間のリビングが特長です。 設計したチーフプランナーの村田繁治さんは、 「リビングを1階にすると、駐車場や庭、玄関のスペースが必要で、どうしても狭くなってしまいます。そこで思い切ってリビングを2階にし、ワンルームの大空間リビング・ダイニング・キッチンを実現しました。2階にワンルームのLDKをおくとこんなに楽しくなる。そこを見てほしい」と設計のコンセプトを説明します。柱が一本もないLDKは21.5帖。階段や吹き抜け部分まで含めると30帖近いゆとりの空間です。
しかも、北面を低く、南面を高くした片流れの勾配屋根。
南向きに開口部を大きくとっているから採光がバツグンです。
吹き抜けとリビングの仕切りも透明な合わせガラスにして、日差しを目一杯とりこめるようになっています。
斜めに傾いた天井は、ウエスタンレッドシダー(米杉)。
濃淡のある色味が印象的なアクセントになっていると思いませんか?
キッチンは背面を4連の引き戸にして、
家電も食器も食品のストックも、まるごと全部収納できるようになっています。
キッチンの床にはヒーターが埋め込まれてあるので、足もとポカポカ。
キッチンに立つのが楽しくなりそうです。
札幌でかかせない除雪対策と断熱性能も要チェック!
都市型住宅を得意とするアシストホームは、札幌の市街地で気持ちよく暮すための間取りや窓の設計と、断熱性能、そして避けて通れない雪処理の工夫に特徴があります。
1階の玄関前にはカーポートをつくり、玄関前の除雪負担を軽減しました。物置もカーポートに設置されています。
カーポートの上には子ども部屋として使える洋室をしつらえています。
2階のリビングの床より少し下がった中2階のスキップフロアなので、
空間にそれぞれ独立性が感じられます。
片流れの勾配屋根は雪が落ちない無落雪タイプ。敷地が狭くても落雪がないので大丈夫。
Q1.0(キューワン)シリーズは、
断熱性能を表すQ値が1.0Wと高レベル。
壁や天井に通常のほぼ2倍の量の断熱材を入れて、熱交換換気も設置することで、現行の省エネ基準と比べ1/2の暖房費に収まるそう。
断熱性能と熱交換換気の効率を高めるために必要な気密性能も、C値0.7以下と高水準。
「気密性が悪いと、断熱性能が良くても寒い家になっちゃうので」と村田さん。
アシストホームの住宅は全棟、Q値と気密性能をしっかり計測するのだそうです。
Q1.0住宅は、同社が加盟する一般社団法人新住協代表の鎌田紀彦博士が10年前から提唱する超・省エネ住宅。
同社はこれまで4棟のQ1.0モデルを公開し、注文住宅も多くの施工例があるそう。
過去のモデルハウスはこちら>>2014年モデル、2012年モデル。
家づくりはつい間取りやデザインなど、目に見えるところばかり気にしてしまいがちですが、肝心なのはやっぱり断熱や耐震といった性能。
開口部が多くてもトリプルガラスで暖かいとか、
基礎まわりの断熱材はちゃんと入っているかとか、
目に見えない部分もしっかりチェックしなければなりません。
その点、断熱性や気密性を厳密に測って提示してくれるアシストホームなら安心。
シンプル&モダンなデザインが得意な村田さんのほかにも
持ち味がそれぞれ違う2名のプランナーが在籍。
ナチュラル系やかわいい系など、お客さまの好みにあわせて
オーダーメードの設計をしてくれます。
取材を終えて
モデルハウスは10月10日(土)から一般公開が始まっています。 土曜・日曜・祝日は11:00~16:00までスタッフが常駐し その他の時間と平日は、予約制となります。 できれば天気のいい日中に来て、日当たりの良さと暖かさを体感ください。 同社モデルハウスページはこちら>>。2015年10月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。