Story 取材記事

新しい企画型住宅「ILO(イーロ)」/アシストホーム

暮らしをいろどる規格型住宅「ILO(イーロ)」



女性チームによる「KURARAのいえ」第3弾

「ILO(イーロ)」は、フィンランド語で「喜び」の意味。
「暮らしをいろどる住まい」というコンセプトも込められています。

企画したのはアシストホームの女性チーム。 企画、設計、現場監督まで、子育て世代の女性スタッフが集まって、細かなアイデアを詰め込んだ、住みやすい家が完成しました。


コーヒー豆をモチーフにした「ILO(イーロ)」のロゴマーク


子育てや家事が楽しくなる工夫が満載



モデルとして設定したのは、小さなお子さん2人の4人家族。
住まいにかける予算は限られていても、
毎日を楽しみながら気持ちよく暮らせる家を考えています。



延床面積は30坪。1階はLDKが細長くひと続きになっています。
リビングにはあえてローテーブルを置かず、テレビも壁掛けにして、子どもたちが遊べるスペースを確保しています。
注目はキッチンのダウンライト。
Bluetoothスピーカー内蔵で、スマホから音楽を飛ばして聞きながら料理を楽しめるようになっています。



キッチンは周囲をぐるりと一周できるアイランド型。
豆を挽いてゆっくりコーヒーを淹れたり、子どもたちと一緒にお料理したり。
ふたり並んで作業ができる、ゆとりの広さです。
写真では見えませんが、キッチンの奥には落書きしたりマグネットで遊べるうれしい仕掛けも。




キッチンの向かい側にある、家型フォルムの間口の奥は洗面所になっています。
造作の洗面台は収納たっぷり。踏み台もラックの下にすっきり収納できます。



見せる・見せないを使い分けた収納力も魅力

2階にあがったところには、子どもたちが遊べる広いフリースペース。
布団を収納できる大型クローゼットも設けてあり、客間としても使用できます。 

実は「ILO」のもう1つのテーマは「収納」。見せるものは見せ、散らかりやすいものは隠せるように工夫されています。



たとえば2階のフリースペースには、壁一面のファミリー・クローゼットを設置しているほか、キッチンの向かい側にも子どもたちのオモチャなどをしまえる収納を用意。

ユーティリティーには使いやすいオープンシェルフ。
玄関の土間も広くして、ベビーカーをすっきり収めるシューズ・クローゼットを設けています。



子ども部屋はグレーとパープルでコーディネート。
オープンクローゼットの棚板は組み替えができるので、年齢に合わせて使い方を変えられます。



従来の高性能に加え、制震ダンパーも標準装備

主寝室は空気をきれいにするSODリキッドの塗り壁にして、シングルベッドを2台置けるスペースを確保。ウォーク・イン・クローゼットも、中で着替えられるよう、ゆとりを持たせた設計になっています。

もちろん、アシストホームの高性能・高気密は従来通り。
窓はすべてトリプルサッシ、断熱性能はUA値0.27W/m2K。
地震に備える制震ダンパーMIRAIEも採用しています。



外壁は白のガリバリウム鋼板。
玄関まわりにはアクセントに道南杉が使われていて、あえて塗装をせず、経年変化が楽しめるようになっています。



記者の目

大切なのは、お金をかけるところ、かけないところのメリハリをつけること。
土地が狭くても、予算が限られていても、暮らしやすい家は建てられるはずです。
家づくりの参考にしてみてはいかがでしょう。


2019年10月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

アシストホーム(株式会社アシスト企画)の取材記事