Story 取材記事

駅近のマンションに挟まれた土地で明るいリビングを実現 札幌市北区E邸/アシストホーム

日当たりを心配しながら、設計を依頼



希望するエリアに条件のいい土地が見つかることは、そうありません。Eさんのご家族はお子さんの学区内で土地を探していたので、なおさらでした。
「転勤で東京にいたときに息子が小学校に入学したんです。友達ができたと思ったら、すぐに札幌に戻ることになって・・。札幌では社宅に入ったのですが、今後また転校させるのは忍びないので、そろそろ家を持とうかと」
Eさんは雑誌やネットで住宅メーカーを調べ、気になった会社のモデルハウスを4~5軒まわってみたそうです。
「雑誌やネットの写真が良くても、実物を見ると、こんな感じか…とがっかりするケースもあったんですが、アシストホームさんのQ1.0-αはなかなかいいなと思いました」
お子さんの学区は地下鉄駅そばの住宅密集地ということもあって売地はなかなか見つかりません。学区外から越境で通学するべきか悩み始めたときに、アシストホームから紹介されたのが、中層階のマンションに挟まれた土地でした。
「ここじゃ日当たりが悪いんじゃないかと心配でした。でも、アシストさんが『リビングが2階でも構わないなら、明るさは十分にとれます』と言うので、お任せすることに決めたんです」

アシストホームのモデルハウスQ1.0-α・取材記事はこちら



実際、完成した家は想像以上の明るさでした。南側に高窓(ハイサイドライト)を設けて採光も十分。両隣の集合住宅がまったく気になりません。
「三方を囲まれているのに、窓を上手にずらして隣家と視線が交わらないように設計されているんですよね。すごいなと思いました」

間取りを考えたのは、アシストホームのチーフプランナー村田さん。
Eさんご夫婦は「何LDKで広さはこのくらい…」という具体的な話はせず、アシストホームが用意した「家づくり夢ノート」に家族それぞれの希望を書き込んだそう。村田さんが提案したプランには、そのほとんどが実現されていました。

家族一人ひとりの希望がしっかり実現



玄関に自転車を飾りたいというのは、ご主人の希望。
オープン階段が印象的な玄関は、愛車の手入れができるよう土間を広くとり、明るく開放感たっぷりのスペースとなりました。



家のどこかにテラコッタのタイルを敷いたスペースがほしいというのは、奥さまの希望。日差しがたっぷり入るので、観葉植物を置いたり、冬は洗濯物を干したりするスペースに使っています。



子ども部屋のロフトは、秘密基地がほしいというお子さんの希望です。
こういう狭い空間ほど、子どもが落ち着くから不思議です。



キッチンの背面はQ1.0-αと同様、4枚引き戸の収納スペースになっています。ごちゃごちゃしがちな調理器具や食器類はここに全部おさめてあるので、引き戸を閉めるだけで真っ白な壁に早変わりします。



リビングにはプロジェクターとスクリーン、サラウンドスピーカーを設置して、ホームシアターも楽しめます。お子さんたちが寝たあとに、ゆっくり映画を見ることもあるそうです。

子どもたちに与えたい、戸建てマイホームの楽しみ



新居に引っ越して以来、お子さんはマイホームを存分に楽しんでいる様子。学校の友達を連れてきて、家中使ってかくれんぼをすることも。奥さまは「走り回って遊んでいるから、床もすでに傷がいっぱいで」と嘆きますが、ご主人は「あれはダメ、これはダメって言ってたら、家を建てた意味がないからね」と寛容。息子さんが壁に手作りの的を貼り、投球練習を始めても「社宅じゃさすがにできないけど、自分のうちだから」と笑って許しています。



夏はウッドデッキにキャンプ用のイスとテーブルを出して、朝食を外で食べたり、プールを出して遊んだり、冬は積もった雪で坂をつくってソリ滑りをしたり・・。家の中や周りで楽しめることが増えました。
これも木製のフェンスで庭が目隠しされていて、通行人の視線が気にならないように設計されているからできることです。
「今後したいのは庭いじりかな。芝を張って土を入れただけなので、これからライトを置いたり、シンボルツリーを植えたり、自分たちで少しずつ手を加えられたらおもしろいですね」とご主人。夢はまだまだふくらみます。

記者の目

ガルバリウムの外観はハードなイメージですが、玄関から一歩中に入ると白い壁とフローリングがまぶしいナチュラルな印象でした。3方を建物に囲まれた土地は、どうしても日当たりが気になりますが、工夫次第で日差しを取り入れることができることも分かりました。
Eさんも最初は半信半疑だったそうですが、完成した新居にはとても満足しているご様子。「アシストさんには『2階のリビングは高齢になると大変な面もありますが、それでもいいですか』と何度も確認されました。家を建てるときはメリットだけではなくデメリットもきちんと話してくれる工務店を選ぶといいと思いますよ」とアドバイスしてくれました。


2019年04月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

アシストホーム(株式会社アシスト企画)の取材記事