Story 取材記事

抜群の家事動線&収納力で、共働き夫婦が暮らしやすく 札幌市北区K邸

木の温もりを活かした大らかな空間設計に一目惚れ

札幌市北区の閑静な住宅街。公園には雪が積もり美しい雪野原になっています。そんな景色を眺められる場所にKさん邸は建っています。秋に入居して初めての冬を迎えられたKさん夫妻にお話をうかがいました。



幅広の白いガルバリウム鋼板に木目調のサイディングが映えるスタイリッシュな外観。カーポートや物置も配置され、車2台の駐車スペースも確保されています。

できれば消費税が上がる前に購入したいという思いもあり、より具体的に動き出したのが約2年前。「しっくり来ない」という印象が続く中、アシストホームのモデルハウス「Q1.0-Z」(現在は公開終了)を見学し、開放感のあるリビングの雰囲気など、大変気に入ったそうです。



モデルハウス「Q1.0-Z」の紹介記事はこちら。外部リンクです



リビングは初回のプランで設計担当の村田氏から提案されたパースに一目惚れし、そのイメージ通りに実現されています。

木を沢山採り入れた温かみのある家を希望していたKさん夫妻。リビングの高天井にはウェスタンレッドシダー、テレビ壁面にはウォルナットのウッドタイルを採用しました。床材は素足にも肌触りが良いナラの無垢フローリングが使われています。



テレビコーナーは周りの壁よりも奥まった造りで、上部には間接照明が付いており、ナチュラルな中にも高級感が漂います。



背面には天然木の様々な色合いが楽しめるウォルナットのウッドタイルを、一つひとつ丁寧に貼って仕上げています。



リビング横の和室は希望していた間取りのひとつで、来客の際には寝室として、子ども連れのお友達が集まった時にはプレイルームとして使うなど、重宝しているそう。LDKから見渡せるオープン設計なので、目が行き届くとお友達にも好評です。



和室の引き戸はダイニングの天井高さに合わせた大きなサイズで、取り付けには「大工さんが苦労されていました」とご主人。その甲斐あってLDKと一体化した奥行きのある空間を創っています。

横並びの水回りに大収納をプラスして究極の「家事楽」を実現!



共働きで、帰宅後は一緒にキッチンに立つことも多いKさん夫妻。奥さまは、特にキッチンをはじめとする水回りの動線にこだわりました。



キッチン背面の作業スペースにもなるカウンターは奥さまの希望。ちょうどカウンターの上にはミシンや裁縫道具が置かれていて、生まれてくるお子さまのためにカラフルなフェルト野菜を作っているところでした。隣の公園を見渡せる窓越しでの作業はとても快適な様子です。



キッチンに続く洗面室(写真右)には造作によるナチュラル・モダンな洗面台が。正面には横幅いっぱいに鏡が付いていて、朝の身支度も二人同時に出来る広さです。向かって左の壁面には磁石で色々なものが付けられる「マグピタボード」が使われています。

洗面室の奥にあるユーティリティー(写真左)も工夫が。洗濯機の横にアイロン掛けや洗濯物をたたむのに便利なカウンターがあります。



洗面室とユーティリティーの背面側には可動棚。収納ボックスがキレイに収められる絶妙の奥行きです。洗濯する、干す、乾燥した服をたたむ、アイロンを掛ける、収納するという一連の作業をユーティリティーで完結することができる、夢のような動線と収納計画。まさに家事を楽に、楽しくする工夫が満載です。
こういった細かな希望が実現したことに奥さまから感謝の言葉も聞かれました。

アウトドアギアをのみ込む玄関横の大きな収納



玄関には弧を描くような形のベンチがあり、荷物のちょっと置きや靴の脱ぎ履きに重宝しているそう。壁面にはウェスタンレッドシダーが使われていて、入ってすぐに木の温もりに包まれます。上がり框(かまち)も低めに設定しています。



玄関横に位置する玄関収納には、サーフィンやスノーボード、スキーなど、アウトドア・スポーツを楽しまれるご夫妻の道具やウェアがスッキリと収められています。



有効ボードを使った壁面収納はインテリア性も高く、見せる収納が楽しめます。

「玄関から続く土間全体に床暖房が入っているので、濡れたブーツもすぐに乾くので助かります」とご主人。



LDに続く玄関ホールには、ご主人が撮影した写真をパネルにして飾っています。壁面はニッチになっていて、壁際に寄せて設置されたダウンライトが写真を照らし、本物のギャラリーのよう。

制振ダンパーの導入で2度の地震も不安なく!!



意外に思われるかもしれませんが、アシストホームについて、高断熱・高気密など住性能の良さが気に入ったのは奥さまで、旦那さまは大らかな住空間やスタイリッシュなデザインが気に入られたといいます。

一方でご夫婦が共通した依頼の決め手になったのは、担当者の清水さんの人柄の良さだったとも話してくださいました。苦労した土地探しに関しても、担当者の丁寧で機転の利いた対応が印象に残っているそうです。



また、2018年4月からアシストホームは標準仕様で制振ダンパー「ミライエ」を導入しましたが、まだ導入実績がない段階で採用することにしたKさん。

耐震等級は元々通常より上の2相当でしたが、さらに安心をプラスした形でした。
(※制振ダンパーは公開中のモデルハウスQ1.0-Rに採用。実際に構造を見ることができます)
仕上げ段階に入った9月頃、北海道を胆振東部地震が襲います。現場の被害を心配しましたが、制振ダンパーを導入しているし、たぶん大丈夫だろうと思ったというKさん。案の定、何の被害もなく、事無きを得ました。

そして明けた2019年2月21日の余震では、震度5弱を記録。
とても怖い思いをしたのでは、とK さんに尋ねましたが、「一瞬ドーンと大きめの揺れを感じましたが、すぐに揺れが弱くなり」不安を感じることもなかったそう。「まるで地震の揺れそのものにブレーキがかかった感じだ」と言います。ニッチに飾ってある趣味の小物たちは、1つも倒れなかったそうです。



実際の住み心地をうかがうと、家中どこにいても温度差のない暖かさが非常に快適で、しかも暖房費は2LDKの賃貸時代と変わらないことから、住性能の良さを実感しているそうです。暖かい季節になったら、庭でバーベキューをするのが楽しみだと話してくださいました。

記者の目

共働き世帯が増える昨今、これまで以上に家事動線に重きを置いたプランが次々と誕生しています。Kさん邸はぜひ参考にしたい一例です。出産を間近に控えられた奥さま。旦那さまも家事参加がしやすい理想の我が家で、二人三脚で子育てを楽しんでいただければと思います。


2019年06月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

アシストホーム(株式会社アシスト企画)の取材記事