Column いえズーム コラム

尖り屋根の塔屋スタイル、塔のある家 3選


尖がり屋根の塔屋スタイルは、ヨーロッパの城や教会などで古くから見られた伝統的な建築スタイル。円や半円を描いた形状だから、パノラマに広がる眺望を楽しんだり、音響効果があるため音楽を楽しむスペースとしても親しまれてきました。その意匠デザインが邸宅に広がり、現在では日本でも住宅に採り入れるオーナーさんを見かけます。通りからもパッと目を引く上品な外観デザインが住まいの格調を一気に上げてくれます。「こんな家に住みたいな」と憧れる方も多いのではないでしょうか。

円形になった特別感のある空間は、お茶や音楽を楽しむサロンのように使ったり、家族が集うダイニングにしたり、本棚を造り付けて読書スペースにするなど、とっておきの時間を過ごす場所にぴったりです。今回はiezoomで取材した尖がり屋根の塔屋を持つ住まいと、塔屋をつくったオーナーさんのこだわりをご紹介します!

シンボルは多角形の塔屋ダイニング 大樹町K邸/とかち工房



多角形の塔屋とアクセントに使用したレンガが印象的な外観。自然に馴染むアースカラーでまとめました。設計・施工は帯広市のとかち工房、担当は営業部長の武藤さんです。



ダイニングを塔屋にするという提案はとかち工房から。さまざまな角度の窓から、どの時間帯も光がたっぷりと注ぎます。

「プランを見た時は『こんな風に作ってもらえるなんて』という驚きと喜びで思わず叫んでしまいました。天井も高くて本当に気持ちがいいんです」と、ご夫婦ともにお気に入りの空間です。
景色を切り取る、暮らしを切り取る、木枠が美しい家 大樹町K邸/とかち工房

物語に出てくるような塔の姿が印象的な注文住宅 東川町・ノエル デリカテッセン/アーケン株式会社



旭川の隣。東川町の農業地帯に、鉛筆のような?それともムーミンハウスのようにも見える塔の姿が印象的な注文住宅が2018年2月に完成しました。
この写真は日没直後に撮影。
濃いブルーの空
ダークブラウンの壁
ホワイトの雪と窓枠
オレンジの灯りが雪にも映っています。



将来的に、料理の腕を活かして友人や地域の人を招けるような空間を、という夢がある奥様。キッチンの他に7.25帖の吹き抜け空間を設け、来客用の玄関から直接入れる部屋を作りました。
格子の窓にアンティークな照明。吹き抜けを見上げると、塔の中にいる気分です。
設計・大工・職人が心を込めた注文住宅/東川町・ノエル デリカテッセン/アーケン株式会社

塔のある可愛い家 枝幸町S邸/ セルコホーム旭川・小森工務店



ヨーロッパのお城や教会のような塔のある外観、そしてパステルカラーの爽やかな色合いが印象的なS邸。



塔の室内側は、リビングの大きな吹き抜け空間になっています。レースのカーテン、半円の窓、アンティークなミシン台などが優雅な印象を醸し出しています。LDKは23.3畳。「小森工務店の旭川のモデルハウスが、塔のある吹き抜けリビングの印象がとても良くて、そのモデルハウスをベースに建てていただきました」と奥さま。
塔のある可愛い家/枝幸町S邸/ セルコホーム旭川・小森工務店

2023年08月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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