大手流通業の店舗責任者を歴任したSさんは、変化の激しい流通業界に身を置き、常に厳しいコスト管理を実践しながら、一方でかっこいい生き方を貫いてきました。定年退職し、ひと息ついたところで「ついのすみか」の計画をスタート。そのコンセプトは「スタイリッシュな家」でした。
アシストホームは、要望にこたえながら10年、20年後の生活を見据えた住まいづくりを提案。設計に活かそうとシニアライフについて真剣に考えた担当者・設計者とSさん夫婦がつくりあげたマイホームを取材しました。
店舗設計にインスパイアされた3色MIX貼りフロア
まず注目すべきはフロア。3色をランダムにMIX貼りして仕上げています。アパレルなど店舗ではよく使われる方法で、その分野に詳しいSさんからの提案でした。
並べ方がデザインを大きく左右する難しい作業だったそうですが、その甲斐あって個性的できれいな仕上がりです。
お気に入りのライブ映像を思う存分楽しむ
リビングの壁一面に造り付けたTVボードは、天然石タイルや間接照明などでラグジュアリーな雰囲気に。ソファでゆったりとくつろぎながら、矢沢永吉さんなど大好きなアーティストのライブ映像を鑑賞するひとときがSさんにとっての幸せな時間。取材日も永ちゃんのライブをご覧になっていました。※画面をちょっとだけ加工させていただきました。
水回り設備については、使い勝手やメンテナンス性を重視し、ハイグレードな商品をセレクト。ハードな仕事を陰で支えた奥様への感謝の思いも込められているのでは。
住宅密集地という敷地条件ながら、プライベート性と明るさを確保
Sさんが用意した土地は、住宅密集地ということもあり採光の確保が難しい敷地条件でしたが、建物南側のコーナーに大きな吹抜けと開口部を設け、採光を確保。2階にリビングを配置することで明るさをもたらす一方、プライベート性の高いリビングとなりました。
夫婦それぞれが自分の時間を楽しむことのできる個室を設けたのも、シニア世代には重要なポイントです。
10年、20年先の生活を見据えた1階の備え
1階部分は2台分のガレージや浴室とトイレのほか、ドッグスペース付の奥様のお部屋があります。
奥様のお部屋の窓側に設けたインナーテラスは大切なワンちゃんのためのスペース。そこから外に出ると、テラスと人工芝のスペースがあり、外でも室内でもワンちゃんが自由に遊べるようになっています。
ご主人の愛車を収納するためのガレージは、将来どちらかが2階への昇り降りがつらくなった際に1階に生活スペースを増やすための改装を、設計段階から視野に入れているそう。
「老後の暮らしを考えた住まいづくり、自分にとっては車に対する考え方と同じだなと思います」とSさん。
「若い時は見た目やイメージ重視でガンガン攻めていくクルマに乗りたい、という感じだったのが、今は乗り心地や静音性・安全性を重視して車を選ぶようになりました。家に求めるもの同じですよね」
最後に、アシストホームを選んだ経緯を聞きました。
住宅会社にも数々コネクションはあったけれど、まずは自らの足とインターネットを使ってさまざまな住宅会社・建物を見てみようとハウスメーカー選びをスタート。
アシストホームはインターネットで知り、事務所を訪問したそうです。家づくりに対する考え方、モデルハウスを見るなかで、デザインだけでなく、しっかりとコストバランスを考えた家づくりをしていると感じたそう。
「施主の要望に対し予算の中で最大限工夫しているのがわかりました」
さすがのコメントでした。
2021年11月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。