子育て中のファミリーや、これから子育てが想定されるご夫婦などのマイホーム計画では、子ども部屋のプランは必須ですよね。
子ども部屋に求められる要素には
■健やかな成長を促す十分な採光と換気
■体にやさしい素材選び
■想像力をはぐくむインテリア
■遊べるスペースや仕掛け
■勉強に集中できる空間づくり
■片付けなどの習慣がつく収納計画
■適度なプライバシーの確保
■籠りがちにならないような設計の工夫
などがあげられそうです。
具体的には
■窓を2か所設けて採光と通風を確保する
■天然木や自然素材の塗り壁、低ホルムアルデヒドなどの建材を使う
■ボルダリングやブランコなど、体を動かせる仕掛けをつくる
■楽しいアクセントクロスを採用する
■アールの下がり壁のついたウォークインクローゼットをつける
■ロフトスペースをつくってベッドや秘密基地、収納スペースとして使う
■ハイベッドにして下部を遊びのスペースや収納に使う
■マグネット壁を採用した勉強スペースや専用デスクを造作する
■個室には収納を設けず、通路から入れる兄弟共有のオープンクローゼットを設置する
■子どもが就学前はつなげて使い、成長とともに壁で仕切って個室化する
■個室はつくらず広い子ども部屋にして、ハイベッドで仕切って空間をつくる
■子ども部屋はママの声が届くリビングやキッチンから近い場所に設ける
■吹き抜け構造にして、上下階でもコミュニケーションがとりやすい造りにする
などなど、住む人の希望やライフスタイル、子育ての方針によって、さまざまなプランが考えられます。親もお子さんもワクワクするような部屋ができたら、素敵ですよね?それでは、IEZOOMの取材事例から、子ども部屋のプランの実例をご覧ください!
壁も床も好みの白でシンプルに統ー 森町K邸/渋谷建設
ずっと自分の部屋を持つのが夢だったという長女の個室は、壁も床も好みの白でシンプルに統ー。念願だった女優ミラーが映える部屋となり、長女は大満足です。
一方、男の子 2 人の寝室は、お父さんと一緒に大の字になって仲良く寝られる合宿部屋のよう。
「省エネ」「防災」「デザイン」を両立した理容院と自宅・森町・K邸
見せる収納で使いやすくかわいらしい子ども部屋 岩見沢市/サンケイ建匠
子ども部屋は奥さまの趣味で集めた絵本や知育玩具が、かわいらしく並べられています。娘さんたちもお気に入りの空間です。
見せる収納で使いやすく整理。真ん中の壁で仕切れば二部屋に。ドアも二つ取り付けられています。
医療関係の仕事に就く夫婦が、将来を見据えて選んだ平屋建て 岩見沢市
三角屋根を半分ずつ共有したような子ども部屋 札幌市/白田建築事務所
2階フリースペースの向かって正面に子ども部屋が2部屋、廊下の途中にはファミリークローゼットがあります。
三角屋根を半分ずつ共有するような形で配置された子ども部屋。今は小6のお兄ちゃんとご主人が使っています。「机を造作した4.5帖の広さがちょうどいいんです」と奥さま。子ども部屋がコンパクトでも過ごしやすいのは、廊下途中に設けたファミリークローゼットがあるから。3帖大の広さに、家族の衣類や道具がきれいに収まっています。
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将来、二部屋に分けられる造りの子ども部屋 小樽市K邸/江田建設
ふたりの娘さんの部屋は、いずれ二部屋に分けられる造りです。
間取りを考える際は、江田建設が過去に手掛けた設計プランを参考に、Kさんが、我が家はどんな配置にしたいかパズルのように考えて、部屋数や間取りの希望を伝え、K邸のプラン作りは進んだそうです。
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ボルダリングができる子ども部屋 札幌市/アシストホーム
2階には子ども部屋と寝室、お風呂、洗面室があります。
子ども部屋は車庫上のスペースを活用したスキップフロアで、ベッドを造りつけ、壁にはボルダリングのホールドを設置した遊び心のある内装です。
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リビングと続き間の子ども部屋 札幌市T邸/リビングワーク
リビング隣りの子ども部屋は続き間となっています。
「はい、どうぞ!」取材中、子ども部屋で遊んでいた息子さんがおもちゃの果物をリビングに運んできて、もてなしてくれました。リビングとの行き来がしやすく、親子がいつも互いの存在を感じていられる安心感があります。将来は真ん中に壁を造作し、二人の個室として使う予定です。
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自らでコーディネートを楽しむ大人ガーリーな子供部屋 旭川市M邸/昭和木材
こちらは娘さんの部屋。フレンチシックにまとめられた、大人ガーリーな空間です。学習机は娘さんの希望で、奥さまのおばあさまが愛用していたミシン台をペイントし、天板を付けてつくったもの。室内は娘さん自らがコーディネートを楽しんでいます。
こちらはコンクリート調の壁紙をあしらった息子さんの個室。ハンモックやテレビを置いて、今はプレイルームとして使っています。
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バスケに縄跳び、筋トレも…大満足のトレーニング室 帯広市K邸/Cryptn(クリプトン)
K邸最大のこだわりがこちらのトレーニングルームです。7帖の広さがあり、お子さんたちのバスケットボール練習をはじめ、縄跳びやストレッチ、ご主人のウェイトトレーニングなどに利用しています。
「誰にも気兼ねなく練習することができるし、床がコンクリートなので、ドリブルの感触も体育館の感覚に近い手応え。外と違ってボールも傷みません」とバスケ部の息子さんも大満足。LDKにも近い位置にあるため、将来的には寝室にすることも視野に入れているそうです。
また3つある子ども部屋はそれぞれアクセントクロスのデザインを変えて楽しみました。
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子ども部屋はのびのび遊べる空間に 鹿追町O邸/カントリーヴィレッジ
子ども部屋は、子どもたちが成長するまでは各部屋の仕切りを作らず、のびのび遊べる空間にしました。
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スキップフロアで叶えた専用舞台&キッズスペース 帯広市S邸/Cryptn(クリプトン)
さて、今回の取材で最も心躍らされたのが、LDK隣に設けられたこちらのスキップフロアです。上はピアノ室、下はキッズスペースとして使用されています。
天井に貼られたクロスは暗くなると光る仕様。奥には窓もあり、秘密基地のような雰囲気で子ども達に大好評のスペースになりました。
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兄弟用のオープンクローゼットから左右に配置した子ども部屋 千歳市H邸/生杉建設
ホール突き当りに位置する兄弟用のオープンクローゼットの左右にはお子さんたちの個室を設けました。以前住んでいた家では兄弟同じ部屋でしたが、今回の家づくりで一人部屋が手に入り2人とも喜んでいるそう。
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将来的に2部屋に仕切ることのできる子供部屋 リビング続きには遊べる予備室も 札幌市E邸/イネスホーム
将来的には2部屋に仕切ることが出来る子ども部屋。今は12畳の広さを生かして広々と使っています。
家づくりの一番の要望はリビング続きに子どもが遊べる予備室を確保すること。賃貸住まいの頃は、おもちゃにリビングが占領されていました。親の目が届く場所でのびのびと遊べる安心の間取りで、おもちゃの収納場所も確保でき、とても重宝しています。
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2部屋に分けることのできるロフトベッド付きの子供部屋 札幌市М邸/丸三ホクシン建設
ダイニングの隣には子ども部屋を想定した個室があります。2階の床材は道産の楡(ニレ)を採用。節が少なく、粘りや強度が高い、年数を減ると少し飴色に変化する無垢材です。間仕切り代わりの家具を置けば、2部屋に分けることもできるように両側に窓やロフトを設置。ロフトを設けることで、ベッドや収納など、空間を立体的に有効活用できます。
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子ども部屋でのびのびと、お片付けの習慣も 札幌市Z邸/ブレイン札幌
2階の子ども部屋。娘さんはこの部屋が「大好き!」。かわいいキッチンセットなど、お気に入りのおもちゃをたくさん見せてくれました。
前の賃貸マンションでは音や振動を気にしていましたが、新居に移ってからは親子ともストレスフリー、のびのびと暮らせるようになりました。
将来は2つの個室に分けられるようにしていますが、今は広々と遊べるスペースとしてオープンに使用。なるべく明るい家にしたいという要望で、子ども部屋にも窓を多めにつけています。
新居に移ってからは、「おもちゃは子ども部屋で遊ぶ」と決めたことで、リビングがおもちゃで散らかる悩みから解放されたのだとか。お子さんたちが自分で片付ける習慣も身についてきたそうです。
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アクセントウォールのカラーで分けた子供部屋 旭川市T邸/セルコホーム旭川・小森工務店
2階には子ども部屋や客間として、アクセントウォールのカラーで分けた3つの個室をつくりました。パステルブルーの部屋には大きめのウォークインクローゼットを設けて、来客用の布団をしまっています。
子ども部屋にもウォークインクローゼットを設置。自分の部屋をきれいにしておく習慣が身につきそうですね。
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家族共有の勉強スペース 子供部屋はあえて小さめに 十勝広尾町Y邸/イゼンホーム
2階の共有ホールには造作で書棚と机を配置。家族の仕事、勉強スペースとして活躍しています。子ども部屋は4.8帖と5.8帖の2部屋。リビングや勉強スペースで勉強してほしいので子ども部屋は小さめにしました。
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個性的なクロス使いが目を引く子供部屋 江別市M邸/リビングワーク
2階も奥さまのこだわりが発揮されています。2つの子ども部屋は、個性的なクロス使いが目を引く内装で、共有のクローゼットでつながる設計。洋服の貸し借りなど、姉妹だからこそできるお楽しみもありそうですね。
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セミオープンな子ども部屋 帯広市U邸/高坂ホーム
2階は寝室と子ども部屋です。子ども部屋は、現在はベッドで軽く仕切ったセミオープンな空間になっています。
壁のクロス張りには模様が美しく映えるように細やかな気配りがあったとか。白を基調とした空間を引き締める、鮮やかでエネルギッシュなカラーです。
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山小屋風のロフト付き子ども部屋 SUDOホーム
子ども部屋は高い天井部分にロフトを設けています。
三角屋根の高い部分に小窓があって、ますます山小屋風。
ダイニングから子ども部屋に通じるドアを左右につけているので、将来スペースを二つに仕切ることも可能です。
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キッチンからも目が届く安心の子ども部屋 恵庭市F邸/株式会社キクザワ
ダイニングキッチンの両隣の引き戸の向こうは子ども部屋になっています。1室が6畳ずつある部屋をオープンに使用中。今はマットを敷いて本格的なプレイルームとして使っていて、家の中でものびのびと遊ぶことが出来ます。キッチンからも目が届く距離感も安心です。
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後々個室が必要になることを考えて新築時から計画した子ども部屋 帯広市T邸/石井建設
奥さま「子どもが小学生のうちは個室はいらなくても、少し大きくなってきたら自分の部屋を欲しがるかなと思って、その日に備えて、2階の子ども部屋はこの写真の中央上の部分で、後日、部屋を2つに仕切りやすいように新築時から計画していただきました」
「実際は、子どもたちは2人とも、子ども部屋は寝るだけで、普段は1階の和室にいることが多くて、個室が欲しいとは言いませんでした。家族の暮らし方の事情は実際に住んでみないとわからない部分もあるので、部屋の間仕切りなどを何年か後に変更するときに、リフォーム費用が多くかからないような配慮をしていただけているのはとてもありがたいです」
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あえて収納を設けない、遊び場スペースがぐんと広がる子供部屋 帯広市S邸/プラスワイド
水色のクロスに遊び心を感じる2階の子ども部屋。お子さんの成長に合わせ、間仕切りを入れて2つの個室に分ける予定です。
末っ子のお子さんが2階の夫婦の寝室を子ども部屋にしてもいいようにと、1階に予備のお部屋を確保。ご夫婦の寝室として使えるように考えています。
お子さんの衣類などを収納する3畳の専用クローゼットをつくり、あえて子ども部屋に収納を設けなかったことで、遊び場スペースがぐんと広がります。
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秘密基地がほしい!を叶えるロフト付きの子ども部屋 札幌市E邸/アシストホーム
子ども部屋のロフトは、秘密基地がほしいというお子さんの希望です。
こういう狭い空間ほど、子どもが落ち着くから不思議です。
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子供部屋はプライバシーに配慮して高窓に 札幌市I邸/北渡建設
こちらは子ども部屋の1室。就学前の息子さんが使っています。隣家とのプライバシーに配慮し、窓は高窓にしています。
記事はこちら 家族のコミュニケーション深まる、4層スキップフロアの家/札幌市 Iさん 北渡建設
子ども部屋とは別に勉強したり遊べる個室を用意 秋田県仙北市A邸/村上工務店
2階には子ども部屋もありますが、子どもたちが勉強したり、遊んだりできる個室も別途用意しました。小さな空間ですが、造作の机もセット。キッチンとの間の壁には小窓も。「子どもたちが部屋に籠もるより、家族と過ごす時間が増えると良いなと思って作りました」と奥さま。
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