Story 取材記事

真冬の光熱費が月2万3000円。明るい2階リビングの家 /札幌市М邸


М邸のポイント
1 駅近立地でも室内を明るく→2階リビング
2 自然素材を活かしたナチュラルな住まい
3 厳寒期でも月の光熱費が約2万3,000円

札幌市白石区のМさんファミリーはiezoom(いえズーム)で丸三ホクシン建設を知り、家を建てた後もiezoomでいろんな住宅記事を見てくれています。Мさまに家づくりの経緯を伺いました。



ご夫婦とも登山が好きで家族で山登りにも出かけるМさまファミリー。登山道具や自転車などアウトドアアイテムの収納確保も重要ポイントでした。



玄関横には住宅と一体化した大型の物置が。スノーボードや自転車などのアウトドア用具などをたっぷり収納できます。壁には現場管理を担当した小林さんと相談して、住宅完成後に有孔ボードを追加設置し収納力も強化しました。



1階玄関ホール。広い土間には自転車も置けます。室内の大半は白色の塗り壁ですが、片側の壁だけ、自転車をたてかけても汚れなどが気にならず、フックも付けられるように合板を施工。



一階は玄関ホールの横にウォークインクローゼットや洗面、お風呂などの水回り、そして奥には主寝室があります。



木製のスケルトン階段を上ると・・・



LDKや子ども部屋がありました。お子さんのための絵本はキッチン前の造作カウンターにディスプレイ収納されています。



リビングが明るく、開放感もいっぱいなのは、2階リビングの南東側の道路面に大きな窓を配置したこと。壁や屋根の外側で断熱するSHS工法なので天井が現しになっていることもあり、2階天井は高い場所で2.9メートルと高いためです。



キッチンは全体的にすっきりしています。その秘密は



キッチンの奥にある食品庫(パントリー)に、食材、調味料などに加え、冷蔵庫も入っているからです。



キッチンの背後には、大工さんが造作したカウンターと収納も。



キッチンからみたリビングダイニング。



ダイニングの隣には子ども部屋を想定した個室があります。2階の床材は道産の楡(ニレ)を採用。節が少なく、粘りや強度が高い、年数を減ると少し飴色に変化する無垢材です。



間仕切り代わりの家具を置けば、2部屋に分けることもできるように両側に窓やロフトを設置。ロフトを設けることで、ベッドや収納など、空間を立体的に有効活用できます。

ではМさまに家づくりの経緯を伺います。

Q 家づくりの動機は?



A 転勤がある仕事だったので持ち家願望はほとんどありませんでした。以前は江別のアパートに住んでいたのですが、江別はなかなか降雪量が多く、夫婦ともにフルタイム勤務で朝も早いので、朝の除雪が大変だったんです。妊娠したこともあって、来年の冬もしっかり除雪をするというのは厳しいと考えました。

そこで当初は中古住宅を検討したのですが、中古住宅も意外に高く、良い間取りの物件も見つからないので新築住宅を建てることも考え始めました。

Q 住宅会社探しは?



A iezoom(いえズーム)をたくさん読みました。夫が以前、林業関係で働いていたので「木をたくさん使った家にしたい」、そして建築科出身だったこともあって、住宅の構造や施工がしっかりしている住宅会社を選びたいというのが大前提でした。

週末などに家族で完成現場見学会(オープンハウス)などを4社ほど見に行きました。

塗り壁や無垢材、造作などを盛り込んだ、こだわりの注文住宅を予算内で実現したく、iezoomを見てホクシン建設を見つけたんです。

Q 家に対する要望は?



A 家のことを以前から考えていたわけではないので、最初はそれほど要望がまとまっていたわけでありませんでした。当初から重視していたのは木材や塗り壁をいっぱい使いたい、シューズクローゼット、現しの天井を採用したい。そして冬が来る前に引っ越しすることなどです。

ホクシン建設さんは間取り、予算、素材など、いろんな点を詳しく丁寧に考えてくれました。例えば室内全部を塗り壁にすると予算をオーバーするので子ども部屋など一部の部屋はクロスにするといった柔軟なプラン変更もしてくれました。モデルハウスやオープンハウスも見学し、取り入れたい点が徐々に具体化していきました。

年内竣工で雪が降る前に引っ越ししたいという要望も工程通り間に合いました。

Q 住み心地は?



一番寒い時期でも、月の光熱費が2万3,000円を超えないのには驚きました。照明、暖房、給湯、家電など全部含めた光熱費です。アパートに住んでいた頃より家が大きくなったのに、アパートより光熱費が安いです。玄関の土間などは床暖房になっているので、朝出かける時に靴が乾いていて暖かいです。

どの部屋も暖かいので、年中半袖短パンで過ごし、寝るときも毛布1枚で、掛布団は必要ないくらいです。除雪は、カーポートがあるので負担も減って助かっています。

記者の一言

自由設計の注文住宅を建てる場合は、デザイン、生活動線、性能、予算、素材、仕様などたくさん決める項目があります。

初めて検討、決断することもたくさんありますから、丁寧な打合せ、魅力的な提案、造作やアフターメンテナンスなどの対応がしっかりできる住宅会社との間では納得の家づくりが実現しやすいと思います。

Мさんはiezoom(いえズーム)で地元工務店の特長、個性をしっかり見比べ、相性の良い住宅会社を見つけていただきました。

カメラマン 村川翔健


2021年05月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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