Story 取材記事

「快適だから、美しい」ホテルライクな家 帯広市 /U邸 高坂ホーム


帯広市の人気エリアに建てられたU邸は、子育てのしやすさと洗練されたホテルライクな空間とを両立させたこだわりのお家。5年もの歳月をかけたその納得の工務店選びと家づくりについて伺いました。

明るく開放的なLDKで、スキマ時間もコミュニケーションタイムに



Uさんファミリーはご夫婦と4人のお子さんの6人家族です。玄関に入るとすぐに目に入るのが白く光沢のある大理石調の床材。高級感があり明るい印象です。



1階の大部分を占めるのが「家族の会話が増えるように」と開放的な造りにしたLDK。家族がそれぞれのことをしながらひとつになれる空間を叶えました。

子どもたちの遊びや勉強の見守りをしたり、一緒にテレビを見ながら会話したり。家事をしている時間も貴重なコミュニケーションタイムになります。



南向きの大きな窓からの光に満ちたLDKは、冬でもあたたか。暖房は、足元からふんわりと温まる心地よい床暖房を選びました。暖房機がないため室内がすっきりとした印象になっています。

こだわりのキッチンが作る非日常空間



「すっと背筋の伸びるような、ホテルに来たような気持ちになれる家にしたかった」と奥様。最もこだわったというキッチンは、水晶をちりばめたタカラの黒いクォーツストーンのワークトップです。白い大理石調の床によく映え、全く生活感を感じさせません。

キッチンの後ろには子どもたちが勉強したり、家事の合間に座ってパソコンを使ったりできる小さなデスクも。ダイニングが散らからない工夫がされています。



窓からの光にきらきらと輝くワークトップ。美しいだけでなく、汚れや傷もつきにくくお手入れが簡単なのも特徴です。家事が楽しくできるよう、タッチレス水栓やパンを焼けるコンロも装備、機能面でも申し分ありません。さて、まるでショールームのようなこのすっきりとした空間を保つために一役買っているのが…



こちらの造り付けの壁面収納です。

「この家に住む前から、これはここに置く、と置き場が決まっていました」と奥様。家と一緒にオーダーメイドで造ってもらうことで、既成のものを購入するよりも使い勝手がよく、物がぴったりと収まる仕様になりました。さらに予算の面でもうれしい結果となり、浮いた予算をキッチンのグレードアップに回せたそうです。

プライベートスペースも洗練された印象に



2階は寝室と子ども部屋です。子ども部屋は、現在はベッドで軽く仕切ったセミオープンな空間になっています。
壁のクロス張りには模様が美しく映えるように細やかな気配りがあったとか。白を基調とした空間を引き締める、鮮やかでエネルギッシュなカラーです。



2階のホールに設置された洗面所。4人のお子さんが成長した未来を見据えて子ども部屋の前に作りました。
後ろの壁面を工夫したことで、柔らかな自然光に包まれるスペースになっています。



ご夫婦の寝室はブラウンの天井で落ち着いた仕上がり。ベッド以外の家具を置かず、シンプルで上質感ある空間になっています。



隣には大容量のウォークインクローゼットが。寝室と緩やかに繋がることで、利便性を保ちつつも洗練された空間づくりを叶えました。

考え抜かれた「快適さを生み出すデザイン」



U邸は、小さなお子さんが4人もいて、おもちゃや勉強道具などもたくさんあるのに、全く雑然とした印象がありません。

その理由は、ライフスタイルを考え抜いた結果生まれた「快適さを生み出すデザイン」。

例えば学校から帰宅したお子さんが荷物を置くのは玄関近くの収納。ここに上着からランドセルまで、持ち帰った全てを片付けてしまいます。ランドセルから宿題を出したお子さんはすぐ隣の扉からダイニングへ。奥様が見守る中で宿題をするという流れがとてもスムーズです。



廊下の突き当りにも大容量の収納が。急な来客時もここに片付けて扉を閉めれば1枚の壁のようになるため、1階は常に片付いた印象です。



プライベートスペースである2階のホールには、空間に溶け込む脱着式の物干し竿も。家族が多くてもたっぷり干せるため、洗濯物が溜まりません。

内装のこだわりだけでなく「家を快適に保つために工夫されたデザイン」が、美しい家を作る秘訣のようです。

住宅会社と二人三脚の家づくり

家づくりについてU様ご夫妻にお話を伺いました。



家づくりを始めた時期や期間は?

子どもが小学校に上がるまでにと、5年かけて土地と住宅会社を探しました。全部で30軒以上は完成現場見学会を見たと思います。
色々な会社の良いところを取り入れながら、じっくりとイメージを膨らませました。

土地探しは大変でしたか?

土地探しで希望していたのは利便性がよくて人気のエリア。不動産屋さんやネットでも見ましたが、車で見て回ったり、人に声を掛けたりと色々な方法で探しました。結果、人の繋がりから土地を見つけることができました。



住宅会社はどのように選びましたか?

当初は耐震性(軽量鉄骨)と窓の大きさに魅力を感じたS社、断熱気密で身内のおすすめがあったI社など、全国大手のハウスメーカーさんを検討していました。大手は情報も多くて安心というイメージでしたが、費用も高額でした。

地元の工務店は、地元で長く建てているからこその安心感があります。高坂(こうさか)ホームの高坂社長と顔の見える距離でお話を重ねるうちに、この工務店なら大丈夫ではないかと感じ、惹かれていきました。



高坂ホームに決めた決め手は?

何より社長と直接お話ができるところが大きかったです。最後まで数社並行して打ち合わせを重ね、間取りなども検討していたのですが、最終的には高坂社長の「家への愛情」を感じたことが決め手となりました。

家は基礎など見えない部分も大切。Uさんは社長自ら家づくりに関わるという姿勢に、見えない部分であっても適当なものは作らないだろうという誠実さを感じました。

こだわりはどのように実現させましたか?

打ち合わせは何十回も重ねました。デザインや内装もそうですが、例えば家相(かそう)。家相のよい家にするために、キッチンや水回りの位置だけでなく、ドアの向きなどの微調整も必要になりましたが、高坂ホームさんはそういった希望も真摯に聞いてくれ、間取りも何度も作り直してくれました。細かい点について何度も社長に電話しましたが、いつも真剣に考えてくれ、こだわりを叶えることができました。

記者の声

住み心地は「最高」というお二人。じっくりと考え、工務店と二人三脚で細部までこだわり抜いたことが、理想の実現につながったようです。

U邸の仕様


建築面積 74.79平方メートル(22.5坪)
一階床面積 71.93平方メートル(21.7坪)
二階床面積 68.11平方メートル(20.5坪)
延床面積 140.04平方メートル(42.2坪)
構造・工法 木造(枠組壁工法 2×6)
壁の断熱 吹き込みグラスウール35キロ140ミリ
床の断熱 吹き込みグラスウール18キロ235ミリ
天井断熱 吹き込みグラスウール18キロ450ミリ
窓の断熱 Low-Eペアガラス
気密性能 相当隙間面積(C値)0.35 ※気密測定を実施
外皮平均熱貫流率 UA値 0.32W/m2K

高坂ホームについて

十勝・帯広の高坂ホームは、1984年創立、フルオーダーの「個性あふれる住まいづくり」を得意とする地域密着の工務店です。建築士の豊富な知識と経験、現場のノウハウをいかし、既成プランにはない個性と、住まいの使いやすさ、快適さを追求した家づくりに定評があり、多くの建て主がプラン提案力で高坂ホームを評価しています。

また同社は
1984年の創業当初からツーバイシックスを採用し、断熱気密性能をいち早く強化。フレーミングマシンによる生産性と品質の向上。新築引き渡し後5年10年経過したときに、他の住宅よりも修繕やリフォームの負担が少なくて済む将来を見据えた設計と建材選び、施工の丁寧さ。そしてそれを裏付ける工程管理、直営施工の大工、品質チェックのレベルの高さによる各種専門職との連携力。そうしたしっかりした家づくりが口コミで広がっています。

※高坂ホームの「高」は、正式には異体字(はしご高)を使います。


2020年11月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

株式会社髙坂ホームの取材記事