Story 取材記事

医療関係の仕事に就く夫婦が、将来を見据えて選んだ平屋建て 岩見沢市


サンケイ建匠が採用する「ファースの家」は、国が定めた品質確保促進法による劣化対策の最高等級の認定を受ける住宅です。木造軸組工法などで組み上げた地震の揺れに強い構造。高気密・高断熱で、調湿空気清浄剤「ファースシリカ」の湿度コントロールによって快適な住環境が得られます。

天井裏などに取り付けたエアコンで家全体を冷暖房し、調温・調湿された空気が循環する全館冷暖房や、発泡スプレー方式の断熱材が、屋根や外壁、基礎と柔らかく結合する吸震制も魅力です。

「引っ越しして2年が経ちますが、夏も冬も室温と湿度が心地よくて快適です」と話すK夫妻に、9カ月、3歳、5歳の娘さん、わんちゃん2匹と暮らす平屋の家を見せていただきました。

大収納スペースを確保し、2年経ってもシンプルな生活を実践



冬の降雪に備え、建物前には2台の車が収まるカーポートを付けました。お友達を招く時は、「水色の玄関扉の平屋建て」と伝えれば迷いません。



独立した手洗い場とトイレを備えた玄関ホール



家の中心は家族が集うLDKです。その周りを囲むように寝室や子ども部屋、ファミリークローゼット、バスルームなどの水回りを配置しています。

延べ床面積96.06㎡を無駄なく生かした収納たっぷりの設計と、LDKの一部に採用した2,65mの高天井により、平屋建てでありながらも開放感のある空間が実現しました。

家づくりにあたって理学療法師と看護師の仕事に就くお2人が決めていたのは、「平屋建ての家」でした。仕事柄、年を重ねて足腰が弱ってしまうと2階の部屋は使えなくなると、高齢の患者さんの様子からも実感していたからです。



左側のグレーのロールスクリーンで目隠しされている部分は、大容量のウォークインクローゼットです。



あらわしの梁やニッチなど、ていねいに施された職人技がLDKのアクセントに。テレビボードの背面側は子ども部屋です。



子ども部屋は奥さまの趣味で集めた絵本や知育玩具が、かわいらしく並べられています。娘さんたちもお気に入りの空間です。



見せる収納で使いやすく整理。真ん中の壁で仕切れば二部屋に。ドアも二つ取り付けられています。

奥さまの思いを詰め込んだ、使い勝手のよい水回り動線

間取りの特徴のひとつは、LDKから繋がる洗面化粧室、ランドリールーム、脱衣室・バスルームが、それぞれ独立した造りになっていることです。

奥さま 私が子どもの頃は、洗面所や脱衣室を使っている時に家族が出入りするのが落ち着かなかった記憶があり、この家は各スペースを独立した造りにしていただきました。ボイラーがある部屋をランドリールームにする案は、担当の入山さんからのご提案でした。家族の洗い物が多いので、洗濯物が乾きやすいのはうれしいですね。



身支度をしたり、書斎代わりにパソコン作業もできるカウンター付きの洗面化粧室。背面の収納棚はジャストサイズのボックスを使ってきれいに整理されています。



連続するアーチで美しく彩られた廊下。アール状の下がり壁や、イエローのアクセントクロスが、奥さまこだわりのプライベートな空間にかわいらしさを添えています。



脱衣室・バスルームからまっすぐつながるランドリールーム。タイル調のフロアシートは奥さまのお気に入りです。長い物干し竿も完備しています。



シンプルで使いやすいホワイトのキッチン。奥さまが見つけた背面収納は、造作家具のようにぴったりのサイズです。



キッチン横のニッチには、家族の写真がいっぱい!



帰宅した家族をキッチンで迎えられる対面式です。

建築のプロが「良い会社だよ」と教えてくれた出会い

2017年の結婚以来、常に「家づくり」のことが頭の隅にあったというKさん夫妻。住宅展示場や住宅相談カウンターに足を運び、建築を依頼する会社を探していたそうです。ほぼ心に決めた会社があったものの、最後の決め手が見つからず、躊躇していた時に出会ったのがSANKEIでした。


右からKさん夫妻、ライター、家づくりを担当したSANKEIの入山さん


ご主人 リハビリを担当していた患者さんが板金屋さんだったんです。家づくりの話をしたところ、「仕事で屋根の工事を担当しているけど、サンケイさんは良い会社ですよ。親身になって相談に乗ってくれるはずだから」と教えてくださいました。

奥さま 丈夫な家を建てたかったので、構造の勉強もしてきました。「プロの方がおすすめしてくださる会社なら」と出かけた構造見学会が、SANKEI・入山さんとの出会いになりました。


ロングコートチワワのラピちゃん(左)、アウルちゃん(右)のために、LDKはペット用フロアを採用


検討中の他社名を出しても、その会社の強みを褒め、どんな質問にも真摯に答えてくれる入山さんの人柄にふれ、構造見学会の帰りにはすでに依頼を決めていたというKさん夫妻。

丈夫な構造や快適な住宅性能は大前提として、お2人にとっての「最後の決め手」は、一緒に家を造る「人」だったのかもしれません。設計プラン作成時から工事現場までのすべての工程を担当する体制だったので、家づくりにおいて「話の行き違いはまったくなかった」と夫妻は口を揃えます。



入山さん 当社はプランニングから建築現場まで、ひとりの担当が窓口になります。昔は体制が違うこともありましたが、担当が変わると、活字や言葉にするまでもないことが積み重なって、どうしても「伝達しきれないニュアンス」が出てきてしまうものなんです。今は、社長か私のいずれかが、お客さまの窓口となって家づくりを進めています。

本社から半径30Km圏内の限定施工、年間12棟限定着工、建築は専属大工・施工業者さんというサンケイの施工ポリシーは、ていねいに家づくりと向き合うためのルールといえます。

【記者の目】

「引き渡しの日に、社長が『これからもよろしくお願いします』と言ってくださったことが印象に残っています」と教えてくれたKさん夫妻。家が完成して終わるのではなく、家族が安心して新生活をスタートできるお守りの言葉になりました。

写真:スタジオスーパーフライ 大道貴司
記事:布施さおり


2024年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

株式会社SANKEI(サンケイ建匠)の取材記事