
マイホーム新築でママが子育てしやすい住まいを実現
IEZOOMでは、年間100棟以上の注文住宅の実例取材をしていますが、子育てファミリーのマイホーム新築は、お子さんの誕生や成長がきっかけだったという場合がとても多いようです。より身近で子育てに関わるママたちが、それまでの賃貸やマンション暮らしで不満だった要素を解消し、暮らしやすく子育てしやすいマイホームを叶えた実例をたくさん拝見してきました。
「ママ目線」のマイホームにはどんな特徴があるのか。少し整理してみましょう。
【ママ目線1】小さな子どもに視線が届く間取り
何といっても「小さなお子さんの様子に目が届く間取り」が要望として一番多いです。
・間仕切りを設けないオープンなLDK
・リビングを見渡せる対面キッチン
・庭で子供が遊ぶ様子が眺められる大開口
・キッチンからも目が届くリビング横にプレイルーム(予備室や客間)を配置
・リビング横の予備室はお昼寝や子どもの着替えやオモチャの収納場所としても使いたい
【ママ目線2】就学した子どもを身近で見守れる造り
子どもたちが小学校に上がってからのことを考えると、帰宅後や休暇中などの過ごし方がポイントになってきます。
・子どもの行き来が分かるよう、リビングに階段を設置する
・親が見守れるよう、ダイニングやリビングの一角にスタディコーナーを設ける
・吹抜でつながったフリースペースに家族共有の書斎コーナーをプラン
・子ども部屋は将来的に間仕切りができる2部屋をつなげてオープンに使う
・就寝時に使いやすいよう、2階にも洗面化粧台やトイレを設置する
【ママ目線3】手洗い習慣がつき身支度がしやすい玄関まわり
玄関まわりの収納や手洗いの設置なども、ママの声が多く反映されています。
・玄関の土間続きにコートや靴のほか、ベビーカーや雪かきスコップがしまえる広いシューズクローゼットを完備する
・メインの玄関をいつもスッキリと保てるよう、ファミリー玄関兼収納をつくる
・手洗い習慣やウィルス対策として玄関ホールに手洗いを設ける
・リビングに入る前に手洗いやうがいが済ませられるよう、玄関ホールとユーティリティーを繋げる
【ママ目線4】家事がしやすい、家事動線や収納の工夫
子どもの様子から目が離せない赤ちゃん期や幼児期、お仕事をしながらのハウスキーピングは本当に大変なものですよね。ここ数年は共働き世帯の増加と共に、家事ラクを目指して工夫したプランや設備も増えています。
・ユーティリティーを広く確保して、洗濯、物干し、ファミリークローゼットまでを完備する
・各部屋のクローゼットを小さめにして、普段使いの服や小物が収まるファミリークローゼットを家事動線上につくる
・水回りを一直線にして、料理と洗濯、掃除などを並行して行える動線にする
・大型の食洗機を備えて食器洗いを軽減
・ガス乾燥機を備えて物干し時間を短縮
・階段下やコーナーなどのデッドスペースに掃除ロボットの収納スペースをつくり、床掃除はロボットにお任せ
・掃除がしやすいよう、脚のない壁付けの収納や家具を配置
・ほこりが気にならないような色味の床材をつかったり、扉付きの収納で汚れから守り美観も保つ
・留守中でも受け取れる宅配ボックスをつける
・こまめに買い出しをしなくて済むように保冷庫やパントリーを備える
・2階ホールを活用した物干しスペースをつくる
【ママ目線5】ママの気分が上がるポイントをつくる
ママが元気で毎日気持ちよく過ごせたら、家族も幸せですよね。お家の中のちょっとしたお気に入りポイントで、ホッと一息つけたり、何気ない日常が特別な時間に変わったり…お家の中にママたちの「こだわりポイント」をつくるのも、おすすめです。
・コレクションした食器類を飾って楽しめるキッチンの壁掛けシェルフ
・アンティーク小物が映えるニッチ棚
・ステンドグラスの灯り取り
・家事の合間に座って寛げるミセスコーナー
・裁縫やパソコンなど趣味に没頭できる専用室
・アイロンかけや服を畳むのに便利なユーティリティーのカウンター
・好きなタイルを貼ったキッチンや洗面化粧台
・キッチンから手入れした庭が眺められる窓の配置
・女優ライトをあしらった専用の化粧台
・ショップのように見せる収納になったクローゼット
・小さな空間だからこそ出来る壁紙で遊んだトイレ
・こだわりのペンダントライトを灯して寛げるカフェコーナー
こんな風に家づくりをママ目線で捉えると、男性目線とは異なるポイントがたくさん見つかります。さらに、家計を管理するママたちにとっては、ランニングコストも外せないポイントに。高断熱高気密の住宅性能の高さや、使用する熱源の種類などもポイントになるというママたちもいそうです。
さて、ここからはいえズームで過去に取材したたくさんの事例の中から、「ママ目線」での家づくりに成功したオーナーのお宅を厳選してご紹介します。参考になるアイデアの数々をご覧ください!
【札幌 ママ目線のマイホーム】スムーズな家事動線を叶えるキッチンと洗面所

キッチンは、お子さんに呼ばれた時にも、両サイドからすぐにリビング側に向かえるようアイランドタイプに。上部の棚は設けず、食器や調理器具はすべて引き出しに収納。子ども達でも取り出しやすくなっています。
家族が2階で過ごすことが多いことから「動線を短くしたい」との奥さまの希望で、キッチンの正面にメインの洗面所を設けました。家族が並んで支度ができるようカウンターはワイドタイプ。通路も広めです。
洗面カウンターの背面には、家族が使う日用品や軽食などのストックを収納。子ども達の「お腹すいた!」コールにも、サッとおやつを取り出せます。
記事はこちら 伸びやかな空間が広がる3階建て 札幌市K邸/SUDOホーム
この家を建てた住宅会社 SUDOホーム
【札幌 ママ目線のマイホーム】LDK全体が見渡せるキッチンと多目的に使える予備室

キッチンはリビングと階段に向かって配置されています。左手にはダイニングがあり、キッチンからはLDK全体が見渡せる造りです。階段を行き来する家族の様子も見守ることができます。

リビング続きには4.5畳の予備室を備えています。
取り外し可能な物干しや、来客用の布団がしまえる収納、階段下を活用した物入も付いています。
奥さま 予備室は当初必要ないと思っていましたが、造って大正解でした。物干しはもちろん、子どもの昼寝にも重宝しています。もう少ししたら、子どものプレイルームとして活躍してくれそう。
おうち型の下がり壁の付いた物入は、ヌックのような空間で、子どもの隠れ家になりそうです。
記事はこちら イネスホームで叶えた広い敷地と快適な住まい 石狩市/S邸
この家を建てた住宅会社 イネスホーム
【札幌 ママ目線のマイホーム】玄関手洗い、見せるキッチン、お家モチーフのリビング、趣味の工房がある家

長いステイホームも快適に過ごせたという、札幌市のオーナー宅。雑貨や星形のペンダントライトが迎えてくれる玄関には、手洗いも備えています。

間接照明を仕込んだオープンシェルフに、サブウェイタイル風のクロスなど、思い切りディスプレイを楽しむキッチン。

お家型モチーフのニッチや下がり壁がポイントになっている吹き抜けのおおらかなリビング。キッチンからも見渡すことが出来ます。

「トイレくらいの大きさでいいから、工房がほしい」と奥さまが頼んでつくってもらったアトリエは、リビングのテレビボードの奥にあります。2.5帖の工房には、天然石やビーズ、金具など、小さなパーツがぎっしり。
お子さんが小学校・中学校に通学しやすい土地を探して、1年半かけて見つけたのがいまの場所。「今年は外出自粛の時期が長く続きましたが、家が快適なので、出かけたいという気持ちにもなりませんでした」と奥様。夫婦がそれぞれ自分の世界に没頭できる工房と隠し部屋のある家で、ストレスフルなステイホームの期間中も平和に穏やかに暮らせたようです。
詳しい記事はこちら テレワークも快適!工房と隠し部屋のある家
この家を建てた住宅会社 アシストホーム(株式会社アシスト企画)
【札幌 ママ目線のマイホーム】「リモートワーク」「子守り」「おこもり」がキーワードのモデルハウスrimo+
インテリアコーディネートを担当した設計部の石井めぐみさんは自身も小さな娘さんの子育てをしながら仕事をされています。
石井さん 「リモプラス」は、「リモートワーク」「子守り」「おこもり」の言葉の響きからとったネーミングです。家事や子育ての合間でも、仕事にとりかかりやすく、適度にこもって集中でき、小さな子どもにも目が届くよう、引戸付きのリビング書斎をプランしました」。

左/1.5畳の書斎(ワークスペース)には、壁一面に天井まで続く可動棚と、PCカウンターを設置。
右/デスクの背面になるグレーの壁はマグネットが付けられるようになっていて、リモート会議の際に背景をデコレーションして楽しめるよう工夫されています。

写真右/リビング階段もマスト要素。キッチンに立っていても、家族の行き来を見守ることができます。
写真左/2階ホールにはお子さんの描いた絵や、写真などが飾れるようにと、マグネットの貼り付けが可能なギャラリーコーナーを設けました。ラウンドの下がり壁にイエローのアクセントクロスが可愛らしいスペース。ここを通るたびに家族の思い出を見返すことができそうです。
記事はこちら オン/オフしやすいリビング書斎のある大人可愛いモデルハウスrimo+ 石狩市
【札幌 ママ目線のマイホーム】今と将来を見据えた、家事ラク&家族がつながる平屋の家

キッチンに立つとリビングと、隣接する子ども部屋まで目が行き届きます。三角屋根に沿って設けられた勾配天井のリビング・ダイニングは、梁を現しにすることで天井が高くなり開放感を感じられます。壁際の造作デスクは、お子さん二人が並んで座れるサイズ。スタディ・スペースとして活用できます。

リビング隣りの子ども部屋は続き間となっています。リビングとの行き来がしやすく、親子がいつも互いの存在を感じていられる安心感があります。トイレ以外、扉はすべて上吊りタイプの引き戸で、床にレールがありません。「埃がたまりにくく、掃除が楽です」と奥さま。

洗面脱衣室には、奥さま希望のガス式衣類乾燥機「乾太くん」を設置しました。洗面室との境目にあるロールスクリーンを下ろせば、脱衣スペースを独立させることも可能です。洗面化粧台横のカウンターは洗濯物を畳んだり、アイロンがけをしたり、家事の時短に大活躍。将来、娘さんの身支度スペースとしても活用する予定です。
奥さま 「アパート時代、子ども達とワンフロアで過ごせた間取りがお気に入りだったので、主人に平屋の良さをプレゼンして説得しました(笑)。子ども達が小さい間と、将来巣立った後の夫婦二人の生活は1階が中心になります。すると、2階を使うのは意外に短いなと考えて、将来に渡って住みやすい家にしたいと平屋に決めました」。お風呂の湯量やガス乾燥機などの使用が増えましたが、光熱費は賃貸アパートの時とほぼ変わりません。もうすぐ12月に入る現在でも暖房をつけたままにしなくても暖かさがじんわり続き、快適に過ごしています。
詳しい記事はこちら 平屋だから家族をそばに感じられる 今と将来を見すえた家
この家を建てた住宅会社 株式会社リビングワーク
【札幌 ママ目線のマイホーム】連続配置で使いやすい水回り

玄関ホールを進むと、洗面室とトイレがあります。洗面室にはあえて扉を付けず開放的にすることで、帰宅後の「ただいま手洗い」ができます。

洗面室のすぐ隣りがファミリークローゼット。その先は、脱衣室になっています。
洗濯物干し用のバーも完備。乾けば、隣のファミリークローゼットにすぐに収納できる家事楽動線になっています。
詳しい記事はこちら バイオフィリックデザインを採用した癒しの家「Sol+(ソルプラス)」 石狩市緑苑台
この家を建てた住宅会社 イネスホーム株式会社
【札幌 ママ目線のマイホーム】蓄熱暖房、クローゼットを兼ねたランドリー、映えポイント満載の家

2世帯住宅を新築したGさんのお宅。2階子世帯もイゼッチハウス北海道独自のヒートポンプ式土間蓄熱暖房「床ホットシステム」のおかげで、足元からポカポカ。室内のあちこちで、インテリアやデザインにこだわった奥さまのセンスと工夫が光ります。
廊下の途中にあるアールの下がり壁がついた奥まった空間は、4時間の打ち合わせの末に仕様が決まったもの。初めは子ども達の持ち物置き場にする予定でしたが、今はかわいらしい戸棚とベンチを置いています。仕上げの壁紙はDIY初挑戦の奥さまが貼りました。

洗面室横のランドリースペースは、ファミリークローゼットも兼ねています。3畳に家族4人の1年分の衣類をすべて収納。衣替えいらずで、日ごとの天気に合わせた衣類が選べます。エコキュートの貯湯タンクはかなりの“大物”ですが、奥の隙間にピッタリ収納。家の中のおしゃれな雰囲気を壊さない工夫です。
インスタグラムで家関連のアカウントを見るようになってから、生活感をなくしておしゃれな空間にすることも譲れない条件になりました。照明やスイッチはこだわり抜いて気に入ったものをそろえています。
詳しい記事はこちら 大好きなインテリアに囲まれた2世帯住宅
この家を建てた住宅会社 イゼッチハウス北海道株式会社
【札幌 ママ目線のマイホーム】家事ラク回遊動線、ウォークスルークローゼット、個性あふれる平屋建て

アイランド型キッチンは、家族で食事をする場所としても使われています。奥さまによると「キッチンの周りをぐるぐると回れて家事がしやすい」とのこと。三角の下がり壁が付いたパントリーには、キッチン家電や冷凍庫を収めています。廊下の突き当りは兄弟共有のオープンクローゼット、向かって左手は夫婦の寝室につながるウォークスルークローゼットです。
夫婦の寝室につながるウォークスルークローゼットは、ぐるっとまわってリビングにも出られる回遊式。通路と収納を兼用し、空間を有効に活用しています。

キッチンからの回遊でつながる水回りは、洗濯室側とユーティリティ側の2箇所から出入りできるのがポイントです。洗濯機のすぐ横には棚を置き、ここで衣類を畳んだり、ハンガーにかけたり一通りの洗濯作業が可能です。
詳しい記事はこちら 家づくりのプロが建てた開放的な平屋の家
この家を建てた住宅会社 千歳・株式会社生杉建設
【札幌 ママ目線のマイホーム】ママ専用のメイクコーナーのある家

手前が洗面台、その隣は奥さまの化粧コーナー。奥さまが一番こだわった空間です。
奥さま「賃貸アパートの時は、食卓テーブルの上でメイクをしていましたが、仕事柄、道具も沢山あり、持ち運びや散らかるのがストレスでした」。
壁面には可動式の収納棚を造作。高さの違う化粧品がきれいに収まるようになりました。道具の定位置が決まったことで、出し入れもしやすく、使いやすいと満足そうです。
詳しい記事はこちら 傾斜地に建つ別荘のような家
この家を建てた住宅会社 ヨシケン一級建築士事務所
【札幌 ママ目線のマイホーム】ダイニングの一角にスタディーコーナーや学習用具の収納を備えた家

キッチンをはじめ、各コーナーに収納があるため、細々とした物がすべて収まります。収納は、扉を閉めると壁のように空間に馴染む面材を採り入れました。ダイニング横には息子さんのスタディーコーナーがあるので、就学前や低学年のうちはママの視線が届くところで勉強できます。学校の道具はキッチン横の棚に収納しているので、登校準備にも便利です。
詳しい記事はこちら 「シンプルに暮らす」を叶えた自由なデザインと性能の良さ
この家を建てた住宅会社 株式会社アーキテックプランニング
【札幌 ママ目線のマイホーム】オーダーメイドのキッチン、食品庫、フリースペースに子どもコーナーのある家

キッチンは「家具工房旅する木」にオーダー。歳月と共に深い色彩となるアメリカンチェリー。木目の揃った扉が美しく、側面にはダストボックスもビルトインされています。
メインのキッチンカウンターはシンクを、壁側のカウンターにはコンロを付けたセパレートタイプ。旅する木で棚も造作しています。普段からパンはグリルで焼き、ご飯はお鍋で炊くため、家電製品はほとんどありません。カウンターのわきには、外気導入式の大型食料庫(パントリー)を備えました。

2階のフリースペースには、掘りごたつのように足を入れられるデスクスペースを設けました。机は、それまで住んでいた帯広の小学校で不要になったものを引き取って活用。隣に並んだ本棚も、リンゴやワインを入れていた木製の箱を塗装して使っています。
整理収納アドバイザーの資格を持ち、家づくりのこともたくさん勉強していたという奥さま。薪ストーブや環境・健康にやさしいものを家に使うという考えはご夫妻で共通していました。確保したい部屋やスペース、収納、窓の位置や欲しい動線などは夫婦で話し合いました。
詳しい記事はこちら Tさんが実現した環境・健康に優しい家
この家を建てた住宅会社 辻野建設工業株式会社
【札幌 ママ目線のマイホーム】セラミック・ワークトップのキッチンやママ専用クローゼットのある家

長い時間を過ごすキッチンも、ママのこだわりがつまったポイントです。フラットな対面キッチンはクリナップ製。スタイリッシュなセラミック・ワークトップを採用しています。ダイニングに座っている人とおしゃべりしながら食事ができる広いキッチンは、奥さまの希望でした。クロスやタイルにはブラックやグレーのアイテムを採用し、シックにまとめたインテリアも素敵です。

ママ専用のクローゼットも作りました。主寝室と引戸でつながる奥さまのクローゼットは、ハンガーラックのほか、奥まで壁一面に趣味のコミック本や雑貨などが収納できるニッチ棚を造作しました。奥行きのある窓台を造ることから専属大工が手づくりで行っており、キクザワの提案力と職人の技が光るポイントです。
詳しい記事はこちら 吹抜け+スキップフロアのリゾート感あふれる家
この家を建てた住宅会社 株式会社キクザワ
【札幌 ママ目線のマイホーム】パントリー付きの映えキッチン、リビング続きに子どものプレイスペースも

リビングに向かって対面式になったダイニング・キッチン。配膳や片づけがしやすい横並びです。床材にはハニカム型のタイルを敷きつめ、リビングとのゾーニングを図っています。掃除がしやすく、1階は床暖房なので冬でも快適。レンジフード周りに使った白のサブウェイタイルも素敵です。
背面にはコンクリート柄の壁紙をチョイス。木目調の収納やフラットシェルフが映える奥さまお気に入りのポイントです。キッチンには奥さまの希望でドイツ・ミーレ社の食洗機を装備しています。レンジ奥には便利なパントリーも。

家づくりにあたり、奥さまの一番の希望はリビング続きに子どもが遊べる予備室を確保することでした。賃貸住まいの頃は、おもちゃにリビングが占領されていました。親の目が届く場所でのびのびと遊べる安心の間取りで、おもちゃの収納場所も確保でき、とても重宝しています。
詳しい記事はこちら 無機質×木で叶えたシックで機能的な住まい
この家を建てた住宅会社 イネスホーム株式会社
【札幌 ママ目線のマイホーム】賃貸時代と変わらない光熱費で家計負担の軽減に成功!

札幌市のKさんのお宅におじゃましたのは3月初旬のこと。まだまだ冬仕様で暖房を使っている時期です。
ブレイン札幌の住宅は高断熱・高気密に加え、全室遠赤外線床暖房が特徴。遠赤外線の輻射熱が反射を繰り返し、まるで陽だまりのような温かさが部屋中に行き渡ります。また、床下に敷設するアルミシートの反射効果で、送水温度が28℃~40℃以下と一般的な温水床暖房と比べるとかなりの省エネ設計。床からの伝導熱は足裏に快適な体感で、部屋ごとに温度差が出ない均一な暖かさも魅力です。
【K邸ガス料金(暖房・給湯・調理含む)】
10月 63m3/8503円
11月 167m3/16391円
12月 194m3/18305円
1月 242m3/21693円
2月 224m3/20216円
※K邸床面積
1階床面積/53.8m3
2階床面積/48.0m3
延床面積/101.8m3
暖房は強さを「最弱」に設定。朝は5時~8時半、夜は16時~17時くらいから2時間ほどつけているだけで、上下階で様子をみながらつけたり、消したりして使っているそう。この床暖房は基本的にメンテナンスフリー(循環不凍液は入れ替えが必要)で、室内に暖房器具を置かないので、家具のレイアウトも自由度が増します。
奥さま「賃貸時代は、リビングに灯油ストーブがあるだけで、別の部屋はとても寒く、リビング以外の部屋に行くのが苦痛なくらいでした。新居に来てからはどの部屋も暖かく、冷え性がなくなったのがとても嬉しいです」。
詳しい記事はこちら 光熱費の安さに感激!2階も床暖房の省エネな家
この家を建てた住宅会社 ブレイン札幌(株式会社ブレイン)
【番外編:網走 ママ目線のマイホーム】リビングの様子もよくわかる、ママ希望のオープンキッチン

Oさんのお住まいは、2人目のお子さんが生まれたのを機に中古の平屋を2階建てにリノベーションした2世帯住宅です。2019年11月から工事が始まり、2020年4月に完成。Oさんご夫妻と2人のお子さん、奥様のお母様の5人家族で新しい暮らしをスタートさせました。
奥様がご希望のオープンキッチンはゆとりの広さで料理がしやすく、リビングのお子さんたちの様子もよくわかります。

奥様が希望していたオープンキッチンは、「料理しやすく、子供たちの様子も見ることができるので、とっても気に入っています。以前暮らしていたアパートのキッチンは、壁に囲まれていて子供の様子を見ることができなかったので、この差は大きいですね」とお気に入りの様子。家事などでちょっとした作業ができるカウンターデスクがあるのも嬉しいですね。ちなみにダクトレールを使った照明も奥様の要望で、インスタグラムの写真を参考にしたという背面の飾り棚は、集成材とダーク塗装の受け金物を使って造作したものです。
詳しい記事はこちら オープンキッチンが映える二世帯住宅 網走市Oさん/光輝建設
この家を建てた住宅会社 光輝建設株式会社
旭川:「隠す」設計と片付けやすい動線で、整頓された生活を実現

LDKの左奥には子ども部屋や洗面所があります。プライベートな空間がLDKから見えないように、壁の位置を吟味。
設計担当:藤井さん Yさん夫婦は、シンプルですっきりとした生活をご希望されていたので、特にLDKは明るい開放感と軽やかな設計を心がけました。お客さまがお手洗いを使う時に洗濯物を干すユーティリティーが見えないよう洗面台を独立させたり、来客時にトイレや洗面台を使っていただいても生活感のあるスペースが見えないように扉を付けたり。配置や角度の条件的に難しかった壁の位置を微調整して、LDKから洗面所の気配が見えないように設計しています。
玄関とLDKの間にある収納は、帰宅時に子どもたちが、かばんや上着を片付けるスペースになっています。マイBOXに自分の物をしまう仕組みなので、片付けの習慣も身に付きそうです。出し入れしやすいように、ロールスクリーンを採用しました。
詳しい記事はこちら キーワードは「すっきり」。29坪家族5人の平屋建て 東神楽町Y邸
この家を建てた住宅会社 昭和木材株式会社 住宅事業部
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