石狩市の閑静な住宅街。約80坪のゆったりとした敷地に、Sさんのお宅は建っています。設計・施工したのは札幌市北区を拠点に、家づくりを展開するイネスホーム。さまざまなテイストに対応したデザインと、「ちょっとプラス」の希望を反映した満足度の高いプランに定評のある会社です。入居後半年が過ぎたSさんのお宅を訪ねました。
オープンタイプのキッチンを中心にした開放的なLDK
1階には21.5畳のオープンなLDKが広がっています。リビングは吹上天井になっていて、より開放感を演出しています。
テレビは壁かけに、オーディオ類は薄型ラックに収めています。配線も見えずスッキリとした空間です。大きなテラス窓からは庭に出ることができます。
キッチンとダイニングは配膳や片付けがしやすい横並びに配置。
大きなワークトップを備えたキッチンは、カウンターテーブルとしても使えます。朝ごはんや、お酒を飲むのにもちょうど良い空間です。
2面採光の明るいダイニング。モルタル調のアクセントクロスでシックな雰囲気に仕上がりました。
「子育てしやすい」間取りはイネスホームの定番！
キッチンはリビングと階段に向かって配置されています。左手にはダイニングがあり、キッチンからはLDK全体が見渡せる造りです。階段を行き来する家族の様子も見守ることができます。
リビング続きには4.5畳の予備室を備えています。
引き戸を開くとこんな感じです。取り外し可能な物干しや、来客用の布団がしまえる収納、階段下を活用した物入も付いています。
奥さま 予備室は当初必要ないと思っていましたが、造って大正解でした。物干しはもちろん、子どもの昼寝にも重宝しています。もう少ししたら、子どものプレイルームとして活躍してくれそう。
おうち型の下がり壁の付いた物入は、ヌックのような空間で、子どもの隠れ家になりそうです。
大好きなカフェをイメージした空間づくり
ダイニングの背面には、カウンターテーブルが付いています。このデザインは奥さまお気に入りのカフェ「ボイラー」の窓辺からインスピレーションを得て実現したのだそう。
写真は北区新川にあるカフェ・ボイラー（boiler）。窓下がカウンターテーブルと同じ高さになっており、なんとも落ち着く空間です
モルタル調の壁紙を使ったトイレのデザインも、同店からヒントを得ています
アイアンのオープンラックには、奥さまが大好きなコーヒーのアイテムが並んでいます。
豆を挽き、丁寧にドリップして淹れたコーヒーは、とても美味しそうです。
Q＆A ご夫婦にお聞きします
イネスホームとの出会いは？
奥さま イネスホームさんでマイホームを建てた親戚が、大絶賛しており、興味を持ったのが最初でした。
Sさんご夫婦が見学したモデルハウスLib+（リブプラス）。※公開終了
その後、モデルハウスを見る機会があり、「ここに住みたい！」と思うような居心地の良さを実感し、施工の依頼を決めました。ホワイトを基調に、ブラウンやピンクのファブリックをポイントにした、「大人かわいい」という表現がぴったりの、おしゃれな家でした。
家づくりはどのように進みましたか？
奥さま 2021年の4月にモデルハウスを見学して、11月には入居していました。7月に出産予定だったので、「やるなら今しかない！」という気持ちもありましたが、それよりも、担当の石井さんが希望を汲み取ってくれ、トントン拍子に進んだという印象です。
リビングは当初吹き抜けにするか迷いましたが、上階に少しでもスペースが欲しかったので吹上にしてもらいました。そのおかげでフリースペースが出来ました。将来はここにピアノを置く予定です。
カフェ風のダイニングやトイレなどのイメージはインスタ画像を用意して希望を伝えました。外壁は主人がブラック、私がホワイトを希望していましたが、緑豊かな周辺環境に溶け込むグリーンをメインに使うことに。
出産直前にいろんな仕様を決めましたが、楽しみながら進めることができました。すべてのタイミングがよく、ラッキーだったと思います。
土地探しはどうでしたか？
ご主人 庭や畑を作ったり、焼き肉や子どもの水遊びが楽しめるような、ゆとりのある敷地を求めていましたが、札幌市内では予算的にも難しく、物件自体がなかなか出てこないというのが現実でした。
近郊の石狩市も視野に入れて土地を探したところ、この場所を見つけて即決しました。敷地が約80坪とゆとりがあり、近くには幼稚園、小学校、スーパーや病院など学校や施設も充実していて、緑地帯や公園も多く、とても気に入っています。
歩き始めた息子さんも、のびのびと過ごしています
奥さま 石狩市は自然豊かで、行政の子育て支援も充実していて、子育てしやすい街だと感じています。まだ土地の価格が今ほどは高騰していない時期に手に入れることができたのも良かったです。
これからの暮らしで楽しみな事は？
ご主人 今夏、外構工事が入るので、整備されたら家庭菜園を始めたいですね。バーベキューも楽しみです。冬は子どもと思い切り雪遊びをしたいと思います。
奥さま 室内に観葉植物を増やしたいです。それからキッチンにインテリア系の小物を少しずつ増やしていきたいですね。家族でゆっくり映画鑑賞もしたいです。
カメラ KEN GOSHIMA
2022年08月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。
