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光熱費の安さに感激!2階も床暖房の省エネな家 札幌市K邸/ブレイン札幌


札幌市の閑静な住宅街に、Kさんのお宅があります。総2階、ガルバリウムのスタイリッシュな外観に、カーポートや物置も設置しました。

当初は駅の近くで中古住宅を考えていましたが、3000万円は下らない価格帯。その予算なら、駅近にこだわらなければ一軒家が建てられるのではと考え、住宅会社を探し始めます。

建売住宅なども見学しましたが、建物が細長い、動線が良くないなどの理由から、魅力を感じることができなかったそう。また、以前住んでいた賃貸アパートが寒かったため、新居は高断熱・高気密の暖かな家を希望していました。

たまたまWEBで「高気密・高断熱」と検索したところ、ブレイン札幌のホームページにたどり着き、連絡を取りました。


目次

吹き抜けや書斎スペースのあるLDK



吹き抜けを設けた1階LDK。吹き抜け窓から日差しを採り込む明るい空間に仕上がりました。ホワイト・レンガのアクセントクロスや、天井に使った木目調のクロスでインテリア性にもこだわりました。照明はダウンライトのみで、スッキリ広々とした印象です。



リビングのテレビスペースはこんな感じ。「ソファに座ると、吹き抜け窓から雲が流れる様子を眺めることができ、とても気に入っています」と奥さま。
「隣接する建物との兼ね合いを考え、設計上一番配慮した点でした」と佐藤社長。



テレビの配置やプライバシーに考慮した高窓の窓台には季節の雑貨を飾って楽しんでいます。



オープンタイプの対面キッチンからは、LDが見渡せる造り。ホワイトで統一し、清潔感あふれる仕上がりになりました。



リビングからの眺め。小さなお子さんも、キッチンに立つママの様子が分かる安心設計です。向かって右奥には、書斎スペースを設けました。



リビング脇につくった書斎スペースは、ブラック・コンクリート風の壁紙を使い、アイアン・デスクや黒のチェアで男前に仕上がりました。少し奥まって配置することで、落ち着いて作業ができる空間になっています。

使い勝手を重視した回遊式の動線



玄関にはベビーカーなども収まるシューズクロゼットを設けています。向かって突き当りの右側にトイレがあり、左手がリビングに続く廊下です。突き当りのすぐ左手には、ユーティリティーのドアがあります。



収納や手洗いを備えたトイレ。ブルー系のアクセントクロスも素敵です。



ユーティリティーは、玄関から続く廊下と、キッチン横に出入り口がある回遊式。帰宅後の手洗いがしやすく、お子さんのお風呂のお世話などもしやすい造りです。台所仕事をしながらの洗濯など、家事にも便利な動線になっています。



木目調のアクセントパネルがおしゃれなお風呂は通常より大きめの1.25坪のタイプ。ゆったりと入浴したいというKさんのこだわりポイントでした。

室内干しにも活躍するホールや個室のある2階



約3畳大の2階ホールは吹き抜けに面した明るい空間。物干しポールを設けて、洗濯物干しに使っています。1階からの暖気で、洗濯物がすぐに乾きます。

右手に見えるのはベランダへの出入口。外で洗濯物を干すことも可能です。



2階ホールからの眺め。「子どもがもう少し大きくなったら、2階ホールをキッズスペースにしてもいいと思っています」と奥さま。上下階で家族の様子が感じられる吹き抜けホールは、そうした使い方にも適しています。



主寝室にはクローゼットに加え、ウォークインクローゼットも設けています。淡いグレーの壁紙で落ち着いた雰囲気に仕上がりました。このほか、2階には将来子ども部屋として使えるよう、個室が2部屋あります。

賃貸時代と変わらない光熱費に感激!



Kさんのお宅におじゃましたのは3月初旬のこと。まだまだ冬仕様で暖房を使っている時期です。

ブレイン札幌の住宅は高断熱・高気密に加え、全室遠赤外線床暖房が特徴。遠赤外線の輻射熱が反射を繰り返し、まるで陽だまりのような温かさが部屋中に行き渡ります。また、床下に敷設するアルミシートの反射効果で、送水温度が28℃~40℃以下と一般的な温水床暖房と比べるとかなりの省エネ設計。床からの伝導熱は足裏に快適な体感で、部屋ごとに温度差が出ない均一な暖かさも魅力です。

暖房は強さを「最弱」に設定。朝は5時~8時半、夜は16時~17時くらいから2時間ほどつけているだけで、上下階で様子をみながらつけたり、消したりして使っているそう。
 
10月に入居されてからの光熱費を見せてもらうと…

【K邸ガス料金(暖房・給湯・調理含む)】
10月 63m3/8503円
11月 167m3/16391円
12月 194m3/18305円
1月 242m3/21693円
2月 224m3/20216円

※K邸床面積
1階床面積/53.8m3
2階床面積/48.0m3
延床面積/101.8m3

この床暖房は基本的にメンテナンスフリー(循環不凍液は入れ替えが必要)で、室内に暖房器具を置かないので、家具のレイアウトも自由度が増します。

Kさん「賃貸の時と光熱費が変わらないことに驚きました」。

奥さま「賃貸時代は、リビングに灯油ストーブがあるだけで、別の部屋はとても寒く、リビング以外の部屋に行くのが苦痛なくらいでした。新居に来てからはどの部屋も暖かく、冷え性がなくなったのがとても嬉しいです」。

佐藤社長「これまで電気熱源での実績はありましたが、ガス熱源は2棟目で、どんな結果になるか不安でしたが、電力よりも効率が良いくらい。安心しました」。

記者の目



床暖房のフローリングは足裏にちょうど良い暖かさで、家中が心地よい暖かさに包まれていました。通勤に便利なバス路線や、子育て環境も整ったこの場所を選んで正解だったとKさん。家づくりは、暮らす上で何を重視するかがポイントになってきそうです。


2020年03月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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