★パスタとストックしたワイン。 こだわりのコーヒー。 お気に入りのMusicと午後のティータイム。 ガレージライフ。 Kさんの家は、ご夫婦2人の「好き」がいっぱい詰まった家です。
リビングがおうちカフェに
お店に来たみたいな雰囲気。 でも、ここはKさん宅のリビングです。
すてきなおうちカフェですね。 さあ、エスプレッソかカプチーノにしようかな。 ラテアートは何リクエストしよう・・・
ウイスキーの小瓶もいっぱい。バルのカウンターみたい。 ・・・そんなこと思っていると、Kさんがコーヒーを淹れ始めました。
Kさんは、カフェや喫茶店をはしごして研究したぐらいのコーヒー好き。 このカフェカウンターを作ることは、家を建てるときに外せない条件でした。 「ブレイン札幌さんは、新築の相談をした5社の中で真っ先に『それはおもしろそう』と乗ってくれました。とにかく熱心に提案をしてくる会社でした」とご主人。
カウンターの下には、小さなシンクがあり、ちょっとした洗いものができるようになっています。 「突然会社辞めて『お店やる』とか言わないでね」と言う奥さまですが、顔は笑っています。
写真の左端にあるのは、豆の風味を逃がさないコーン式のグラインダー(電動式のコーヒーミル)。真ん中にあるのが、イタリアのデ・ロンギ社製エスプレッソマシン。デザインもさすがおしゃれです。 Kさんは、グラインダーを使った挽き立てのブレンド豆でエスプレッソを2ショット抽出。
ちなみに、右にある黒い機械は、ビアサーバー。きれいな泡で飲めそうですね。うらやましい。
ご夫婦で楽しむコーヒーブレイク。もちろん、お友達を招いてみんなでワイワイすることもあるそうです。 「外に出るより、家にいることが多くなりました」と2人は口を揃えて言います。
奥さまは、紅茶やハンドメイド作品が好き。 チ・カ・ホ(札幌駅前通地下歩行空間)でハンドメイド雑貨の販売イベント・SelectMarket(セレクトマーケット)があるときなど、良く行くそうです。
2階の階段ホール奥にあるのは、クローゼットというよりも書庫。紅茶の本がデンと鎮座しています。ウイスキーやワイン、カクテル、コーヒーなど、飲み物の本がズラリ。
ご主人のもう1つの趣味である音楽。お店にオーダーしたスピーカーで組んだ7.1chのサラウンドシステムに、旭川家具のお店でオーダーしたテレビボード。そして、65インチの大型テレビで良い音と映像を思う存分楽しめます。
キッチン、階段下収納にもアクセスできるユーティリティー
ちなみに間取りは、1階がビルトインガレージとLDK、食品庫、風呂、トイレ、ユーティリティーなど。2階は夫婦の寝室にお二人それぞれの趣味の部屋が2部屋、そして書庫となっています。
マンション住まいの予定が戸建てに
「もともとは、マンションに住もうと思っていました」とKさん。 利便性などを考えると、マンションの立地条件は魅力的で、老後のことを考えても暮らしやすそうだったからです。
でも、「私たちの理想の住まいには『注文住宅で』という思いが強くなりました」と考えが変わり、札幌市豊平区にあるハウスメーカーの住宅展示場などを見て回ったり、住宅雑誌を買って情報を集め、気になったハウスメーカーや工務店に話をしてプランを作ってもらうなど、具体的に検討を始めました。
家を建てるときに特に重要視したポイントは2つ。 1つは、「暖かい家にしたい」 もう1つは、「自分たちの希望を叶えたプランになるか」です。
暖かい家にこだわったのは、20年近く前に奥さまのご実家が建て替えで高断熱・高気密住宅に生まれ変わり、その快適さを既に実感していたことと、2人で住んでいた鉄骨アパートがとにかく寒かったからです。 「床がやけに寒いと思ったら、下階の住人が引っ越して空室になってました」とKさん。底冷えを感じるほどの寒さだったそうです。
また、ご実家では食品庫や吹抜けなど、高断熱・高気密住宅ならではの便利な設備やプランが実現しており、それも戸建住宅を建てたいという思いにつながったようです。
まずはハウスメーカーが、価格やプランの自由度という点で脱落していきました。 高断熱が売りのハウスメーカーも、宿泊体験どをした結果、「思ったほど良く感じられなかった」ということで候補から外れ、残ったのがブレイン札幌ともう1社の工務店。どちらも高断熱・高気密が売りでした。
「ブレイン札幌さんは、正式契約の前から設計担当の方が積極的に提案をしてくださり、カフェ風カウンターの相談もブレイン札幌さんだけが乗り気でした」とKさんは嬉しそうに話します。
実は、打ち合わせのために訪れたモデルハウスも決め手の1つだったとか。 「床暖房がとても快適でした。今は住宅性能を数値で競うような傾向がありますが、実際に快適だと感じたのがブレイン札幌さんのモデルハウスでした。他の会社にはない特徴だと思いました」とKさん。
本契約の後、着工まで半年ほどかかりました。プランを念入りに打ち合わせたからだそうです。インテリアコーディネーターさんも打ち合わせに加わり、カフェカウンターのデザイン提案など活躍しました。
食品庫は幅が広く、入口が2ヵ所ある
「施主の希望に対し、良い意味でおもしろがってくれる会社だと思いました」とKさん。 たとえば、食品庫を作りたいというリクエストに対しても、「細長く作って出入り口を2ヵ所作って回遊式動線にしましょう」と言ったのは、ブレイン札幌さんでした。Kさん夫婦は、その大容量と使い勝手の良さに大満足。今はその食品庫にワインなどのお酒が貯蔵され、パブタイムを待っています。
そういえば、取材に訪れて気になっていたのが階段の開放感。聞いてみると、「ブレイン札幌さんにお願いして広くしてもらいました」とのこと。佐藤社長に問い合わせると、階段の幅は通常よりも30%以上も幅広で1.1m以上あるそうです。しかも、1段1段の段差もゆるやか。
「わたしたちは40代ですので、老後のことを考えて安全性の高い階段にしたいと思っていました。明るく開放的な雰囲気になったのも良かったです」とKさん。
家は広くなったのに光熱費はそのまま 入居して1年半近くが経ちましたが、光熱費はどうなのでしょうか? 「オール電化住宅なのでとても高そうなイメージだと思いますが、車2台分の広さのロードヒーティングを入れても最大で月4万円です。年間で通しても、アパート時代とほとんど変わらない光熱費です。それでいて、家中どこも同じ暖かさで、しかもうんと広くなって快適なんです」とKさん。
シューズクローゼット(写真左)を設けた玄関まわり
休みの日は、家にいる時間が増えたというKさん。奥さまも、「最近は、作家さんの作品を買うだけでなく、自分でも何か作ってみたいとミシンを引っ張り出して使い始めました。自分の部屋があるので、型紙を思う存分広げても誰にも迷惑かからないし、楽しいですよ」とにこやかに話してくれます。
記者の目 お二人に「こうすれば良かった、というのはないですか?」と聞きましたが、夫婦2人口を揃えて「ない」と言い切りました。趣味の部屋に、たっぷりの収納スペース。充実した暮らしがうかがえる、そんな取材でした。
2018年04月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。