Column いえズーム コラム

愛犬と暮らす家づくり10選


ワンちゃんは大切な家族です。家を建てる動機に愛犬と暮らしたいから、ということも珍しくありませんし、家を建てる場合も、ワンちゃんの居場所の確保、室内の傷、汚れ、においの対処などさまざまな気配りを住宅会社と検討される建て主も多いと思います。

これまでiezoomでも、庭に専用のドッグランを作ったり、造作でワンちゃんの専用スペースを設けたお家を取材してきました。今回は、愛犬と仲良く暮らす住まいの実例をまとめてご紹介します!

造作の愛犬用ゲージ 音更町/カントリーヴィレッジ



愛犬用のケージ(写真上)も市販のものではなく、LDKに造作で製作。部屋の雰囲気にマッチしています。寝室の扉にはペットドア(写真下)をつけ、自由に行き来できるようにしました。

Mさん リビングのヌックで愛犬がお昼寝している姿を見るなど、日常のふとした瞬間に幸せを感じられる家です。
記事はこちら “安らげるデザイン”を求めて。ヌックのある家/音更町Mさん

ワンちゃんも楽しめる、美しい眺望のテラス/アーケン株式会社



テラスからは美しい眺望を楽しめます。ワンちゃんが元気よく走り回れるスペースとしても大活躍です。夏になるとバーベキューも楽しめるのだとか。
記事はこちら 大工さんが自宅兼エステサロン「Amber Spa」を建設/東川町・Kさん

愛犬が隠れ場所に向かえる専用通路/シノザキ建築事務所



キッチン奥にしつらえた小さな出入口は、愛犬・ボンナちゃん専用の通路です。



扉の向こうは階段下の収納兼ボンナちゃんのスペースにつながっています。
ボンナちゃんは全盲で、雨や雷の音に敏感。狭いところに隠れようとすることがあり、どこにいても隠れ場所に向かえるよう、キッチンにこの出入口を作りました。
記事はこちら 土間リビングから山並みを眺めるアウトドアな家 札幌市O邸

LDKはペット用フロアを採用/サンケイ建匠



ロングコートチワワのラピちゃん(左)、アウルちゃん(右)のために、LDKはペット用フロアを採用
医療関係の仕事に就く夫婦が、将来を見据えて選んだ平屋建て 岩見沢市

家族も愛犬も癒される家 旭川市/アーケン



犬を愛するオーナーのYさんはアウトドアが趣味。できれば山に住みたい。ただ現実は経営するペットショップから離れて住みにくい。なら、住宅街に山小屋のような家と、木々を植えた“森”をつくろう―。
そんな思いを形にしようと、自宅には古材をふんだんに活用し、わんちゃんがめいっぱい楽しめる庭もオーダーしました。



オーナーのYさんは旭川市内にある犬のアフターケアプロショップ「DENI'S STORE」の店主です。このご自宅は、家族の住まいであることはもちろんですが、家の前には断熱を施したコンテナがあり、ドッグフードが保管されています。裏手には、お客様の愛犬を休ませるお庭も。忙しい仕事の合間に寛ぎつつ、仕事とも連動できる家になりました。



スタイリッシュな洗面所は、庭に直結。犬の汚れを落としてから室内に入れるよう、動線を工夫しました。
大きな窓越しに、わんちゃんが憩うカラマツの木陰や、大きな石がある「森」が広がります。
記事はこちら 室内に古材フル活用!家族も愛犬も癒される家/旭川市・Y邸/アーケン

建替えで実現!愛犬とアウトドアが楽しめる家 札幌市/アウラ建築設計事務所



Tさんご夫妻は、アウトドアが大好き。週末は犬を連れて湖へ。キャンピングトレーラーに犬と滞在しながら、ボート遊びや仲間とのバーベキューなど、オフタイムを満喫しています。そんな楽しみを支えているのが、札幌市内の住宅地に完成した新居です。

Tさんは広い土地を生かし、1階の居間から庭に下りて犬を遊ばせるようにしたかったそうです。



玄関は親世帯、子世帯と分離していますが、中のドアで行き来できます。また、ペット専用のドアも完備しているので、ペットも自由に通れます。



玄関ポーチは大きめの屋根がかかり、長椅子も置かれています。夕方にここで涼みながら庭で犬を遊ばせたり、思い思いの過ごし方ができます。
記事はこちら 建替えで実現!ペットとアウトドアが楽しめる家 札幌市・Tさん/アウラ建築設計事務所

陽だまりスペースがワンちゃんの特等席 秋田県仙北市/村上工務店



リビングの一角にはワンちゃんのケージを設置。外からの暖かい日差しが降り注ぐ陽だまりスペースがワンちゃんの特等席になっています。



家づくりの思い出や新居での暮らしぶりなど、次々と出てくるエピソードを楽しそうに話してくれたIさんご夫婦。引っ越し後に仲間入りしたワンちゃんとともに、大満足のマイホームで充実した日々を送っています。
記事はこちら 趣味とインテリアを楽しむ、ピロティの上にインナーテラスのある家 秋田県仙北市I邸

犬と猫の活動範囲を分ける工夫 音更町/クリプトン



LDKの一角、階段下に猫さんスペースがありました。「猫トイレを清潔に保てるよう、猫は入れるけれど犬は入れない、というサイズで入り口を作ってもらいました」
37帖LDKでゆったり暮らすモダンスタイルの家/音更町Mさん

千歳・生杉建設の家づくり―石井社長の自邸を例に 千歳市/生杉建設



愛犬の無一郎君は生後7か月。石井社長に甘えています。このダイニングの正面は



ヘアカラー専門店で働いている奥さまが、いつか美容室を開店する際に、と当時考えてプランした空間です。
庭からテラコッタ仕上げのデッキを通ってこの部屋に直行できる動線になっていて、室内も、日差しがたくさん入る心地良い空間になっています。
記事はこちら 千歳・生杉建設の家づくり―石井社長の自邸を例に

愛犬もお子さんものびのびと暮らす十勝の家 芽室町/プラスワイド



Tさんは本州、奥さまは道内出身で、1歳2ヵ月の息子さん、柴犬と暮らしています。  
二人とも十勝の出身ではありませんが、この先も住み心地のよい十勝で暮らしたいと思ったのが家づくりの最初のきっかけ。  「広々したところで子育てがしたい」、「ペットものびのびさせてあげたい」という思いから、家を建てることにしました。  



Tさん 柴犬は引っ越した日から慣れてくれて、階段下の寝床にも自分で行くし、トイレも教えた場所ですぐしてくれるようになりました。



階段下のスペースは高さが足りなくて活用しにくいものですが、愛犬の寝場所と餌などの収納場所にして有効に活用しています。    
記事はこちら 市販の収納カゴがぴったり!造作家具で悩み解決した家 十勝・芽室町 Tさん/プラスワイド

愛犬専用のドッグランにもなるバルコニー 網走市/光輝建設



子世帯スペースの2階は、ミニリビングとOさんご夫妻の寝室、2人のお子さんの部屋を設けています。ミニリビングは、お母様とOさんご夫妻でお客様が重なった時にも、それぞれ応対できるように考えてのこと。さらにミニリビングからは、愛犬のトイプードル・ラブちゃん専用のドッグランにもなるバルコニーを設置。



ドッグランにもなるバルコニーには人工芝が敷かれていてキャンプも楽しめそうです。
記事はこちら オープンキッチンが映える二世帯住宅 網走市Oさん/光輝建設

愛犬が快適に暮らせる工夫がいっぱい 札幌市/北渡建設



愛犬との暮らしが楽しめるというのも要望のひとつのTさん宅には愛犬マルが快適に過ごせるアイデアやヒントがたくさんあります。
ダイニング・キッチン壁面の格子奥は、階段下を利用した愛犬マルの専用スペース。幅約2.7m×奥行き約1.1mとゆったりした広さに加え、換気やエアコン、ペットカメラなどの設備も付いており、外出時でもスマートフォンで温度設定の変更やマルの様子が確認できるそう。スマート家電を上手に使ったプランになっています。



2階主寝室にもゲージの付いたマルの専用スペースがあります。いつでも一緒の空間で過ごすことができるのは飼い主にとっても、ペットにとっても安心です。

老川さん「コーギーの特徴について調べたら、暑さに弱いことを知り、なるべく涼しい場所を選んでマルのスペースを作りました。ペットも家族の一員なので、目が届くところに、でもメインになりすぎないよう配慮してダイニング・キッチンの壁際を選びました。玄関からダイニング・キッチンまでの約12mある床に粘板岩を貼っているので、フローリングよりも滑りにくく、家の中でも長い距離を走ることが出来ます」。
記事はこちら 南国リゾートをイメージしたホテルライクな邸宅/北渡建設/札幌市南区

大切なワンちゃんのために、ドッグスペース付きの奥さまの家 /アシストホーム



1階部分は2台分のガレージや浴室とトイレのほか、ドッグスペース付の奥様のお部屋があります。
奥様のお部屋の窓側に設けたインナーテラスは大切なワンちゃんのためのスペース。そこから外に出ると、テラスと人工芝のスペースがあり、外でも室内でもワンちゃんが自由に遊べるようになっています。
記事はこちら 第二の人生が楽しい!!シニア世代の家/アシストホーム

土間スペースに愛犬のハウスなどを設置 大仙市/村上工務店



ふすま風の引き戸の先には土間スペースを設置。リビングと一体で利用できる半屋外空間となっており、愛犬のぽんちゃんのハウスやフィットネスバイクを設置しています。土間スペースはアウトドア用具やグッズの保管・ディスプレイや、カフェスペースとしても利用できます。
記事はこちら 北海道レベルの高断熱とカフェのような外観 大仙市K邸/村上工務店

ステイホーム期間に加わった愛犬も快適に過ごせるお家 札幌市/アシストホーム



ステイホームの期間中にペットも飼い始めました。小学生のお子さんも新しく家族に加わった愛犬が大好き。外で友達と会えないぶん、愛犬と一緒に遊んでいたといいます。

「今年は外出自粛の時期が長く続きましたが、家が快適なので、出かけたいという気持ちにもなりませんでした」と奥様。夫婦がそれぞれ自分の世界に没頭できる工房と隠し部屋のある家で、ストレスフルなステイホームの期間中も平和に穏やかに暮らせたようです。
記事はこちら テレワークも快適!工房と隠し部屋のある家 札幌市/アシストホーム


目次

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