今回、ご紹介する住まいで暮らすKさんは、子育てがひと段落したご夫婦とお子さん2人の4人家族です。
高断熱・高気密の技術が確立されていない時代に建てられた築約50年の賃貸住宅に住んでいました。冬は浴室の水滴が凍るほど寒く、設備も老朽化し「歳をとった時、この家に住めるだろうか?」という不安を感じていたことから新築に踏み切りました。
2025年8月に完成した新居は、9.0kWの太陽光発電を搭載した平屋のZEH住宅。省エネで快適な住まいづくりを提案する函館市の工務店・渋谷建設(渋谷旭社長)が設計・施工しました。
外観は古い日本家屋を思わせる道南杉の総板張りです。
柱、梁など構造材には、基幹産業の漁業・水産加工業のほか、林業がさかんな地域でもある地元・森町の木が使われています。
漁師という仕事柄、汚れた作業着に長靴のまま帰宅するご主人のため、玄関とは別に勝手口の役割を果たす家族専用の出入り口を設けています。
玄関ホールは、間仕切り兼シューズクロークでパブリックな空間とプライベートな空間を分けています。
このそばの人目につかない位置に普段、履かない靴やキャンプ道具を置く棚を造作しました。
ダイニングキッチンとリビングを別空間に
梁組をインテリアとして見せた勾配天井のダイニングキッチン。人里離れたロッジにいる気分が味わえる家族団らんのスペースです。
ダイニングキッチンと玄関ホールは上部がオープンな間仕切りで緩やかに分け、空間的なつながりを持たせています。
リビングは「落ち着ける場所にしたい」という奥さまのリクエストで、直射日光が入らず、接客スペースでもあるダイニングキッチンと程よい距離を保てる北側に配置しました。
外からの視線が気にならないよう、窓は高めの位置にあります。
木の質感を生かしたオーダーキッチン
奥さまの身長に合わせた木製のオーダーキッチン。ワークトップは汚れやにおいが染み込みにくく、熱々の鍋を置いても変色しないステンレスを選びました。
キッチンの左側にあるパントリー。定置用蓄電池と高効率電気温水器(エコキュート)、熱交換換気システムの本体もこの中に取り付けています。
洗濯がラクになるランドリー&ファミリークローク
玄関ホール側とダイニングキッチン側の2方向からアクセスできるランドリー兼脱衣室。
物干しスペースと洗濯機の間には洗濯物を畳む時やアイロンがけのためのカウンターを造りました。
ランドリー兼脱衣室と寝室の間には家族4人分の衣類をまとめて収納するファミリークロークがあります。
ランドリーで干した衣類をハンガーにかけたままファミリークロークに移動させるだけで洗濯後の片付けが完了します。
「ベッドより布団が好きだけど、歳をとったら起き上がるのが大変」という奥さまの要望に応え、寝室にはベッドと同じくらいの高さの小上がりを設けました。
小上がりの下にはシーツやパジャマなどをしまう引き出しがあります。
このほかに、子ども部屋として使う個室を2つ造りました。春から1人暮らしを始める上のお子さんの部屋は、家族兼用の多目的室にする予定です
Kさんご夫妻にお話を伺いました
Q 渋谷建設との出会いは?
奥さま 外出した時、たまたま渋谷建設さんの現場の前を通りがかり、おしゃれな外観に魅かれて足を止めたのがきっかけです。「この会社なら理想通りの家を建ててくれる」とピンときて、函館の2024年モデルハウスを見に行きました。
Q 他の会社の住宅は見ましたか?
奥さま 函館の住宅展示場などを見て回りましたが、大手ハウスメーカーの住宅はみんな同じような感じに見えました。渋谷建設さんが建てた家は住む人らしさが感じられて個性的です。
Q 渋谷建設を選んだ決め手は?
ご主人 渋谷社長の人柄です。出来ないことは出来ないとハッキリ言ってくれるところが好印象でした。予算の話をした時、最初に「詳しくお話を伺った上で見積もりしてみないと坪いくらになるかわからない」と言われたことを覚えています。
奥さま iezoomのインタビューで、渋谷建設さんで新築した方が「工務店を経営している義父が『道南圏で家を建てるなら渋谷建設がいい』と教えてくれた」と答えているのを見て、同業者がすすめる会社なら間違いないと思いました。
Q どんな家が理想でしたか?
奥さま 木を生かした山小屋風の家です。大きな三角屋根に憧れていましたが、予算的に難しく、渋谷社長がコストを抑えた片流れ屋根を提案してくれました。
Q 間取りについては?
奥さま 歳をとっても暮らしやすいオープンな間取りの平屋を希望しました。
ご主人 もともとこだわりがなかったので「玄関のそばにトイレを造って」とだけお願いして妻に一任しました。
Q 木のオーダーキッチンも素敵ですね。
奥さま 渋谷建設さんのモデルハウスで見たホテルライクなグラフテクトキッチンも素敵だけど、私がイメージしていた昔懐かしい感じの家には木のキッチンが似合うと思いました。
当初は既製品を選ぶつもりでしたが、渋谷社長から「グラフテクトと同じくらいの予算でできる」と聞き、オーダーすることにしました。
Q 太陽光発電の設置は考えていましたか?
ご主人 「創電でランニングコストを大幅に軽減でき、災害時の備えにもなる」と渋谷社長にすすめられて導入しました。
奥さま 設置費用が多少かかっても、光熱費を抑えられるなら価値ある投資です。
ご主人 GX志向型住宅補助金と合わせて、地域材を活用した家と、太陽光発電の設置を対象とした町の補助金を利用できたのが大きかったと思います。
Q 月々の電気代は?
奥さま 11月は1万円くらい。売電の約3000円を差し引くと7000円程度で済みました。ちょっと得した気分です。
Q 施工中の現場を見に行きましたか?
ご主人 前の家から近かったので散歩がてら毎日のように通っていました。大工さんも協力業者さんも、気さくで信頼できる人ばかりです。
奥さま 建築関連の仕事をしていたという年配の男性2人が現場を見て「この家は断熱がしっかりしているから暖かいよ」と太鼓判を押してくれました。
Q 実際に住んでみた感想は?
奥さま 家事がしやすい家です。特に家事カウンターがあるランドリーと水回りのそばのファミリークロークに助けられています。渋谷社長夫妻と現場の大工さんが私たちの注文に快く対応して下さったおかげで後悔のない家づくりが出来ました。
2026年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。