ガルバリウムだけど手作業の優しい風合い
Nさまファミリーが音更町内の住宅街に新居を完成し、引っ越ししたのは2017年7月でした。男の子2人の元気な声が聞こえるマイホームの住み心地を伺いました。
外観はガルバリウム鋼板を板金職人が一枚一枚手作業で加工する「横はぜ葺き」を採用。ガルバリウム鋼板は無機質でシャープな印象が強い建材ですが、全体を牛乳パックの様なデザインにすることで、人の手で作られた柔らかさになると考えました。「職人さんは大変な作業だったと思いますが、良い感じになりました」と振り返ります。
N邸は平屋建てですが、高さは地面から最大約6.3メートル。カーポートもあって大きな家という印象です。
玄関を入ると正面には中庭。室内の日当たりや風通しを良くするには大きな窓を設けるという選択肢もありますが、それは同時に防犯上、そしてプライバシー確保という意味ではマイナスに作用することもあります。中庭なら、そういう面をあまり心配せず屋外の光や風を取り込むことができます。
白を基調とした廊下。天井が高い家なので、デザインのバランスを踏まえ室内ドアもハイスタッド品を採用しています。
家族が集う居心地の良いリビング
天井が最大4メートルもの高さがある一階リビングです。開放感と見晴らしも魅力です。
平屋建てにしたのは、家族のコミュニケーションを重視したからです。「私も子どもの頃、学校から帰ったら2Fの子ども部屋にすぐ籠もることがあって・・・。家を建てるなら、わが子の様子を見守りやすい平屋の家が良いなと思っていました」と話してくれたのは奥様。ご主人も「敷地にゆとりがあるし、普段は庭仕事もあまりしないつもりなので、敷地を大きく活用したい」とのことで、プランは平屋を選択しました。
兄弟が遊んでいる様子がキッチンから見渡せます。
室内扉の色とキッチンの面材は色合いを揃えています。
リビングに併設された3・7帖の小上がりスペース。畳の下は収納としても活用できます。
仲良く遊んでいます。
寝室。子どもが大きくなったら、子ども部屋として部屋2つにセパレートすることも想定してドアを2つ設置しています。
平屋ですから、リビングのほか、寝室や子ども部屋、ユーティリティも全て1階にあります。
石井建設をお選びいただいた理由
2人目のお子さんが生まれることが分かり、子育て環境を良くしたいと、注文住宅を建てることを決意されたのは2年前でした。
ハウスメーカーのモデルハウス、住宅展示場なども見に行きました。そんな時に、ご主人の職場仲間が石井建設で家を建てたと聞き、家を見せて貰ったところ、室内のデザインや細かい収まりなどが丁寧だと感じたのが石井建設に好印象を持ったきっかけでした。
そのお宅とは別に、地元の方から「石井建設は仕事が丁寧だし、大手ハウスメーカーより価格面でも魅力あるよ」という話も聞きました。
タイミングよく石井建設が開催したオープンハウスを訪問。後日、石井建設から届いた手紙を見て、奥様は石井建設に興味を持ちました。
「インターネット全盛の時代に、直筆で、しかも商売っ気の無いお手紙を頂いて、素敵な人だなと思いました。その後の打ち合わせも、妊娠中で、子育て中なのを配慮してくれて、子どもが昼寝をしている時間帯に打ち合わせにきてくれたり・・・そういう石井さんの人柄が石井建設に惹かれた最大の理由ですね」と話してくれました。
3歳のたける君。自分で手洗いもできます。大工の西保さんに現場で遊んで貰ったことも楽しい思い出です。
光熱費削減も重視
ご主人「住宅の高気密・高断熱、そして光熱費の削減は家づくりのポイントの一つでした。窓はトリプルガラスを採用し断熱性能を強化。その一方で、日射取得が期待できる南面窓はペアガラスにすることで、日射取得も重視しました。リビングには、冬でも暖かい日差しが入り、家族が心地良く寛いでいます」
暖房はパネルヒーターをメインに、キッチンは床暖房、そして冷房用としてリビングにエアコンも設置しました。熱源は、ハイブリッド給湯・暖房システムを採用。空気の熱を利用する「ヒートポンプ」と、熱効率が高く、ガスを節約できる「エコジョーズ」の両方の機能を持ち、エコを実現するだけでなく、ガスと電気を自動で最適運転する経済性も高い暖房・給湯器です。
ユーティリティにあるピーエスのタオルウォーマーは、ご主人がデザインが好きで採用。
丁寧な打ち合わせと高い住宅性能に満足
ご主人は「間取りや仕様など、石井さんとの打ち合わせは何度も行いました。着工してからも、例えば窓や収納、コンセントの位置、そしてクロスの色決めなどは、ほとんど現場で決めました。石井さんや大工さん、クロス屋さんや電気屋さんなどプロのアドバイスもいただきながら決めました。ハウスメーカーで建てた場合は、着工前にほとんどの事は決めてしまうことになると聞きますが、石井さんは施主が一番判断しやすい状況ができるまで決定を遅らせて、施主の要望を第1に考え、臨機応変に対応してくれました」と話してくれました。
写真:北郡慎也(北海道住宅新聞社)
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